情報リテラシー論 10
今回の授業では、SNSと現代社会との関わりについて学びました。
最近では、SNS内で話題のものがそのまま若者内での話題のものとなり、多くの流行はスマホの中に存在しているとも言えます。
主に流行のきっかけとして大きな力を持っているのはTikTok。
TikTokでバズった楽曲はそのまま音楽チャートでも上位を取り、TikTokで話題の人物はそのまま芸能界入りするという流れが最近では多くなっています。
それだけTikTokは現代においてかなり大きな力を持っていると言えます。
ではどれだけ力があるのか。事例とともに調べていこうと思います。
まずは広告について。
一目でわかるように、アプリが開設された2019年に比べて2023年現在の広告売り上げはかなり高く、約40倍に跳ね上がっていることがわかります。
グラフが右肩上がりになっており、勢いそのまま2024年には235.8億ドルまで上がると予想されています。
いかにTikTokでの影響力が高いかが伺えます。
とある研究によるとTikTokは他のSNSに比べて衝動買いをしやすいようです。
そうともなれば、企業側がTikTokでの広告に力を入れるのにも納得できますよね。
次に音楽について。
https://youtu.be/9MjAJSoaoSo?feature=shared
こちらの楽曲。知っている方の方が多いのではないかと思います。
「香水」はインディーズレーベルからのリリースでもなく、CDを発売しているわけでもないのにも関わらず、TikTokでのバズりがきっかけにより超話題曲となりました。
瑛人さんはその年の紅白歌合戦に出場することにもなり大きな話題を呼びましたね。
この事例だけでもTikTokは音楽界にも大きな影響力があることがわかります。
また、現在の日本で最も聴かれている音楽トップ100とTikTokで使用されている楽曲トップ100を見比べて見ると
半分の楽曲がTikTok内で多く使用されていることがわかりました。
曲が話題であるからTikTokでも話題になっているのか、TikTokで話題になっているから曲も話題になっているのか。その相互関係まではわかりませんが、互いに大きく影響しあっていることはわかりました。
まとめ
最近ではテレビで勝負していたアーティストたちもTikTokでバズることを意識した楽曲を制作したりなどの動きが見られます。
若い世代に楽曲を聴いてもらうためには、TikTokで話題になることが登竜門となりつつあるのです。
事例を調べていく中で、TikTokがいかに影響力が高いかがわかりました。
上手に活用していくことが今後大きな鍵となりそうです。