「ころねこ」第1回 ちいさな港
はじめまして。猫とお酒が好きな手描き染め作家・イラストレーターの山口です。こちらの記事に目をとめてくださってありがとうございます。
「ころねこ」って何!?と思いましたよね?
ころころの猫?
名前が「ころ」?
クジラの「コロ」?あっ、これは酒の肴ですね。
実は、サイコロの「ころ」です。
サイコロを振って出た目に合わせて行き先を決めて、実際に足を運んでその地域の風景を描いてご紹介します。
さて、第一回目の目的地を決めましょう。
先ずはサイコロで関西2府4県から一つ選びます。
チンチロり〜ん。
最初の数字は「1」大阪です!
注)ほんとうに振ってます。^^;
大阪といっても広いので、次に市町村を決めます。
では、第2投目。チンチロり〜ん。
「6」
大阪狭山市・河南町・島本町・高石市・豊野町・東大阪市・守口市の7候補。
注)くどいようですが、ほんまに振ってます。
続けて3投目。チンチロり〜ん。(ここは8面サイコロ)
「4」!「高石市」に決定〜!
さて、高石市はどんなところか、ちょっと調べてみると、阪神高速湾岸線で関空方面に走ると途中に見えてくる工場地帯があるあたり。(関西以外の人わかりませんね、、すみません。。汗)まぁ、工場萌えな風景がある所です。
そんな工業地帯が広がる近代的な街かと思えば、平安時代の「延喜式」にも名がある「高石神社」や「大鳥羽衣濱神社」などが今にのこる歴史のあるまちです。
訪れたのは2月某日。冬晴れで季節外れの暖かな日でした。
住宅街をてくてく歩いていると、やたら大きなお家が目にとまります。
どうやらその昔「綾井城」というお城があったそうで、今ではお寺となっております。そのお寺のご本尊が見つかったと言われる壕がひっそりのこっています。
城下町のなごりなのか、辺りにりっぱなお屋敷が点在していて、もう、どこから隣かわからへんくらい塀が長いお家も。
そんな御屋敷街から海の方に向かって歩くと、かわいい駅舎が。
「南海高師浜駅」
ステンドグラスのあるレトロな駅。なんとなくおしゃれ。
市のHPをのぞくと⋯なになに、高級住宅街として開発された周辺の街並みに合わせて⋯ここもか!
そんな駅をあとにてくてく行くと「浜寺公園」の案内。
開園は、なんと明治6年! 古い! 鬼滅より前の時代!(最近ハマってます汗)
浜寺公園の中央入り口はお隣の堺市。ちょうどまたがっているんですね。
この辺りは大正〜昭和初期には別荘地で、浜寺海水浴場は夏場大変にぎわっていたそうです。どうりで、この辺りも立派なお家が⋯と思っていると、おしゃれな色のおしゃれなお家からおしゃれな人がおしゃれにお出かけされた。
質素ながらセンスがいい人。 ステキだ。。
その方のおうち探訪をしてみたい誘惑にかられながら公園を散策し、海沿いを歩いてしばらくすると、ちいさな漁港に行きあたりました。
人気のない小さな港。いい雰囲気。
記念?すべき第1回の「ころねこ」はその港を描いてみました。
その作品がこちら|ちいさな港・大阪府高石市高石漁港
高石市は、海も近く大きな公園もある、とても住み心地の良さそうな街でした。
お昼に食べた小さなハンバーグ屋さん、美味しかった^^
ころねこは今後おおよそ2〜3週間毎にご紹介できればと思っておりますので、
どうぞお楽しみになさってください。
最後までご覧くださりありがとうございました。