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占い師とは

占い師とは何ですか。
人の悩みに対して占術を用いてアドバイスをする仕事、とか?
目に見えないものを言い当てる?

言いたいことが相手にちゃんと伝えられるコミュニケーション力も必要なので、高いスキルが求められる仕事だとも思う。

なぜ占い師をテーマに書こうと思ったのかというと、最近気になることが2つ起こったからだ。小さなことではあるけれど、私の中で「占い師とは??」と思う出来事だった。

まずひとつ目。
今月イベントを開催するのだが、そこでマルシェ的なことも行う。私は来場者の皆さんに楽しんでもらいたくて、占いの出店者を探していた。知人に二人紹介してもらったので、まず一人の方に打診したら快諾していただけた。
そして二人目の方に打診したところ、こちらも快諾。

そして私は二人に、それぞれの占い師さんが出店することを載せたポスターを作り、確認のために送った。
すると一人目の方から
「少し考えさせてください」
と返事が来た。本当にこの一文だけ。

当然私は「ああ、この人はもう一人の人が苦手なんだ」と想像する。
そして考えた。
占い師の仕事って、人を良い方向に導くものだと思っていたが、こういう文章をまだ面識のない私に送ってくるんだ、、と正直驚いた。

そんなDMをもらったので、ポスター作成の予定があるため明日中にお返事いただきたい旨のメールを送った。すると翌日「そのまま出店でお願いします」と返事が来た。しかも夜の11時半に。
確かに明日中とは言ったが、それはギリギリすぎる。しかし時間を言わなかった私も悪いので、そこは我慢する。

これ、一般の方とのやりとりなら全く気にならない。
だが肩書きをつけた瞬間に、それは仕事ですからね。

そして二つ目。
これは私が体験したことではなく、うちのスタッフからの又聞きなので事実とは多少異なっているかもしれない。

占いにハマっている彼女は、毎日SNSの生配信している占いを見ている。

先日、いつものように生配信を見ていたら占い師の先生が急に「今、私狙われてる!」と言い始めた。
同じ時間に見ていた参加者の一人が「私、見えます。何かが先生の方に飛んでいっている」
先生「私のことを妨害しようとしている人がいる。実は相手が誰だかはわかっている。あの占い師です!」
あの占い師とは、以前は交流があり仲が良かった。しかし何かのきっかけで恨まれるようになり、ことあるごとに自分を妨害してくる。。。。。。。。

という話までしたらしい。
うちのスタッフは、大真面目にその話をしてくれた。
「占い師ってすごいです、遠隔からでも攻撃されるのがわかるし、それを斬る儀式までできるんですよ。先生が心配。。。」

何を信じるかとか人の自由ではあるが、正直言ってその話は茶番としか思えなかった。
なぜなら、占い師の原理原則から外れているから。
人を不安にさせたり、疑心暗鬼にさせるのは方向違いだろう。

あの人が嫌い、合わない、攻撃される。
思うのは自由だ。でもお客の前で口に出したらダメでしょ?
そのくらい自分の感情や考えをコントロールできなくてプロの占い師なんですかと問いたい。むしろそれが戦略なのか?であればそれは洗脳だと思う。

うちのスタッフは、今度その先生と対面で見てもらうらしい。そのために有給休暇をとり、車で何時間もかけて会いにいくのをとても楽しみにしている。

2つの事柄を知り、占い師とは何だろう?と思ったし、プロとはどうあるべきなんだろうという学びになった。
自分もこの先、肩書きを持ってひとり商いをしていく目標があるので、常に意識していきたいと思った。




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