富士ヒル参加と反省会
富士ヒル
6/2に「富士の国やまなし」 第20回Mt.富士ヒルクライム、通称・富士ヒルに参加してきました。
前回までの記事で目標82分とか81分30秒とかなんだかんだと言っておりましたが、結論から申しますと「1時間42分」つまり102分でした。
昨年比で体重が大体7kgも増えて、それが一切減少しない時点でなんとなくこんな結果になるんじゃないかなという気はしていましたが、なんというか悔しいと思う資格すらもないように感じます。
そういうわけで腐っていてもしょうがないので何がダメだったのか振り返ってみましょう。
レースについて
今回はzwiftでお世話になっているNICOとMBCで集団を組み、公式90分ペーサーに付いていく作戦でした。
そこで不肖私めが90分組のリーダーを務めることになったのですが、段取りミスで公式ペーサーに合流できないというやらかしをしてしまいます。
スタッフに聞いた「ペーサーの人はスタート時に合流するので最後尾(グループ)にいてください」という情報の意味を取り違えてしまい「最後尾グループ」ではなく「文字通りの最後尾」に位置取りしてしまったことではるか前方にいるペーサーに合流できない事態となってしまいました。
つまり「最後尾グループスタート時にペーサーが合流するので最後尾グループの先頭にいないとダメ」だったわけです。
その結果、リアルスタートからペーサーに合流するためにパレード区間でスルスルっとなるべく前に移動し、計測開始からはFTP〜L5(平地換算だとずっとL5)でひたすらチームメンバーを引きました。
そして、なんとかペーサーに合流は出来たもののそこで半ばオールアウト状態になり千切れてしまうことになりました。
その後は単独で淡々と登りましたがどんどんパワーが出なくなり、100分超でゴールとなりました。
朝まで降っていた雨が上がって昨年ほどではないにしろほぼドライコンディションという好条件だったのに悔やまれてなりません。
書いててちょっと悔しくなってきました。
反省点と対策
体重が増えすぎ問題
冒頭にも書きましたがやはり一番の要因はこれに尽きます。
昨年の同時期に63~64kgだったのに対し、今年は70~71kgと大幅増でした。
レースでもこの重さで必要以上に激しく消耗してしまったと考えています。
パワーも上がっているけどそれをカバーできないほど重かったです。
その体重ですが、記録を辿ってみると昨年9月頃までは維持できていたのが10月以降どんどん増えています。
この時期に何があったのかというと、ヒルクライムシーズンが終わり、マラソンにシフトしはじめた時期と合致しています。
それまで週に10時間以上行っていた運動がこの頃から10時間未満になる週が出てくるようになり、ムラがありながら減少傾向になっています。
自転車を減らした分、ランニングを増やせればよかったのですがそこまでのモチベーションが保ってなかったんだと思います。
10月の鶴マラが終わると運動時間減少に拍車がかかり低空飛行が続くようになりました。
しかし、運動は減っても食事の量は減らないので体重は増すばかりでした。
2月は福島復興RRSVRが始まったり定例グループワークアウトが始まったりいわきサンシャインに向けて悪あがきのダイエットで運動時間が増えたので体重増加も一旦は止まりました。(減りはしませんでした。)
しかし、3月は年度末で忙しさとストレスによる過食のダブルパンチでとうとう70kg台が当たり前になりました。
4月は定例グループワークアウトが増えたのと気温的に外で走る機会が増えたのとで前月比で倍以上乗り込みましたがなぜか体重増加は止まらず、過去最高を記録していしまいます。
ここでバセドウ病の薬の効きすぎを疑い、主治医に相談して減薬を始めます。
5月以降、減薬が効き始めたのかわずかに痩せ、そのまま維持して現在に至っています。
また、あまりにも痩せないのでこれとは別に3~4月の約2ヶ月間ラーメンを封印してみたんですが効果はありませんでした。
5月はレースに向けてカフェイン断ちをするため、エナジードリンクを封印しました。わずかに痩せたのはこれがちょっと効いてたかもしれません。
これらをまとめると、太った要因は主に3つあると考えます。
1つ目は「中途半端に他の競技に手を出さない」です。
マラソンに挑んだことは後悔していませんし、むしろとても良い経験が出来たとさえ思っています。
なんならまたフルマラソンも走りたいし、富士ヒル前には「来年は函館マラソンもありかな」なんて思っていました。
しかし、今は富士ヒルに未練たらたらなのでまたランにシフトしてもモチベーションが保てず、運動時間を減らすことになってしまうことは明白です。
少し悩みますが、富士ヒル一本に絞ってトレーニングを続ける方が自然と運動時間が確保されてカロリー消費出来るのではないかと思います。
2つ目は「食事」です。
やはり人間の体は食べたもので出来ています。
