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最強の思考方法 天才の原理「コラム」

驚きと生きる!
イチゼロシステムのゆうさんです。

楽しみにしていた「ハック思考」本を読み終えました。
なんというか、驚きは無かったように思います。。。
良い内容ではあると思うんですが、ハックという言葉に期待をし過ぎたのかもしれません。
逆に、何が期待外れだったのか理解したい気分です。

「ハック思考」もそうですが、こういったビジネス書の様なものには共通点があります。
それは、いわゆるクリティカルシンキングです。

クリティカルシンキングとは、「モノを疑いの目で見る」ような思考方法です。
「批判的思考」とも言います。

とは言え、単純に否定したり反対したりするという考え方ではなくて、議論の前提条件が「本当に正しいのか」と疑問を持って考えを深めていく方法論です。
例えば、「なぜ」を数回繰り返す方法なんかがあります。

物事に疑問を持って、なぜ〇〇なんだろう?と考える事などは、通常だれでもあることでしょう。

では、なぜ、こういった思考方法にわざわざフォーカスするのでしょうか?
おそらく、ほとんどの人は、日常的に「疑問」を持ちながら過ごしていないということが挙げられます。

問題解決を行う場合や、何かを作り出すときにさえ、疑問を持つことは無かったりするんでしょうね。
当然、私もありません。

常に周りに疑問を抱きながら過ごすことは、極めて効率が悪いですしね。

ビジネス書などでは、日常的に疑問を抱く訓練をした方が良いということを訴えている様に思います。

まあ、確かに、ある時「ピン」と来て、1日中それについて悩むことは、しばしばありますし、仕事の中で疑問を持って悩むことは日常的にあります。

仕事柄なのか、自分は疑問が生まれたら、すぐさまかなりの深度で悩むことが出来ます。
でも、それって、方法論ではない様な気がします。

だって、疑問を持つという事は、おそらく、何らかの手掛かりというか、違和感の様なものを感じたから、悩み始める訳です。
「ピン」と来るやつです(笑)

そして、なるほど~と考え込む訳です。

ビジネス書で言っている様に、おそらく日々の訓練によって、そのアンテナは育つのだろうと思うんですが、ごくごく小さな気付きを産む為には、相当な数の「疑問」体験を経なければならないでしょう。

逆に言えば、その疑問体験をこなせば、だれでも驚きの解決策やアイディアを産むことが出来ると言えます。

しかし、そういったクリティカルシンキングの様なものが、日常を豊かにしてくれるのかと言うと、はなはだ疑問です。
日常を本当に面白くすることは出来るのか?
具体的に何が変わるのか?

そういった事は、当の本人にしか分かりませんから、「疑問を持って日常を生活しよう」などと思った事もない私にとっては、比較することが出来ません。(そういったアドバイスはしますw)
今の私でない私を想像出来ないので、説明も出来ません。

あるとすれば、あまりクリティカルシンキングを行わない人が、訓練によって、思考方法が変化したときに、どう面白くなったのか、何が変わったのかを体験すれば、説明を聞くことは出来るかもしれません。

と言いつつ、誰も知らない変化や、面白さを目標にして、日々「疑問生活」が出来るでしょうか?(ゴールが見えない

そして、クリティカルシンキングによって本当に幸せになるのでしょうか?
それは、確実に誰にも分かりません。

したがって、何かに強烈な興味を抱かない限り、いくらビジネス書を読んでも変化や効果は期待できない気がします。

興味を持つとはどういうことなのか?
子供は、好奇心旺盛です。
あれは、興味を持っている状態だと思うのですが、同時に様々なものに疑問も持っているでしょう。

ん?人間は、最初からクリティカルシンキングじゃねえか。
世の偉人の共通点は、クリティカルシンキングにあることは間違いありませんが、知識や体験が増えると、疑問を持つこと自体が無駄になり、こういった思考方法を行わないように成長していくんでしょうね。

よく、クリティカルシンキングとロジカルシンキングが大事だという文章を目にしますが、私は、ロジカルシンキング「論理的思考」ではない人に、生まれてこのかた会ったことがありません。

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