セブン-イレブンの今川焼き

2020年7月8日(水)

起きたのは5時?ともかく早かった。目が覚めてしまう。もう寝ていれない。なので起きる。こうなったのは半年?一年?いつからか、眠りが浅くなった。年取ったせいだ。

今日は休日だったのもあり、ヒゲは剃らず、歯磨きだけした。そのうちごはん食べて、そのついでに洗濯機回して、雨はひどく強い、洗濯機は2回回した、量があったわけじゃない、雑巾、足拭きなどを普通の下着なんかとは別にしたから。それでコインランドリー行って乾かした。コインランドリーからの帰りの頃にはもう登校時間で、お子たちがおり、彼らが通り過ぎるのを待ったりしなきゃなんない。学校がずっと休みだった頃は、子供たちの登校、下校時間を気にすることなくクルマの運転が出来たのはなんとなしに気軽だった。

午前中、昼に掛けてくらいか、特に後半はセブン-イレブンで買った冷凍うどん、アルミホイルに入り、そのまま火に掛けるタイプのやつ食いながら「特捜部Q カルテ64」見てた。特捜部Qシリーズは映画作品、これで4つとも見た。完成度は1作目が高くて、2、3作目は足し算でトピック盛ってるようなのが透けて見えてしまい、でもまあ刑事コンビに魅力があんで見てて面白くはある、それが4作目どうかなと思いながら見てたら、趣向を変えてデンマークの暗い過去への告発という社会的なテーマ、そしてまた移民問題というアクチュアルのそれが、盛ってる風ではなく、展開して、最後も良かった。これは見てよかった。

午後は何してたかなあ?夕方にNetflixで「ホットファズ」見た。「ホットファズ」は公開以来、見よう見ようとして、最初の方だけ見たことは2、3度、それが今日になりようやく最後まで見ることが出来た。解放感。達成。

あとは録画した「100分de名著」、『共同幻想論』第1回見たり、NHKオンデマンドで「アナザーストーリーズ」の『岸辺のアルバム』の回見たりもした。『共同幻想論』採り上げんのはいいね。でも更に望むのは女性の、フェミニズム的な読みの出来るもんやって欲しいんだよねえ。中々そのへんはやんない。教養というと男のそれ、みたいなのの延長線上で番組が無意識のうちに組み立てられてるせいじゃないかと思うんだ。がんばって欲しい。

先日注文したPC用の外付けBlu-rayが届いたんで、旧パソコンから動画、長いのもある、そのへんを今使ってるPCへとBlu-ray Disc経由で移動。こういうことは中々取り掛かれない。今日やれてちょっとスッキリした。

あとはラジオも聞いたな。普段は運転しながらが多い。それだと聞きやすい。家の中にいるとラジオは後回しみたいになってしまう。聞きながらツイッターとかやっちゃうし。集中して聞けない。気が散りがち。クルマだと、その点、耳を傾けやすい。でもたまに自分で考えてることに埋没して、気がつくとぜんぜん聞いてなかった、みたいな場合もある。

朝、コインランドリー終わりに、コインランドリーの正面にあるセブン-イレブンで買物したんだけど、エコバッグは忘れない、昼用に上記のうどんと鶏つくねの揚げ物(冷凍)、それと冷凍の今川焼きも買った。セブン-イレブンのこの今川焼きは1分ほどチンすればよく、そして味がいい。美味い。ああなんかそうだ、今朝、朝食食いながらはParaviで「マツコの知らない世界」、フレンチトーストのそれを見てたんだ。そんな真剣にじゃなく。

うちには今、おれの部屋にFire TV StickとChromecast、甥っ子のいる部屋にChromecast、下のダイニングキッチンにChromecast、と4台ほど、なんかTVに繋げるもんがある。自室ではAmazonプライムをホーム画面にしてる。なのでChromecastは要らないんだけど、前にYouTubeがAmazonプライムで純正のが見れなかった時には重宝してたんだよな。今は使ってないや。なら、外したほうがいいか。あと、ダイニングキッチンでは一人でメシ食うタイミングではふつうにTVなんか見たくどもないので、なんかしらNetflixなりなんなりをスマホ持ってって、Chromecastに繋いで見てる。

夕食の時にはレモンサワー飲みました(宝焼酎の「味が変わる!?レモンサワー」。これは美味い)。酒飲まくてもいいのに、飲んじゃう。酒って、酔うとか以前に習慣で口にしたくなるのがよくない。酔う気持ちよさも大してないのに。

風呂は自宅にいて、休みだと、大体夕方に入る。仕事の時は帰ってきてすぐ。けど、20年前、30年前にはどうしてたのかとかって憶えてない。20年前、30年前、40年前のモーニング・ルーティンとかも。いつどうして何でヒゲ剃ってたのかとか。毎日の、なんでもないことって後からだと記憶がない。

今日はがんばって日記なんか書いてみた。しばらく前に依頼に応じて左右社から出た「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」というやつに日記を数日分書いたけど(みんな読んでね、いしあいひでひこ名義だ、探して)、それ以来だ。日記ならまだ書けるかもな。テーマのあることとかは構えちゃって難しい。日記でさえ、つい億劫になりがちなのに。けど書きたい気持ちはずっとある。ほんとは小説が書きたい。描写や文章のうねりを書き記したいんだけど、いかんせん、そういう能力には全く書ける。自分の身の回りか、なんかしらの意見的なもんとか映画の感想ならば書けるけれど、そうじゃない、書く先から文章を生み出し続けてくようなもんがほんとは書きたいんだ。フィクションということではなく、なんていうか、いや、フィクションじゃあないと、そこへ到達出来ないんだが、ともかくうねり、グルーヴだろうな、要は、それを表現したくて。演奏の体での文章。なんつかイメージとしては大江健三郎の「万延元年のフットボール」。あれ。あのめちゃくちゃ読みにくいのに、読んでくうちに、その文章の込み入った感じとうねり具合が気持ちよくなってくるやつ、あれ、やりたい。描写か。それがおれには出来ない。自己心情しか、基本、書けない。人と人との間にある感情の機微、それが映画でもなんでもいちばんに好きな割に、自分ではそれが表現出来ない。自分に閉じたものしか書くことが出来ない。不可。あとカメラワーク的な描写も。映画なんか人の顔映してるだけでよかったりするじゃん。あれの文章版をやってみたいが、おれには到底無理だ。そこにあるだけでグルーヴが立ち上がる。その、”そこにあるだけで”の”だけで”を表現する能力がない。思考がぐるぐるしてるだけで、そういうのなら幾らでもこうして書けるのになあ。自分の思考のぐるぐるは別にいつも頭の中がそうだってだけでしかないので、そっちはネットに書き始めてもう20年以上書いてるから、そして書けるのが分かっているから、別に気にするほどのもんでもないんだけどさ。そうじゃなくて、そうじゃないモンが書きたい。楽器演奏するみたいに。

いいなと思ったら応援しよう!