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情報リテラシー論 02

今回のブログでは、主に震災とインターネットの関係性について書いていきたいと思います。

1995年に起きた阪神・淡路大震災では、大きな被害をもたらし日本を震撼させた大災害であると同時に、普及し始めたばかりのインターネットの利便性が大きく注目されるようになったきっかけでもあります。
当時のインターネット利用者はかなり少なく、あまり普及していませんでしたが、被災者の人々の安否確認、被害の情報共有において力を発揮しました。

ではインターネットや携帯電話がより普及した2011年ではどうであったのか。東日本大震災が発生した当時のインターネット状況について調べてみました。


さらに情報共有がしやすく


携帯電話のワンセグ機能などによってテレビを見ることができ、それらで情報を収集した人や、メールなどで安否確認をした人などがいたことがわかりました。

また、X(当時はTwitter)での情報共有など活動も活発になりました。被災地域の自治体アカウントの一日あたりのツイート数は震災発生以降急増し、震災前と比べて約十倍にもなりました。それに伴いフォロワー数も約十倍へと跳ね上がりました。インターネットがより普及し、情報収集において大きな役割を果たしていたことがわかります。

被災地域の自治体アカウントのツイート数の推移

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h23/html/nc143c00.html


問題点も


しかし、東北地方では通信ケーブルの一部が地中で切断され一時的にネットワーク機能が低下するなどの問題が発生しました。

また、被災現場にいない人々の善意による言葉や情報が、実際に被災した人々が必要としている情報を押し流してしまう事態が発生したり、デマ情報が拡散されたりなどの問題も発生しました。
震災時のインターネットを利用にはまだまだ課題があると考えます。


まとめ


日本は地震大国であるため自然災害とはこれから先も向き合っていかなければなりません。インターネットがさらに普及した今、うまく活用することができれば情報を集めやすくなり、被害を最小限に抑えることも可能だと考えます。
しかし便利である一方、誰もが簡単に発信できるようになった現代でどのように活用していくべきか、考えていかなければならないと感じました。



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