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【韓国生活】韓国在住歴6年目が考える海外生活を楽しめる人の特徴4選
こんにちは、韓国生活6年目のソンチです。
気づけば来年、韓国生活は7年目に突入!
この6年、SNSを通じてや仕事絡みで、同じ日韓夫婦の方と出会う機会もたくさんありました。
しかし一定数は韓国の愚痴を言っている人がいたり、韓国の生活が合わず、最終的には帰国していってしまうこともありました。
一方で、今仲良くお付き合いしている友人たちは、韓国という異文化の中でも自分らしく、前向きに生活を楽しんでいる人たちです。
こうして韓国にきて色々な方と付き合う中で、異文化になじめる人、なじめない人には決定的な行動・思考の違いがあることがわかってきました。
今後留学や海外移住を計画している方、海外でなくても見知らぬ土地へ行くことになった方へ、少しでも参考になれば幸いです!
失敗を恐れず言語を使えるようになる
海外に住む以上、その国の言葉が話せるのはマストです。
自分の身を守るためでもあり、生活していくには不可欠だからです。
私は移住直後はあいさつと「マシッソヨ」しか言えず体当たりでしたが、本当は前もって勉強しておくのがベストです(悪い例)
しかし、語学を立派に習得しているのに、それを活かせていない人をたくさんみてきました。
せっかく語学をマスターしても、実践を積まなければ、生きた言語を使えるようにはならないです。
たどたどしくていいから、まず勇気を出して現地の人と話してみることが大切です!
お店で何か注文してみる(タッチパネルでないお店)
そのついでに店員さんと会話してみる。このお店は日本人はよく来ますか?とかでもいいです。
孤独感も解消するし、会話が成立しキャッチボールが続くと自信にもなります。
そしていつの間にか、
たどたどしい外国語が通じなくてイライラされる・・・
発音が変だと笑われる・・・
外国人とバレて現地の人にじろじろ見られる・・・
そんなことどうでもよくなってきますよ!
【TIP】
韓国は食堂とかだとおば様が話しかけてくれたりしますが、ご年配の韓国語は聞き取りづらく、また相手も外国人の韓国語を聞き取れないことが多々。
できればカフェなどで、若めのスタッフさんとかと話すとスムーズなコミュニケーションがとれるはずです。
「好き」という気持ちが、良い環境を引き寄せる
ちょっとスピリチュアル&センシティブな話で恐縮なのですが。
引き寄せの法則、というのは本当だと思う出来事がありました。
私の知り合いの日韓夫婦の先輩数名は、長年韓国に住みながらも
「韓国が嫌い、日本に帰りたい」とか「韓国のココが嫌だ」とかそんなことばかりをいつも言っていました。
(だからこの人たちとは合わないな…と今では疎遠です)
日本人嫌いの反日の人に遭遇することが多いことも相まって、という感じのことを言っていました。
しかし私はこの6年間の間、反日の人と出会ったことは一度もなく、むしろ皆さん私が日本人だからとほんとにいろいろ助けてくれます。
相手を好きになれば、相手も自分を好いてくれるし、嫌いになればそれは相手にも伝わる。
それがこの体験から実証されました。
出会いはただの運、ということもあると思いますが、移住するその国や土地の文化を、好きになることは意外と大事ということは、はっきり言えます!
日本と比べず、異文化を楽しむ
上記の話と連動しますが、海外生活において最もナンセンスといえるのが「日本と比べること」です。
実際私も移住後はそういう時期があったし、今でもメンタルの状態によってはそう思ってしまうこともあります。
日本は特に、道がきれいだったり、便座があったかかったり、コンビニのクオリティが高すぎるなど、離れてみて身に染みるすばらしい文化がたくさんあるのがいけないんだ・・・!
しかし、一番近い海外の韓国とはいえ、日本とは違う国。
同じわけがないのです。
国が成り立ってきた歴史も違うし、受けている教育や触れてきた文化もまったく異なるのだから、違って当たり前。
それをわかって異文化に飛び込んでいるのは自分なのだから、それを直視して受け入れられる部分であれば受け入れる。
ちょっと無理かも、と思う部分もうまく折り合いをつけながら、生活するのがコツだと思います。
異文化の違いを楽しめない人は、海外生活は向かないかなぁ、と。
【TIP】
ちょっと無理かもな文化に出会ったとき、私は「いったんそういうものだと受け止めるけど、100%は理解できない」と説明を夫や友人にしています。
普通はそれで「そりゃそうだよね」と言ってもらえます。それで怒る人はクレイジーな人だと思うので、関わらないほうがいいでしょうw
結婚移住の場合、パートナーに依存しすぎない
私の場合はパートナーがいるので、単身での海外移住に比べると、サポートが受けられるだけいいと思うかもしれません。
しかし、うちの夫は移住後ほとんどサポートなしで、ろくに韓国語も話せないまま韓国企業に就職しました。
今思うと、それがよかったのです。
今では一人で難しい行政系の手続き以外は、大体なんでも一人でできるようになりました。
できるというと完璧にできているように感じるかもですが、実際そんなことはなく失敗も多いw正しくは自分でやってるみようになったですかね。
自分でできそうなことも、夫に頼む人が意外と多く驚きます。
例えばメニューの注文や、電話など。特に電話は日本人の気質なのか、嫌がって夫に丸投げしてる人が多いです。
もちろん、夫を頼るのはいいことだし、海外から来ているのだからある程度のサポートは夫の義務であるとも考えています。
韓国の場合だと、保険の加入や本人認証が必要な電話など、夫に代わってもらえない出来事も発生します。
また子供がいれば、ますます1人でもなんとかしないといけないことは増えるはず。
最初から自分でやってみようと思わず、なんでもかんでも夫に丸投げしていては、自分も成長できないし、夫側もどんどん負担になります。
移住後間もない時期はそれでもいいですが、何年もたつと、夫もさすがにそろそろ自分でやってよ・・・と思うもの。
だったらはじめから、できることは自分でやる!をやっておいた方が、後々お互い楽ですし、自分も伸び伸び生活できるようになりますよ!
まとめ
以上、異文化になじめる人、なじめない人には決定的な行動・思考の違いについて書いてきました。
ポイントは、
・言語を使うときは失敗を恐れない!
・その国を好きになる!
・日本と比べない!
・パートナーがいる場合は依存しすぎない!
海外への移住を前提で書きましたが、日本国内でも進学や就職、転勤や結婚などで全くなじみのない地域へ飛び込むことになる方にも、共通するところがあると思います。
その時はこの4つのポイントを思い出してもらえると、きっと新生活もいいスタートが切れるのではないでしょうか・・・!
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