まずは食べたもののレコーディングを行って傾向を把握し、あわよくば「記録するのが面倒くさいから良くわからないものは食べない」ようになれればいいと思います。
食べることは好きで極端な食事制限は逆効果ということを経験しているので、なるべくならそういう方向で減量するのは避けたいのですが、やはり基本に立ち返って考える必要はあるでしょう。
例えば、ラーメンは大盛りにしないとかセットメニューにしないとか、運動=外食にしないとか、とにかく間食を減らすとか。
ストレスを食事で解消しようとする行動もなんとかしたいですね。
残業時の夕飯は特に注意です。
食事とはちょっと違いますが、エナジードリンク断ちは継続します。
3つ目は「バセドウ病」です。
※あくまで私の場合という前提です。
バセドウ病が悪化すると食欲が増したり体重が減ったりします。
バセドウ病による体の変化はとても緩やかです。
気がついたら悪化しているし、薬を増やしてもすぐに改善されるわけではありません。
特に気をつけたいのが「ダイエットによる体重減少」と「悪化による体重減少」を間違えないことです。
前者の場合は良い傾向ですが、後者だと薬を増やされてしまいます。
治療薬に「太る」という副作用はありませんが、病状が改善して代謝が下がっても食欲が減るのが連動しないので太りやすくなります。
「生活習慣を変えていないのに極端な体重の減り方をする時」は病状悪化を疑って早めに病院に行くようにしようと思います。
富士ヒルまであと12ヶ月あるけど油断せず減量に取り組みます。
テーパリングミス問題
今回、GWに結構乗り込んだりしたつもりだったりその疲れが抜けにくい自覚があったりしたので2週間前からボリュームを減らしてみましたが、これは良くなかったかも知れません。
というよりも、ボリュームを減らしすぎた感があります。
前回のログを振り返ると、1週間前まではメニューを変えず、最後の1週間だけボリュームを減らしていました。
来年は年齢的にももっと疲労が抜けにくくなると思われるので、テーパリングのみならずフィットネスの積み重ねや週の負荷なども考慮して富士ヒルに向けてスケジューリングしようと思います。
トレーニング強度設定不足疑惑
FTP計測を怠っていました。
福島復興RRSVRなどで疲れが残ることが多く、再計測のために疲労抜きする時間を惜しんでしまい計測ではなくワークアウトした時の主観的強度から推定という形でFTPを上げたりしてました。
しかし、どうもこれが現状よりも少し低い数値になっていた疑惑があります。
私はバセドウ病の治療の一環で動悸を抑える薬を飲んでいるので心拍が上がりにくい状態になっていますが、それにしても心拍が低いなという時がありました。
薬のせいで心拍数と主観的強度が一致しないので「主観的強度から推定」という設定方法は無理があったと思います。
FTPを最適に設定できていたらもう少しレースになったんじゃないかなと思いました。
そういうわけで早速FTPを測り直しました。
もし下がっていたらとりあえず現状維持にするつもりでしたが、ちょっと成長してたのでそのまま設定を反映しました。
現地で食べ過ぎ問題
前日夜はホテルのバイキングが美味しくて2周半してしまいました。
また、夕飯前の空腹状態でコンビニに行った結果、ノンアルビールとお惣菜系おつまみを買ってしまい、おつまみの消費期限が翌日に持ち越せなかったのでバイキング後で満腹だったにも関わらず勿体なくて詰め込んでしまいました。
さらに翌朝は「勝負飯」とか言ってコンビニの牛焼肉丼を食べたのですが、今まで買ったことがないものだったので予想外に量が多くて朝から満腹になってしまいました。
今は反省しています。
来年は食べ放題には行かないようにします。
コンビニにも空腹状態では行かないようにします。
現地での情報収集不足問題
当日朝にzwiftチームのメンバーと合流したので、記念撮影したり積もる話もあったりして時間が押してしまいました。
その結果、冒頭に書いたようにペーサーと共にスタートすることが出来ず、合流するために余計な脚を使う羽目になりました。
もし来年も同じような作戦で行くのであれば、早めに会場入りして情報収集・スタートへの整列を行うようにする必要があります。
感想
レース自体は目も当てられない結果に終わって反省することばかりですが、それでもNICOやMBCメンバーに会えたり少しでも一緒に走れたのは良い思い出になりました。
特に今回はMBCチームジャージというスペシャルなジャージで走ったことで今までボイチャとメタバースでしか会ったことのないメンバーにレース中声を掛けてもらったりして、千切れて折れかけてたモチベーションを上げることが出来ました!
また、地元から一緒に参加してくれた週末〇〇メンのM氏が初出場にも関わらず86分という好記録でブロンズを獲得してくれたのがとても嬉しいです。
そういうわけで、また来年も参加しようと思います。
目標は再びブロンズ獲得!
あわよくば体重58kg!