見出し画像

ジャスパーシステム機能説明書 「履歴・グラフ集計機能」

この説明書では
「履歴・グラフ集計機能」
について説明します。

区切り線 操作説明書

「履歴・グラフ集計機能」でできること

1 物件毎の料金変更やイベントを、履歴として記録していくことができます。
2 指定した日付の4週間前と4週間後の計8週間分の予約の状況を、一日ごとにグラフで集計します。
  (金額・予約時間・予約件数を予約サイト毎に色分けで表示)
3 指定した日付の4週間前と4週間後の合計を集計します。
  (金額・予約時間・予約件数)

料金やリスティングの変更による予約状況の変化を、ひと目で把握することができます。 施策の効果検証がかんたんにできますので、効率よくレンタルスペースの運営ができるようになります。

操作方法(動画説明)

外観

PriceHistory のシートを選択します。

画像2

① 履歴一覧 →実際に手入力する箇所はここだけです。
② 振込予定金額 グラフ
③ 予約時間数 グラフ
④ 予約件数 グラフ 
⑤ 振込予定金額 集計表
⑥ 予約時間数 集計表
⑦ 予約件数 集計表
⑧ グラフ作成ボタン

詳細説明

① 履歴一覧
実際に手入力する箇所はここだけです。

画像10

A列 日付 「西暦4桁 / 月 / 日」の形式で入力します。
B列 スペース名 Masterシートに登録している物件名(検索キーワード)を入力します。
→A列とB列だけ記入すれば、グラフの集計を行います。

C~F列 スペースマーケット、スペイシー、インスタベース、自主集客の価格を記入。
→価格ではなく、その物件でやったことを記入いただいても構いません。
例)2020/3/8 マグリブの物件でインテリアの写真を入れ替えた 

画像13

②~④ グラフ

画像14

指定した日付を真ん中に、左側に指定日より4週間前、右側に4週間後で、日にちごとに棒グラフで集計してます。
各ポータルサイト毎に色分けして積み上げてますので、サイトごとの傾向とその日の合計がひと目で分かります。

このグラフを ②振込予定金額 ③利用時間数 ④予約件数 で集計しております。

⑤~⑦ 集計表

画像5

列ごとに、指定した日付から前の4週間分、後の4週間分の合計と、変動率を集計します。
行ごとに、自主集客・スペイシー・インスタベース・スペースマーケットの集客サイト別の集計と、最後に一番下の行ですべての合計を集計。
変動率は前の4週間分と後の4週間分が同じなら100%とします。
130% と表示されていたら、前の4週間分の合計に対して30%増。
逆に 80% と表示されていたら、前の4週間分の合計に対して20%減となります。
この表を ⑤振込予定金額 ⑥利用時間数 ⑦予約件数 で集計しております。

⑧ グラフ作成ボタン

画像11

①の履歴から一行クリックして、この「グラフ作成」ボタンをクリックすると、グラフの集計が始まります。

操作方法

実際の操作方法はこちらの動画を参照願います。

⑧の「グラフ作成ボタン」を押した時、このようなメッセージが表示されましたら、こちらの手順 に従って、「Googleアカウントの承認」を行ってください。

画像15

活用事例

「ナナボシ」の物件で7/14に値下げを行いました。
この前後8週間(6/16-8/11)の一日ごとの売上状況を集計し、値下げの効果を検証します。

画像3

①の履歴から7/14「ナナボシ」の行をクリックして、⑧の「グラフ作成」ボタンをクリックします。

金額の集計です。
値下げ後、自主集客はなぜか50%減ですが、スペイシーで2.5倍、インスタベース2倍、トータルで32%収益が改善。

画像4

画像5

予約時間の集計です。
スペイシーで2.5倍、インスタベース2.3倍、トータルで70%増えました。
手数料の高さのため、収益額の増加率は予約時間に比べてどうしても落ちてしまいます。

画像6

画像7

予約件数の集計です。
スペイシーの予約件数が顕著に増えているので、今までスペイシーの相場では値段が高かったことが分かりました。
自主集客はもともとスペイシーやインスタベースより値段が高いので、値下げとは関係ない別の要因があるのではと考えます。

画像8

画像9

この機能により、料金・リスティング変更などの施策の効果が、かんたんにわかるようになります。
本機能が、効率良いレンタルスペースの運営の一助になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?