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文明の転換が起こる「コラム」
驚きと生きる!
イチゼロシステムのゆうさんです。
最近、YouTubeチャンネルの動画について、プレゼンテーションとして動画で話すか、ナレーションとして動画で話すか、どちらがいいのか迷ってます。
今回のコロナショックで、都市を中心として人の移動制限が実施されましたね。
目標値は、人の移動を2割に抑えるというもの。
これによって、会社へは週一で出社し、通常は自宅でリモートワークになっている会社も多くあります。
私たちは、これだけの急激な変化を否応なしに迫られる形になりました。
経済も年単位で停滞する恐れが出てきたせいで、仕事の仕方のみならず、生き方そのものも長期的な視点で変化させようという動きも出てくるでしょう。
文明は、今の今まで、都市に集中し密度を上げる方向へ向かっていたと思います。
そして自然との隔離も進めてきました。
それは、自然を守るのと同時に私たちの居住空間を最適化するためです。
高断熱、高密度みたいな。
当然、スマートシティの様なものも、この延長線上にあると思います。
ここにきて、密閉、密集が出来ない状態であるならば、いっそのことその環境への最適化を実現してしまおうというものですね。
都市におけるスマートシティ構想は、このまま実現することなく、低密度方向へ一足飛びに進むかもしれません。
昨今、ネットワーク越しのコミュニケーション割合は、既に生活の大半を占め、低密度方向へ移行する準備も整っていると言えるでしょう。
人間の行うエネルギー消費のうち7割は輸送に関するものです。
人の移動や物の移動。
人類は、これを究極的に減らしていく方向へ一気に舵を切ることになるかもしれませんね。
もっと先の未来で描いていた暮らしが、すぐにでも実現する可能性を帯びてきた訳ですが、
そうすると、完全な貨幣の電子化や行政の自動化は思いのほか変化が早く起こるかもしれません。
コロナ以前の経済や労働環境、居住環境を維持したまま数年を待つというのは、あまりにも現実味を欠きますからね。
トヨタのウーブンシティのような、低密度スマートシティをひな型にした大掛かりな変化を起こしていけるかもしれませんし、トヨタは既に動き始めているかもしれません。
トヨタは、大きな経済力と人材、技術力を背景に、車産業からそれこそ一足飛びに都市産業へシフトするといいうことが起こるかもしれませんよね。
時を同じくして、航空会社や鉄道会社も10分の1に縮小されることをイメージして再編を行う可能性もあります。
雇用を維持しながら待つのではなくて、雇用を別のベクトルに向けるという発想に多くの会社が進んでいくことが予想されます。
窮地に立った人類ですが、多くの問題を抱えたままの文明に対して、パラダイムシフトが起こる凄いタイミングに私たちは生きているかもしれません。
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