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24歳の一般人が港区に自宅を買うまでにやったこと

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こんにちは、たぱぞうです。

今回は私が24歳で港区に自宅を購入するまでの軌跡をみなさんにお届けしたいと思います。私は若手社会人こそ賃貸でなく物件を購入して欲しいというポジションを取らせていただきます。(この辺りはまた改めて別noteを書きたいと思います!)

大事な前提としてお伝えしておきますが両親や親族、その他周囲からの資金援助は受けておらず、全て自分の資金と住宅ローンで物件を購入しています。

それでは、具体的にどのような流れ実際に物件を買うことになったのかお話しさせていただきます。



事前.手付金となる現金を貯金する

住宅を購入するにあたり、基本的には住宅ローンを組んで購入することができますが、購入時の一部費用については現金を準備する必要があります。
一般的には物件価格の8~10%と言われています。諸費用も住宅ローンに組み込んでもらうこともできますが、最低でも手元に100〜200万円は
準備しておいた方が良いです。

ここがハードルになってしまう方もいると思いますが、逆にここを乗り越えられればあとは自分次第でなんとでもなります!今貯金が全くないという方はまずここから始めましょう!

ちなみに私は物件購入時50万円だけ現金を使いました。(手付金)
かなりレアケースだと思うのでもう少しあったほうが安心です。。


1.購入マインドをつくる

時期:社会人1年目(夏頃まで)

私がまず初めにやったことは、自分で家を買うことのメリットを頭で理解することです。
家を買いたいと思う方はまずここからスタートだと思いますが、ここではあくまでも頭で論理的に理解するだけで良いと思います。実際に物件を購入するフェーズになると大きな買い物になるので少なからず本当に良いのかな?と思うこともあると思います。そんな時になんでこの物件を買う必要があるのか、買うことでどんなメリットがあるのかに立ち返ることで適切な意思決定ができると思います。

私は幸いにも周囲に不動産売買の仲介になった友人がいたり、少し先輩が物件を購入していたこともあり、自然と情報に触れて早く自分も物件を購入したいなと思うようになっていました。時期としては社会人になってすぐぐらいから夏頃にかけてでした。


2.内見に行ってみる

時期:社会人1年目夏〜2年目冬

次に行ったことは、実際に物件を見に行くことです。
当時振り返ってみると本当に薄い知識で内見に行っていて、見たところでこれを買って良いのか悪いのか、全く判断できない状態でした。
ただ、何件か見させていただく中で、仲介さんから物件について説明を受けたり、自分で疑問点を解消していくことで解像度がわかりやすく上がって行ったのを鮮明に覚えています。
私はもう少しどんなところを見ながら内見すれば良いのかを学ぶべきだったかも、と考えていますが当時の行動が決して間違いではなかったと思っています。

もちろん、実際に物件を購入するにあたり、考えなければいけないこと、学んでおくべきことはありますが、一人一人知識の量や、大事にするポイントは異なると思いますので、まずは勇気を持って実際に内見に行ってみると良いと思います。行ってみるとかなり楽しいですよ!

私は紆余曲折ありながら、自宅を購入するまでに35件の内見を経験しました。毎回対応していただいた仲介さんに心から感謝です。


3.予算とエリアを決める

時期:社会人2年目春ごろ

実際に物件を見ながら行ったことは予算とエリアを決めることです。
予算については仲介さんにアドバイスをもらいながらでしたが、年収の6〜7倍の金額をイメージすると良いです。(月々の返済比率なども関係してくるため、一概には言えませんが)

また、それと同時にどのエリアで探していくかを決めていきます。
私は初めからここだ!というエリアがあったわけではなく、かなりブレながら(笑)決めました。
当時私の中では都心ど真ん中がいいけれど、その中でも落ち着いているエリアというざっくりなイメージで探していました。

最初は新宿御苑エリア、次に千駄ヶ谷エリア、次に日本橋エリア、そして最後に田町、三田エリアと言うように移り変わっていきました。

最終的に田町、三田エリアで購入できて本当に良かったと思っています。
エリア決めでも1記事別でかけそうなのでまた別noteにしたいと思います。


4.エリア内の相場を掴む

時期:社会人2年目春〜夏(エリアが決まったタイミングで)

