ペンハリガン/ブラステッドヒース
こちらは廃盤品。
出た当時、ブラステッドブルームというサンザシと海の香りのする香水とペアフレグランスとして出ていたもの。
どちらもイギリスのハイランド地方の荒々しく力強い波や風を感じる海をイメージして作られています。
たしか公式ではブルームは「崖の上に咲くサンザシが強い海風に吹かれている風景」を。ヒースは「荒々しい波の間に踊るように漂う木材」をイメージしていたと記憶してる。
海の香りと言っても千差万別。大抵のマリンノートは浜辺や波の穏やかな海をイメージするかと思いますが、ヒースは磯。岩肌目立つ海、力強く打ち付けて波飛沫をあげる様子をイメージします。そこに、ウィスキーとタバコが合わさって力強さの中にスモーキーさを感じる。
これがブラステッドヒースの魅力なんですね。なんだか鼻に引っ掛かる。もう一度嗅ぎたくなる香り。
今ではなかなか手に入らないので、大事に使ってます。夏の日はもちろん合うんですけど、こっちは冬の寒くて荒々しい海に似合うなと個人的には思ってます。
これはイギリス…ではないけどもこんな感じの海に合うと思ってる。
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