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バチェロレッテ→バチェラーシーズン1を見た感想(ネタバレONLY)

今更ながらここ1ヶ月位の間にまずバチェロレッテを見て、その後にバチェラーシーズン1を見たので、思った事をつらつら書いていこうと思います。

バチェロレッテ

バチェロレッテは全体的にホントに楽しめたし、萌子がバチェロレッテとして、しっかりと男性陣のパーソナリティーの深い部分まで話ができる様な質問を投げかけて、それに応えられない人から脱落していくのは納得でした。

それぞれのデートがその人を見極めるのに必要なモノだと感じたし、萌子は試験官としての役割を真摯にしっかりと果たしていた様に思いましたね...。

それに相対する男性陣も売名的な部分はもちろんありつつも、しっかりと今までの女性との付き合い方の遍歴を匂わせる様なそれぞれのアプローチと自分開示の仕方やタイミングがあって「あぁ、こういう感じで恋愛してきたんだろうな」とか「自分を見せるのが怖いんだろうな」とか、こちら側があれこれ言える恋愛ショーとして純粋に楽しむ事ができたのがよかったですね。

色々な名場面があるとは思いますが、やはり個人的には最後の杉ちゃんと黄さんの2択の場面が印象的で、明らかに態度も含め杉ちゃんに傾いてたにも関わらず、最後はノーコンテストという事で終わってしまった場面でした。

個人的な考察ですが、萌子は最終日に1つでも男性らしさが感じられたら杉ちゃんに決めようって誓いを立てていたんじゃないかなって思いました。

黄さん側の弱みをしっかりと感じてハグをしに行った萌子よりも、杉ちゃんの前で張りのない言葉を並べて、背中を見せて、目を伏していた萌子は弱さを前面に見せていて、どの仕草に対しても正解できなかった杉ちゃんに対しての拭い切れない思いの表れと決断が、見送った後の涙だと思いました。

ハンカチやティッシュではなく手や肩を貸してくれたら、無防備な背中に温かみを覚えさせてくれたら、目を閉じていても杉ちゃんを感じられたら、それらの萌子の設けたハードルどれか1つさえクリアしてくれたら杉ちゃんに決めていたんじゃないかと思いました。他のモノは揃っていたからこそ弱みを見せたんだけど、最後の決断に足る重要なピースだけ揃わなかった感じ。

バチェラー1

そんな感じで深く考察できるほど、隅々まで楽しめたバチェロレッテでしたが、その後にバチェラー1を見ると「あれ...全体的に色々と浅くない...?」って感じで、面白かったけどアプローチの部分の浅さを感じてしまいました。

基本的に「あの人には負けない・あの人には負けたくない」的な、絶対値ではなく相対値的な回答が多くて「いやいや、何と戦ってんねん!」と慣れない関西弁を使いたくなるほどにツッコミどころが満載でガチ感を感じにくい内容でした。久保さんとのお話の中でも「自分は何番目?」とかって質問が多くて、自分の魅力を伝えるというよりも、とにかく好き!ってだけ伝えてそれで今何ポイントになりましたか?あの子よりは好きですか?って確認する作業になっていて、バチェロレッテでのデートの会話とか内容に比べて浅いなーと思いつつも、あれは萌子の質問力が優れていたから色々と引き出せた部分もあったのかなと思いました。とはいえ、ルールだから露骨に態度に出したり順位を言ったりできないのに、やたら順位を聞かれ、好き?好き?って聞かれて(萌子には自分の事好き?って2,3回聞いたらその瞬間に候補から外されそう)その上ビンタされた久保さんも大変そうだなと思いました。

女性陣については、最初は全員顔が同じに見て、ちょっと経ってからゆきぽよを認識し始めて、鶴さん怖えけど好きだわーと思いつつ、何でもりもりじゃないの?って感じの変遷でしたね。多分最後は多くの方が同じ見解だと思います。愛ちゃんについては上辺しか見ていないけど、やっぱり3人位に絞られた辺りから、どうしても言葉の深みとかを感じられなかったし、経験不足で包容力は充分ではないけど女性として強くありたいみたいな部分がある様に思えて、それでは久保さんとの相性を考えるとどこかでぶつかってしまうかな...と感じちゃいましたね。ただ、結局全ての参加者が、自分が選ばれる事に執着してしまって久保さんの本当にコアとなるパーソナリティや弱みの部分まで引き出せている様には思えなかったので(最後まで八方美人でバチェラーの仮面をしていた)誰でも一緒の結末になったかなとは思います。

という感じで、テラスハウスとかああいう系の番組は基本的にあんまり好きじゃないので不思議なんですが、バチェラーは色々と言いつつも楽しくて見ちゃうので近々バチェラー2・3辺りも見て感想でも書こうかなと思います。

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