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【VCT2022】プレイオフ直前!!全出場チーム徹底紹介 Week1編【ZETA/RC/CR/IGZ】

んんんん~~~~~~、久々のVCT楽しすぎましたね…
テスト勉強はVCTに破壊されましたが後悔はしていません。テストの結果なんて聞かないでください。

Week1最終日のMain Eventでは、配信の同時接続人数も他地域より高水準の約14万人。そのほかの予選も平均して約5万人程をキープしており、昨シーズンよりも高い注目度なのが伺えます。

「予選見逃してしまった!」「話題だから今から見る!」っていう人もこの記事を読んでいただければプレイオフに向けて準備万端、今回はそんな記事です。


VALORANT・VCTについて

About VALORANT

5v5のタクティカルシューティングゲーム。爆破ルールで防衛側・攻撃側に分かれ、13ラウンド先取したチームこそが勝者だ。           
プレイヤーは「エージェント」と呼ばれるキャラクターを選び、彼らの「アビリティ」と呼ばれる固有能力と、マネーシステムで購入した銃で戦う。プレイヤーの戦略的選択や柔軟なアイデア、一瞬のひらめきがチームを勝利へ導く。

https://note.com/ichitaroo34/n/n6931df68eae2

About VALORANT Champions Tour2022

「2022 VALORANT Champions Tour - Challengers Japan」の各ステージでは、Week1とWeek2で構成されます。
それぞれのOpen Qualifierから勝ち上がったチームがMain Eventに進出し、両WeekのMain Eventを勝利したチームが、Playoffsで国際大会であるMASTERS進出をかけて戦います。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000331.000024470.html


上記のような形式で紹介していきます。選手個人のSNSなどは文量上の都合で掲載できません。ご了承ください。

各情報ソース
THESPIKE.GG (https://www.thespike.gg/jp) 
Liquipedia VALORANT(https://liquipedia.net/valorant/Main_Page)


IGZIST

https://www.thespike.gg/jp/team/matches/igzist/10940

旧BlackBird IgnisのメンバーにOverWatch出身のAsk選手と世界一のソーヴァ使いLakia選手を加えた、世界からも熱い視線が集まるチーム。
VALORANT移行から昨年まで、BBIは結果振るわず終いではあったが今回はプレイオフ進出を決めた。

言及すべきはやはりLakia選手。昨年の世界大会すべてに出場し、Stage2Mastersではアジアチーム最高の世界3位に輝いた。このとき、「Lakia’s Sova」は世界で大きなブームをもたらした。

世界レベルで技術力が高く、プレイヤースキルが要求されるソーヴァやレイズは日本トップクラス。それでいてフィジカルも強いので最強。数多くのKR選手が日本リージョンで活躍してきたが、本当に最強格。VCT2021 Stage1でのCRに新規加入したMunchkin選手を見ていた時の印象に近い。

数多くのKR選手が日本リージョンで活躍してきたが、本当に最強格。VCT2021 Stage1でのCRに新規加入したMunchkin選手を見ていた時と同じ印象だ。

oitaN選手も目が外せない。
CSGOからIgnisで活躍し、VALORANT移行後は日本一のセンチネル使いと評されるほどに。

キルジョイピックの時は味方への的確なサポートと早い戦略的判断、持ち前のエイムを遺憾なく発揮していた。堅い守りは人呼んで「守護神」。
今大会ではキルジョイだけでなく、新登場のチェンバーを採用。センチネルの域を超えた攻撃力で、昨シーズン以上の活躍を見せる。

今大会ではWeek1でのスタッツが2位と好成績。ここからどれほどギアが上がっていくか、大いに期待したい選手だ。


CrazyRaccon

https://www.thespike.gg/jp/team/matches/crazy-raccoon/171


「シンプルに強い」。今回の体制のCRはこれに尽きる。洗練された個人技、日本リージョン随一のフィジカルとチームの戦略。全てが見ていて気持ちいいぐらいに仕上がっている。

注目選手はMeiy選手。旧Nthではエントリーフラッガーであり、その当時はセージやレイナをメインエージェントとして活躍。

今シーズンのスコアは◯◯。今現在、デュエリストはMunchkin選手と交代したり兼ねたりしているが、Munchkin選手と違う強さはやはり「若さ」だ。
アグレッシブかつセンスある直感的な動きは見ていていつも驚かされる。CR所属ストリーマー・adeさんが語っているように、スキルの使い方は一級品。

彼が自身の配信で語ったこととして「チームとしてのジェット」には、まだ慣れが必要なようである。しかし、今現在の完成度としても高いレベルだ。今後も見込まれる成長に大きな期待だ。

パッチ4.04ではスモークを炊くコントローラーエージェントに大きく調整が入った。今まで覇権コントローラーであったアストラ・ヴァイパーは大きく弱体化。代わりにブリム・オーメンは強化された。

CRのコントローラーはAstell選手。しかし、Astell選手の得意としていたアストラ・ヴァイパーのナーフは大きな痛手。ブリム・オーメンピックは競技シーンでは見せたことがない。

neth選手は強化前から自身の配信で「アストラよりオーメンの方が好き」と話していたり、昨年STAGE3ではオーメンピックを見せたりしているので、neth選手のコントローラー転向も大いに可能性がありそうだ。

実はCRは配信試合ではアセント、アイスボックスの2マップしか見せていない。もちろん、予選段階での他マップの試合結果や構成は各種サイトで確認できるが、戦術が配信で見られていないというのは大きい。
ZETAに敗北したアセント・アイスボックスの修正された新たなパフォーマンス、その他マップでの新戦術に大きな期待がかかる。


