見出し画像

【エッセイ】雨の世界。

雨が好き。

都内は土砂降りの雨な1日。
気温も下がり年末に向かっているような感覚。
11月も残り1週間。
年の瀬が迫っている。


昔から雨が好きで、特に雨の日のドライブは好きだった。
よく親にせがんで行ったもの。
親は運転しにくくて嫌と言いながら車を走らせてくれた。

特にどこに行きたいわけでもない。
ただただ雨の中を走るのが好き。
雨を弾くフロントガラス。
水たまりに反射する世界。
水しぶきをあげて走る車。

どれも好きだった。

学生時代も部活が休みになるので好きだった。
学校終わりに遊びに行ったのも良い思い出。
部活は部活で楽しかったが、雨で休みと分かった時の高揚感は計り知れない。

ただ雨の中で校内でする筋トレも好きだった。
普段走っては行けないと言われるところをダッシュしたり。

どうやら自分はいつもと違うということに高揚するようだ。
日常の中の非日常。
世界を多方面から見ることに意味を持っているのだろうか。

一つの事柄を多方面で考える能力をクリティカル・シンキングという。
雨であったりは、強制的にクリティカル・シンキングになるから好きなのか。
いつもの光景が強制的に変わり、変わった視点になる。

明日の世界はどんな世界だろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?