オンラインでライブ感「コラム」
驚きと生きる!
イチゼロシステムのゆうさんです。
新しく、ウェブカメラとしても使えるビデオカメラを注文しました。
これでライブが綺麗になって、そのままソースとして使えるとかだといいな~
先日、テレビのニュース番組で、落合陽一さんとキャスターが、オンライン飲み会のような取り組みを行っていました。
落合さんにはいつも驚かされますが、今回は、分かっていたけど解っていなかった系のことです。
このオンラインビデオ通話では、簡単なおしゃべりをするという内容だったんですが、その中で、落合さんの部屋を紹介しながら、こうでもないああでもないとお話を進めていました。
そしてある時、テレビ局側のキャスターの前に、スイーツとお酒かな?が出てきます。
しかも、なんだか4段ほどもあるおしゃれな棚の様な構造物に入っています。
とにかくおしゃれに並べられたスイーツが目の前に現れてひとまずキャスター感動。
続いて、画面の向こう側にいる落合さんのところにも、全く同じおしゃれな構造物にならべられたスイーツと飲み物が現れます。
そして二度目の感動(というか驚き)が起こります。
この時点でというか、一瞬で「ライブ」ってこれだと直感することが出来ました。
というか、その姿を見ただけで伝わるそのチョイスが凄い。
説明すれば長くなりますが、この面白さや驚きは、ライブでないと味わえないことは分かりました。
同じものを遠くの相手が一緒に飲み食いしている。
もしくは、同じものを共有していることが空間を共有している事になるという面白さ。
なぜこういったことが起こるのかは分かりませんが、とにかく感動し話も弾む(笑)
なんというか、こういうことを当たり前に見つけて実践するというのも素晴らしい。
これまで、ライブ感というものについて考察してみたことはあるものの、いまいちそれが何なのかを理解するまでには至っていませんでした。
どう言うことかというと、ライブ感の高まりそうであろう事を私が行ったとしても、同じ結果が得られるか怪しい状態だったということです。
そのメカニズムに対する理解の深度が浅かったというか。。。
この物質的、空間的共有とでもいえるこの作法は、明らかにオンデマンドビデオでは実現しない感覚を人間に与えることができる。
既存のライブ配信で行うチャットコメントや、それに対する返答も、強くインタラクティブ性を感じるし、対話によってある種一体感は感じることができる。
しかし、本物のライブとの違いは明白で、受ける感覚と感動は全く違うものと言っていい。
落合さんは、そのライブを構成する要素から、この同一のスイーツやお酒、ファッションを取り入れるだけで同じ感覚を発生させるという「実演」によって、ライブ感の重要な要素を分かりやすく伝えている。
もしかすると、イチゼロライブでも毎度、決められた何かを皆が用意し、それを皆で共有したらライブ感は高まるかもしれない。
もっと言えば、スタジオに居る私たちが参加している視聴者の映像を見ることが出来たら、双方のライブ感は更にに高まることになるかもしれません。
映像での参加を希望する視聴者が、100人居たとしたら、目の前のモニターに最大25人表示し、その100人が交互に入れ替わりながら表示されるような仕組みがあると、ライブを行っている私たちにも何か変化が起きそうである。