雨で連想される故郷のこと
今日も雨。
最近、東京は毎日のように雨が降っている気がする。
どうやらそろそろ梅雨の時期らしい。
雨で思い出すのはいつも地元のことだ。
2年前、勢いで上京するまで北陸の石川県で過ごしてきた。
石川はとにかく雨が降る。天気がわるい。
年間降水日数全国1位とかもあるらしい。(嬉しくない)
大学に県外から来た友人はみんな「天気悪すぎて病む」と一度は恨みを呟いてた。(これは本当にみんな言う)
天気については地元から出たことがなくて違和感がなかったのだけど、一日のうち晴れたり雨が降ったり雷が鳴ったりまた晴れたり、友人は「1日で全部の天気制覇したやん」とも言ってた。たしかに言われれば天気が忙しい。
あとは地元の人が晴れだと思ったら、「いやこれ曇りだから」と言われたのは衝撃だった。晴れの概念すら変わるのか。
そんな天気エピソードの多い土地だけど、最近の東京も晴れたり降ったりも繰り返している。
そのたびにふと、石川と天気似てるなあと思ったりする。
飛び出してはきたけど、家族も友人もみんながいる。地元ってやっぱり私のルーツなのだなと思いを馳せる日々。