金沢旅行①
2016年12月3日(土)
彼女の誕生日のお祝いとは関係なく(?)、1ヶ月程前くらいから、「どこか旅行に行きたいね!」という話になり、「じゃあ金沢行こうよ!」という運びになり、金沢へ旅行に行くことになっていた。
彼女は、金沢という街が大好きで、これ以降も「金沢に行きたいなぁ。」と口にする機会が何度もあった。
彼女は、アパレルの店長として、金沢へ赴任していた時、僅か1年という期間ですぐに関東圏に転勤してしまっていたが、仲間にも恵まれて非常に楽しい思い出ばかりが残っていて、それも加わり、金沢の街が「思い出の地」になっていたのだと思う。
私たちが金沢で一緒に働いていた頃、まだ北陸新幹線は開通していなかったため、この時、初めて北陸新幹線「かがやき」に乗車した。
車内は、金沢を意識した「和」のデザインとなっており、時期的なものか時間帯的なものか分からないが、私達以外にはほとんど誰も乗っておらず、東京から快適な2時間30分を過ごしながら向かった。
金沢駅に到着すると、駅構内にある、金沢では有名なおでん屋さん「黒百合」に入り、カウンターで並んで座って昼食をとった。
その後、泊まる予定のホテルにチェックインして少し部屋で休息した。
このホテルは、彼女が調べてくれて提案してくれた、白と木彫を基調としたモダンなデザインのホテル「HOTEL PACIFIC」。
その後、金沢観光の定番である「近江町市場」「東茶屋街」「兼六園」などを回り、夜は予約していた「いたる(本店)」というお店で「のど黒めし」を食べた。
これら全ては、ほぼ彼女がササッとiPhoneで調べて計画してくれたものだ。
センスがあり、頭の回転が早く、要領のいい人だった。
最後は、私が金沢で大学生活を送っていた頃、働かせて頂いていた「Jigger Bar St. Louis」。当たり前だが、ここだけは私が提案した、というか希望した。
バーなのに「チャージ代」がなく1杯から気軽に入れ、ジャズの似合う雰囲気の良いバーで、今でも大好きな場所である。
お世話になった上司や仲間にも会いたかったし、何より彼女を連れて行きたかった。
そこで楽しいひと時を過ごし、タクシーでホテルまで戻り、楽しい金沢旅行の1日目を終えた。