リモートデュエマ配信テスト
はじめに
今回リモート対戦の大会テストを行った上で思ったことなど簡易的なレポートとして纏めたいと思います。
大会のマッチングだけではなく今回はより大会をやっているという感覚を強めるために仮想フィーチャー席を設けた配信も平行して行いました。
僕自身手探りでやってますのでこれが最適解という訳ではありませんが何かのお役に立てましたら幸いです。
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配信環境
使用ソフト
・SwissTournamentDirector(スイスドローマッチングツール)
・Open Broadcaster Software(配信用ツール)
使用配信サービス
・Periscope(Twitter上でそのまま見ることができる配信サービスです)
使用したBGM(有り無し自由)
・日本ファルコムゲームBGM(ファルコム音楽フリー宣言を参照)
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事前準備がいるもの
OBS側の配信フレームの作成
当日は突貫で組み立てたので結構荒が目立ちました。
見やすさにも直結するので時間使ってでも良い形の物を仕上げるのが良いと実感しました。
フレーム案①(今回はこちらを使用)
フレーム案②
フレーム案③
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実際に行った際の状態
時間がかかる項目
・大会初戦基本ルールなどでトラブった際のアフターケア
・先手後手の決定
・フィーチャー席のカメラ調整
・PeriscopeとOBS間の認証エラー
・先手後手の決定
スムーズに行えた項目
・スイスドローの結果処理
オフラインの大会であれば対戦表の印刷を行う必要があったがオンラインだけで済むリモートでは作成したイメージをサーバー内に張り出すことで作業が終了となる。
加えて結果報告用紙も基本不要となるためこの手間も必要なくなる。
イメージデータなのでそのままTwitterで組み合わせ発表や順位発表も行うことができる。
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めちゃくちゃ忙しかった作業
OBS対戦画面の取り込み設定
OBSのフレーム設定時にプレイヤーごとに映る範囲の差が現れるため枠に収めるのに時間がかかる。
特に縦で映るプレイヤーと横に映るプレイヤーが同時に集まった場合は本来1ウィンドウで済む部分を分割して2枚で構築するため通常の倍時間がかかる上に見栄えも悪化する。
実画面と配信画面の確認
実画面と配信画面では音量などが異なってくるためこまめに確認することが望ましい。
僕はスマートフォンとPCで別々のイヤホンを付けながら両音声と画面の確認を行っていました。
確認の際にはPC表示後から数秒遅れて配信画面が表示されるため設定変更した際にはきちんと確認できるまでラグ分を待つ必要がある。
ルールミスの発生
対戦時にルールミスが発生した場合にテキストチャットの場合書き込んでいる間にその盤面は進んでしまうため基本的に止められない。
マイクオンにすることで介入することも考えられるがマイクをつけた際にデスクトップ上音声を拾ってハウリングする。
このような問題はカジュアルイベントであるゆえにスルーする、もしくは厳密に処理したいといった場合であればボタン一つでベルやブザーなどの音を割り込ませれる環境を作ることが望ましい。
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