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メディア事業のあるべき姿「コラム」
驚きと生きる!
イチゼロシステムのゆうさんです。
ようやく、溜まっていた事務処理のお尻が見えてきた。
後ひと踏ん張りで新しいフェーズの仕事が出来るようになると思うと、とても楽しみになってきたw
YouTubeチャンネル「イチゼロシステム」を開設して、3年半になりますが、メディアを利用したマーケティングや、コンテンツの制作というのを昔から取り組んできたとは言え、YouTubeの様に、自らコンテンツを作り出し発信するというのは、初めての体験でした。
事業というのは、いつも退屈との闘いです。
コストをかけ、クライアントごとのソリューションを提案していくことは、とても面白みがありますが、大抵は思うようにコストをかけることは出来ません。
クライアントに対してカスタマイズすればするほど、パーソナライズすればするほど莫大にコストが積みあがってしまいます。
結局、落ち着く場所というのは、万人が使える方法論であったり、沢山のクライアントを相手にしたプラットフォームを作るみたいな事になります。
最終的に、クライアントごとのカスタマイズやパーソナライズを伴わなくても、成果の上がる提案に収束していくことになるという事です。
上手くいけば、作ったプラットフォームの枠を売れば、どんどん利益が上がります。
昔、汎用的なホテルの予約システムを作って多くの企業に利用して頂いたことがありますが、作ったプラットフォームを維持する仕事というのは、利益は上がるものの、とても退屈です。
世の中の仕組みが変わることで、作ったプラットフォームは突然利益を上げられなくなる事もありますが、こういった事業展開というのは定石でしょうし、効率がいいことは間違いありません。
とは言え、こういった効率の良い方法によって、面白い仕事、すなわち常に新しい提案を高い水準で実践し続ける事は極めて難しいので、結局のところ何をやっているのか分からなくなります(笑)
既存の大手メディアも同じ状態にあるとおもいます。
すでに構築した電波網や、紙媒体の販売網に対してコンテンツを作り、その広告枠をただ売っていくだけのビジネス。
コンテンツを作っている人はある程度楽しいでしょうが、メディア事業として見たときには、ほぼ形を変えずに長い間続いてきたビジネスですから、ある意味金太郎飴の様に、クライアントそれぞれにカスタマイズしたりしない仕事です。
結局のところ、こういった、クライアントから対価を貰って作るソリューションというのは、面白くなって行きませんね。
同時に、せっかく沢山のナレッジ「知恵や知識」が蓄積しているにもかかわらず、それを仕事に活かすシチュエーションは少ないと言っていい。
ところが、自らコンテンツを作り出し、それをマネタイズする所まで自前で可能になってきた時に、ようやく初めてナレッジを仕事に活かすフェーズに入れるビジョンが見えてきました。
要するに、問題や課題に対して、コストをかけてカスタマイズし、パーソナライズできる世界です。
これって何かと言うと、問題や課題に対して究極的に掘り下げられると、それ自体がコンテンツ化していき、やりたい事とコストのバランスが取れてしまうという現象です。
なんだったら、クライアントから直接対価を貰わなくても、そのクライアントに対してコストをかけパーソナライズされたサービス提供が可能になる。
ちょっと分かりにくかったですが、クライアントへ提供される高度なソリューションを無償で提供し、私たちは勝手にマネタイズする事ができる常態です。
ソリューションそのものをコンテンツ化とはどういうものがあるかというと、そこで得た知恵や知識をコンテンツとして発信しマネタイズする様な方法です。
そのソリューションそのものから発生する利益を分配する方法もあるでしょう。
クライアント企業は、無償で行われるソリューションから発生する利益の分配に文句を付けたりしないでしょうしw
こういった形で、今まで実現できなかった真に面白い仕事が出来ていくかもしれませんね。
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