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ハローワークの失業保険手続きで人と接する事の大事さを実感した話

8月末で正式に定年退職して約2週間、
元会社から離職証明書(確かにこの人は会社を辞めましたよと言う証明書)が届いたので、ハローワークへ行って失業保険の手続きをした

地域のハローワークと言ってもこれまでお世話になった事がないので、Google mapで場所を検索してみると、最近よく行くホームセンターへの道沿いにあった
今までは用が無かったので何の建物か気にもしなかったが、確かに人の出入りが多かった気がする

久しぶりにやらなければならない手続きができて、少しウキウキしてる自分に気づく
普通は役所に出向いたりするのは面倒だし、初めての事には気が重いはずなのだが...
よっぽど暇なのか、人との関わりに飢えているのか 笑

受付の女性に9月から失業したので手続きに来た事を伝えると、丁寧に分かりやすく、これからの手順を説明してくれた。
多分この人も毎日何十人も自分みたいな人に同じ説明をしていてこんなに上手く説明ができるんだな〜なんて思ったり

先ずは登録をするのに紙に書くか、スマホで入力するかを選ぶ様に言われたので、自分はアナログ派ではない、とは言わないけどスマホでの登録を選ぶ
席に座ってじっくりやるつもりが老眼鏡を忘れてきたではないか!最近は老眼鏡をかける程近くを長時間見る事はないので、つい忘れてきてしまった。目を細めてギリギリボヤけた文字を追って、時間は掛かったがなんとか登録できた(見栄を張ったからには諦める訳にはいかない)
番号札を渡され席で待つ様に言われ席につく

辺りを観察すると、10名ほどいる職員に順番で呼び出される様だ。職員は若い女性から年配の男性まで幅広い年齢層で構成されていたので、どうせなら怖いオジさん職員より、優しい女性職員の方がいいなあとかおもったり

10分もすると中堅の40代の女性から呼び出されて席につき、丁寧に挨拶をした。
知らない人と向かい合って話をするのも久しぶりだし、しかも先方が主導なのも新鮮だ

彼女にしてみれば、向かいの席についたオジさんは、禿げかけた坊主頭に無精髭姿で、夏休み明けの小学生くらい真っ黒に日焼けしている
修行中のお坊さんか、年季の入った漁師に近い
自分で言うのも何だが、決して積極的に関わりたくない人相なので、出来るだけ好印象に映る様、丁寧にしかもニコやかに挨拶した訳だ
まともな人と思われたければ、ヒゲくらい綺麗に剃ればいいのに と言われかねないけど...

担当の女性からこれまでの職歴とか希望の職種などを聞かれ、出来るだけ歯切れ良く明瞭に答える様心掛けた
彼女にしてみれば聞くべき事を事務的に聞いてるだけなのに、自分にしてみれば、久しぶりに人からあれこれ質問されるので、まるで自分に興味を持ってもらっている様な錯覚になり、答えるのは大変楽しかった
最後に少し雑談をして終わったが、社会に交わると言う事は楽しい事だなあ!なんて思ったりする

最後に失業保険認定審査官?みたいな人と面接をして次回の出頭日を言い渡されて終わった。ここでも出来るだけ明瞭に丁寧に受け答えをする様心掛ける
こんな不労の人相悪いオジさんでも、ついこの前までは一社会人として働いてたぞ!と思われたい自分がいる 笑

今日は久しぶりに役所へ出向いて手続きをして、初対面の人と話したのだが
適度な人との関わりはやはり必要だし、楽しい事だと思える一日でした

おわり

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