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スカイバレーヒルクライム出場

西吾妻スカイバレー

レースの舞台は福島県北塩原村、俗に裏磐梯と呼ばれるエリアにある元有料道路である「西吾妻スカイバレー」です。
年輩の方には「バレーライン」と呼ぶ方もいます。(一部の看板にも「Valley Line」と書いてあったりする。)

スカイバレーの名所・東鉢山七曲

コースについて

公式には距離約16km標高差580mと謳っていますが、実際には15km570mくらいです。

そして、前半6.5kmがアップダウンありの平坦区間、中盤2kmが緩い上り勾配区間、後半6.5kmが平均7%で470mくらい登る区間になるので「平均3.6%か~」とか考えていると痛い目を見ます。

本コースの実際の高低図

エントリーにあたって

前日、プレステージで150km3300m登るのが確定していたので結構悩みましたが、今回はタイムは狙わず大会存続のための賑やかし的に頑張ろうという気持ちでエントリーしました。

実際、エントリーしたのは締め切りの一日前でした。

移動

例によって当日移動です。
プレステージの前日受付、プレステージ当日、そしてスカイバレー当日と3日連続日帰りで裏磐梯です。
賑やかしと言いつつ、この3日間全然買い物も何もしていないことに今気づきました。
今度食事でもお土産買いにでも行きます……

受付とWU

受付は6:00~、スタートは7:50なので一応スタート1時間前にウォーミングアップ終わらせたいなとか考えて受け付開始時間前に到着するようにしました。
地元民にはありがたい当日受付です。
ただ、今回運営が変わったからか時間になっても受付の設営がされておらずちょっと遅れての受付開始でした。

ちなみに、富士ヒルと違って距離も短く標高差も少ないので下山荷物も預けませんでした。
天気悪かったらウィンドブレーカーを背中に入れて走るつもりでしたが、幸い穏やかな空模様だったのでそれも無しです。

今回は友人の依頼で走行動画を撮影する予定だったので現地で合流、GoProを取り付けてもらいました。
カメラの分、重量は増えるけど今回はタイム狙わないし、動画撮影というかGoProにも興味があったのでちょうどよかったです。

あーでもないこーでもない図

エアロハンドルを使っていますが汎用のマウントで取り付けできました。
(今はGoProより欲しいものが色々あるので動画はまだ先になりそうですが。)

どーにかこーにか取り付けた図。
お辞儀対策は定期的な目視確認と手動補正。


その友人に車の鍵など預けてウォーミングアップに行きました。
予定よりちょっと遅くなったので15分くらいで心拍上げて軽く汗かく程度にしましたが逆にちょうどいい感じだったと思います。
そして、やはり前日の疲れは残っている感じでした。

ここ最近はスマホも重量増を懸念して置いていくことが多かったんですが前述の通りタイム気にしていないので頂上で記念撮影出来るようにバックポケットに入れていきました。

やらかしに気づく

同じカテゴリに出る同級生の隣が空いてたのでそこに整列し開会式を待ちます。

ここでやらかし。
タイム計測用のチップを足につけ忘れました。
2017年に富士ヒル初参加した時以来、7年ぶりのミスです。
今回は下山荷物を預けなかったので車に入れっぱなしだったので富士ヒルの時に比べたらまだマシですが、車の鍵を預けたことを忘れて駐車場に行ってしまい、さらに友人に連絡がつかなくて会場に戻るハメになるも見つからず、かなり焦りました。

ようやく見つけ出して車に取りに戻り足に巻き付けもう一度会場に行った頃にはスタートまで10分を切っていて移動開始直前でした。
なんとか間に合って良かったです。
この手のセンサーは受け取ったらすぐ付けないとだめですね。
前日受付だったら自転車に巻き付けておくとかした方が良さそうです。

付け忘れたセンサー

スタート~平坦区間

開会式が終わったらスタート地点へ移動し、定刻通りスタートしました。
タイムは狙わないけどレースは楽しみたいので平坦は先頭引いても良いかなと思ってました。

同カテに速い知り合いやそのチームメイトがいるのでその集団に乗り、いつも一緒に練習している友達を全力で引くつもりで頑張りました。

平坦の終盤までは集団前方に展開しあわよくば終始3、4番手に居たいな~と虫の良いことを考えていましたがそううまくはいかず、気が付けば2番手に上がっていました。
ここまで上がってしまうと先頭交代しないわけにはいかないので前の人の合図とともに先頭を引きます。
平坦の終盤くらいのタイミングでの交代だったので、まあまあいい感じに集団に乗れたとおもいました。
先頭に出たあと、アップダウンの下りを全開で飛ばして上りに入る手前で後ろに下り、登りに入る集団を見送りました。
俗にタレたとも言いますね。

そして私のスカイバレーヒルクライムはここで終わりました。

(このタレ方)お分かりいただけるだろうか

登坂区間

平坦で(脚が)終わったので登坂区間はのんびり行きます。
とはいえ、なるべく踏める範囲で踏んでコンスタントに登りたいところ。
結局はいつもの通り、斜度のきついところはそれなりに、緩いところでしっかり踏むという感じです。

スカイバレーの登坂区間は序盤は緩いとことキツいとこが交互にきて、中盤長めに緩いところが来たあとは終盤までキツいとこが続き、最後にほぼ平坦になります。
この中盤過ぎのキツいところ、具体的には路面のペイントで5km~7kmのとこで頑張れるとタイムも期待できるんですが、キツいのでケイデンスが落ちるんです。
そして前日にアウター縛りなんでやったもんで、当たり前ですが「低ケイデンス筋」が疲弊しきっていて……もうどうにも踏めませんでした。

逆に中盤の長い緩い区間はアウターでそこそこ飛ばせましたが。

最後の平坦は流してゴールしようと思ってアウターでちょこちょこと踏みました。
すると、ゴール直前に今回出走を見送った友人が応援に来てくれてたので、奮起してスパート!
ただまあここだけ頑張ったところでやっぱりタイムはアレなのでした……

振る舞いのコーラが美味い

記録

そんなわけで、タイムとしてはPR出した去年の3分落ちの50分ちょいでした。

strava上では50分切ってるけど公式では50分13秒

感想

レース内容はともかく、スタート前やゴール後に知り合いとワイワイできて楽しかったです。
天気も良かったですし。

走っている時は「今年は平坦遅いな?」って思っていましたが、終わってログを見返してみるとここのセグメントで自己ベストが出ていたのでかなり速かったようです。
平均243W(3.57倍)でした。

もう少し頑張れたはず


先頭になってからもう少し根性見せられれば良かったなと思います。
あと、どうせならもう少し知り合いで固まって漢引きを見せられたら良かったなと思いました。

登坂区間は平均217W(3.2倍)でした。
ちなみに昨年は239W(3.7倍)です。
今のFTPが250W(3.67倍)くらいなので仮にベスコンでもPRは出せたかは怪しい気がします。
富士ヒルより痩せたとはいえ、やはり体重をなんとかしないとです。

今年は運営が変わったり他のレースと丸かぶりだったりで大変だったようですが、スカイバレーヒルクライムは私が初めて出たレースで思い出深いので今後も継続して欲しいですし継続する限りは出続けたいですね。

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