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【60歳一人旅】③トプカプ宮殿に感動 イスタンブール

イスタンブール滞在 2日目
昨夜は毎度のトイレで一度起きはしたが、6時までぐっすり寝れた。
7時過ぎにホテルを出て爽やかな風の中
今日の目的の場所、トプカプ宮殿に向かい歩いた。
トプカプ宮殿とはオスマン帝国時 歴代の皇帝とお妃が住んでいて、帝国の政治が行われていたお城だ。
私はオスマン帝国外伝と言うドラマで第10代スルタン スレイマンとお妃のヒュッレムの生涯を400話近い物語を観てすっかりファンになり、この宮殿を訪れる事は今回の旅の一大イベントとなっていた。

向かう途中 カフェでコーヒーを飲んだ。
普通日本で飲んでるコーヒーはカフェアメリーノと言うみたいだ。

爽やかな朝、美味しいコーヒー


門に近づいて行くと「9時オープンだから そこの公園で待ってくれ」と門番に言われたので(多分そう言ってる)
屋台で売っていたシミットを買って食べながら待った

シミットは一つ50円 硬めのゴマパン

9時ぴったりに門が開いてセキュリティ チェックを受けて中へ入った。
日中はひどく混むらしいがまだ人はまばらだ。
中へ進むと宮殿入り口前に庭がありチケット売り場が見えた。
入場料は年々値上げしているらしくかなり高額だが、ここはスレイマンの家に遊びに行くのだからと、奮発してハレム見学付きの入場券を購入し1番乗りで入門した

ドラマに何度も出てきた門。今は門を通るのに1500リラ(8500円程)支払う


チケット売り場と門の間で、日本語訳の説明スマートフォンを無料で借りれる。
「各見学場所の説明ボードに書いてある番号を借りたスマホに打ち込むと日本語訳してくれる」と係の人に英語で説明を受けたが理解するのに時間がかかった。
この英語がすんなり分かれば日本語訳なんていらない気がするが

まずはハレムに直行だ。

左側がハレム入り口


ハレムとは皇帝に仕える奴隷の美しい女性達が3-400名生活する場だ。
ヒュッレム皇帝妃はスレイマンからの寵愛と類稀なる才覚で正妻となった唯一の妃らしい。

やはり朝一なので空いていてじっくり見れた
ドラマのお陰でどう言う使い方をしてるか想像がついて感動した

皇帝と夜のお勤めを指名された側女が歩く道(と思う)
この時代にお湯と水が出ていたのか?蛇口が2つ付いてるお風呂の給油口
側女達が寝起きしていた部屋
このおじさんは仕切っていた宦官長か?

9時に入って全体をぐるっと回って13時頃出た。もう後半は人だらけで歩くのもやっとな程だった。
スレイマンやヒュッレム達が見ていた同じ景色を見れたのと、絶大な権力を持ち続けたオスマン帝国に感動!来て良かった!と思った

宮殿からボスポラス海峡を見渡す

トプカプ宮殿を出ると隣はアヤソフィアがあるが既に長蛇の列と強力な日差しと暑さで並ぶ気がしなかった。
アヤソフィアはパスしてその向こうのブルーモスクへ向かう。

アヤソフィアを望む


スルタンアフメフトモスクへ行くと
観光客は14:00から入場と待たされる。
待つ事1時間余り、好天に恵まれここもかなり暑いが日陰はカラッとしてる

日陰の場所で観光客は静かに待つ


観光客は別の側門から入場せよと案内された。こちらは現役のモスクなので入場料はなかった。別名ブルーモスクと言われるので内装はブルーのタイルで埋め尽くされ綺麗だった。

ただただ美しい


近くの資料館がスレイマンの最高側近イブライムパッシャの住居だった所らしく、スレイマンの妹ハティジェ皇女とドラマのなかで多く出てきた場所だ。イブライムの顔を浮かべながらその場を後にした


ホテルへ戻る途中、グランドバザールがあったが休みの様で門が閉まっていた。
開いてる門が違う場所かと暑い中ぐるぐる回ったがどこも開いてなかった。残念!
代わりにエジプシャンバザールと言うのがありそこを通って見物し、サバロールを食べて戻った

エジプシャンバザール


焼いた鯖が入ってる



今日も老体に鞭を打ってよく歩いたなと満足の一日でした。

次回に続く

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