資産になる自宅を買うためにはこのフェーズは避けては通れません。実需の不動産を買うのに1番のリスクは「高値づかみ」です。
物件の本来価値より高く買ってしまい、売却するときに多額の費用がかかってしまう、と言うことだけは避けなければなりません。特に若手のうちに購入する物件はライフステージの移り変わりとともに住み替えていくことを前提としたいので、より一層、手放すときのことを考えて購入する必要があります。


具体的には検討しているエリア内の物件情報を全てExcelなどに吐き出して数字で比較していきます。不動産にはさまざまな変数があり、一概にどの数値がどのような影響をしているのかと断定するのは難しいですが見えてくるものは多くあります。
私は以下のように数字をまとめていました。(おかげで検討していたエリアについては物件概要を見るだけで買うべきなのかどうかがある程度検討できます!)

モザイク強めですみません…項目だけご確認ください!

5.金融機関の仮審査を通す

時期:社会人2年目秋ごろ

この辺りまで来るとかなり購入が現実的になってきますね。
この時点で本命の買いたい物件がなくても住宅ローンの仮審査を通しておくことがとても大事です。みなさんの不動産に対する知識がついて、変えるような状態になったとしても近年の都心不動産市況では買いたい!と思った物件はあっという間になくなっていきます…。それだけライバルが多くて買うが難しいです。最初は本当に買ってもいいのかな…?と不安を抱えながらだと思いますが、しっかり知識と行動を積み重ねていると、早く買いたい!に変わっているはずです。(逆に不安があるうちはまだ買うべきタイミングではないと思います。)

話はそれましたが、ライバルが多い状況で本当に欲しい物件に出会ったときに必要なのは「買える人」だと仲介さんにアピールすることです。
仲介さんは契約時の手数料が成績になるので買える人に時間を割きたいと思うはずです。(当たり前ですよね)その際に切り札になるのはこの物件で〇〇銀行から融資内諾をもらっています。と伝えられることです。
私も購入するときに別の物件で審査をしてもらっていて、審査途中で現在の自宅に出会い審査を切り替えてもらいました。

時系列的にはここになりますが、仮審査は予算決めにも関わってくる部分なのでもう少し早めにやっておいても損はないと思います!


6.物件申込&契約

時期:社会人2年目冬

いよいよ、物件申込と契約です。
ここに買いていますが、実は今の自宅を購入するまでに3度物件申し込みをしています。過去2回は社会人2年目の夏頃でいずれも購入できず(他の方に購入されてしまった)でした。
この頃には知識も経験も身についていたのでなんの不安もなく、早く契約をしたい!この物件しかない!とワクワクしながら内見に行ったその場で契約をしたのを覚えています。
ちなみに私が内見したのは内装リノベーション中でまだどのような内装になるのか分からない状態で買付申し込みをしました。

内見&申し込みをしたときの様子

無事に一番手で申し込みができ、住宅ローンも承認が降りて契約&引渡しとなりました。私は自宅を買うぞ!と考えてから1年半ほどかかってしまいましたが、かなり時間を使うのでもう少し短期集中でできると良いなと思いました。(私は不動産が好きになってしまったので全く苦ではなく次の物件を探す活動をずっとやっていますが笑)
また、親御さんから反対される、パートナーから反対されるなどもよく聞くハードルです。この辺りも難しい問題ではありますがメリットを伝えて理解してもらうor事後報告にするなど工夫できるところはあると思います。

今回は一連の流れでザザッと説明をさせていただきましたが、家を買うぞと決意してから実際に購入するまでの1年半ほどでたくさんのことを学んできました。ポイントポイントでここは注意しておいた方が良い、こんなところを見ていたと言うところがたくさんありますので次回以降細かくnoteにさせていただきたいと思います。


このnoteが少しでも参考になりましたらハート、コメントを残していただけると嬉しいです!  発信のモチベーションになりますのでぜひお願いします!  それではまた次回のテーマでお会いしましょう〜!

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