過去のCR特集記事はコチラ⇩


REJECT

https://www.thespike.gg/jp/team/reject/157


Week1 Aグループ1位通過。最強戦車smth選手とのフィジカル勝負を制し、IGZを止めた日本No1フィジカルチーム、REJECT。

大きな話題を呼んだのはtakeJ選手のコントローラー転向。
VCT開幕前はメインコントローラーはIGLであるReita選手だろうという予想が多かったが、良い意味で大きく期待を裏切ることとなった。開幕前のランク配信でもアストラ・ヴァイパーを使うことは何度かあったが、まさかまさかである。

コントローラー選手は味方のサポートに回るあまり、自身が撃ち合いで勝つことが少なくなりがちになり、自身のチームの貢献度合いが数字では出てこない…というのは有名な話である。 
それでもなおtakeJ選手は自身のフィジカルが光っている印象とスコアを残している。

ACS・K/D共に高い水準をキープ
(https://www.thespike.gg/jp/player/takej/5)

CRのAstell選手と同様に新パッチでの、ブリム・オーメンのピックが気になるところだ。短期間での調整の可否が問われる。


もう一人注目したいのが新加入のmunコーチ。CRでコーチを務め、CRの2度の日本一、3度の世界大会出場に大きく貢献。
CRのneth選手曰く「新しいモノ好き」。takeJ選手も「賢い、この業界で初めてスゴいと思えた人」など語られる。
「新しいモノ好き」でよぎるのが、BB戦第2マップ・ブリーズでの構成。

BBはブリーズのメタ構成を起用
(https://www.thespike.gg/jp/match/reject-cnci-blue-bees/60309?map=71867&tab=overview)

ブリーズのダブルコントローラーはNA中心に流行りつつあったが、良い結果は出ていない印象。そしてデュエリストはレイナ一人。変態構成である。この試合は負けてしまったものの、構成や作戦について、色々な試行錯誤をしていることが伺える。

munコーチの采配がRC日本一の鍵であるといっても過言ではないだろう。


過去のRC特集記事はコチラ⇩


ZETA DIVISION

https://www.thespike.gg/jp/team/zeta-division/4

VCT開幕前から「CR・RC・ZETAの3強だ!」なんて言う人が多かったが、ZETAはそのCRを大きく突き放す結果を見せた。CR相手にアイスボックスで13-2だ。フィジカル勝負になりがちでアタッカー有利なマップとはいえ、大きな衝撃が走った。

注目選手はSugar-freeZ3ro選手。「無糖」とか「武藤」の愛称でファンから親しまれる彼だが、なんといってもコントローラーながら強いフィジカルを発揮しているのが大きな魅力だ。

アグレッシブかつApexのようなドームファイトをスモークで繰り広げる彼は、今シーズンでも強さを発揮。今シーズンの平均ACSは230.0、平均K/Dは1.58と高いスコアを誇る。日本のアストラピックの第一人者でもあり、アストラのスキルのタイミングが完璧だ。

やはり気になるのはアストラナーフ。オーメンでのラークやブリムでの撃ち合いなども気になる。オーメン・ブリムはスモークサイズが大きくなったこともあり、疑似ドームファイトもより広い位置で行えそうだ。


そしてなんといっても、大きな衝撃を日本に与えたDep選手。デュエリスト、引いてはジェットからの転向も囁かれていたが、日本最強ジェットは今でも健在だった。
やはり派手なプレイを見せるジェットピックの選手は大きな注目を集めるが、個人的に日本シーンではSeoldam選手のジェット以来の衝撃だった。

百発百中のオペレーター、丁寧なブリンク、考えられたスモークの展開など、どれも最高レベルで実現するのは大きな衝撃だった。少なくとも、日本人にはこのレベルのパフォーマンスでジェットを、日本トップチームであるNth,CR相手に、使いこなせる選手は、私はDep選手しか知らない。

チームとしては、連携がトップレベルだ。(対するCRがまだ連携が未熟だったとも言えるかもしれない)。早い段階で選手を獲得し、周りより早くチームとしての練習ができたことが大きいだろう。ZETA DIVISIONのVALORANT ACADEMYチームとのハイレベルなスクリムを行い易かったのも大きい。

今後の活躍は世界にも届く。個人的に、今現在世界の舞台に一番近い日本チームだ。


過去のZETA特集記事はコチラ⇩


まとめ

強いチームから1抜けしてプレイオフへ駒を進められる今回のVCT。Week1メインイベントで抜けた彼らはまさしく、まだ空席である日本王者の椅子に限りなく近い。

強いチームは応援していて気持ちがいいのもまた事実だ。VALORANTの競技シーンを初めて見る、という人は今回紹介したチームを中心に応援していくと、VCTを大いに楽しめるのではないだろうか?


(来週中にはWeek2メインイベントでプレイオフへ同様に駒を進めたNORTHEPTION・FAV gaming・Crest Gaming・Reigniteの4チームも同様に紹介記事を執筆予定です。)


過去関連記事

⇧今回は敗退してしまったDetonationGamingWhite・FENNEL・SengokuGaming・BlueBeesCNCIについての紹介記事。VCT開幕前だからこその予想も。


⇧今回の記事でも取り上げたREJECTのFortnite競技シーン参戦についての記事。RCオーナーである甲山翔也氏にも読んでいただけました。記事公開後ににZETAも参戦し、益々盛り上がるFortniteシーンを追います。



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