情報リテラシー論 12
今回の授業では、若者のラジオ離れについて学びました。
テレビや紙媒体同様、スマホ普及によってもともと存在していたメディアは今淘汰されかけているように感じます。
しかし今までテレビや紙媒体において
本当に人は離れていっているのかについて調査したときには、意外にも多くの人から関心を集めており、一概にも離れているとは言えないことがわかりました。
過去に比べて利用者が減ってしまったという現状はあるものの、未だに根強い人気があるんですね。
そのため今回は、本当にラジオ離れが起こっているのかについて調べていこうとお思います。
(過去にテレビ離れ、紙媒体離れについてまとめたブログがこちらです。)
調査
今回の調査ではこちらのサイトを参考にしました。
まずはラジオ聴取(接触)率についてです。
このグラフから分かるように年々聴取率は下がっていることがわかります。
また、年代別、性別別のデータを調べてみたところ、13〜19歳は男女ともに16%、20代は男女ともに15%前後。30代は28%(男)・20%(女)、40代は29%(男)・26%(女)、50代は男女ともに30%以上、60代は45%以上と年代が上がるにつれて聴取率が高くなっており、年齢層が高いユーザーによってラジオ界は支えられていることがわかります。
このデータのみを見ればラジオ離れが進んでいるとも言えると思います。
しかし、このようなデータも見つけました。
ラジオの聴取率が下がっている現状があるのにも関わらず、ラジオ広告費は増加傾向にあるのです。他のメディアは減少しているのにも関わらずなぜ増加しているのでしょうか。
その一つの理由として、ラジオアプリ利用者がかなり大幅に増加していることが関係しているのではないかと考えます。
スマホで手軽にラジオが聴けるようになった今、企業側がラジオの影響力について目をつけた結果広告費が上がっているという現状があるのではないでしょうか。
まとめ
今回のラジオ離れにおいても広告費が上がっていたりアプリの利用者が増えていたりなど一概に人が離れている、関心が失われているとは言えないことがわかりました。
私自身、昔はラジオ機器でないと聞けなかったラジオも、スマホで聴けるようになったことで、身近で手軽のものとなり週一回は必ずラジオを聴いています。
私のようにスマホとうまく融合したことで、ラジオを身近に感じ始めた若者は多いのではないかと思います。
やはり現代のメディアにおいてはどれだけうまくスマホと向き合えるかが大きな鍵となっていそうです。