見出し画像

私にとっては戦友たちとの再会!! 「秋葉原怪談」 中山市朗、竹内義和、ファンキー中村、山口敏太郎、西浦和也!!【中山市朗ブログ‼️】

中山市朗です。

すんませんな~。久しぶりのブログ投稿となりました。
さて、ご存じかと思いますが12日、秋葉原怪談に出演してきました。
今回はメンバーがね。私としては共に戦ってきた戦友たちとの再会、みたいな思いでした。

メンバーは私の他に、古い順に、竹内義和、ファンキー中村、山口敏太郎、西浦和也。
司会が吉田悠軌。
まあ、古くからの怪談の視聴者、お客さんなら、いろいろな意味を持つメンバーの共演だったと思われます。
楽屋の様子。

左から、ファンキー中村、西浦和也、山口敏太郎、中山市朗、竹内義和、吉田悠軌。


今や怪談を語る、語り部、怪談師と名乗る人が東京だけでも何百人となった怪談界。
その先駆者である面々だと思います。

おそらくこの中で一番古いのは私。1990年『新・耳・袋/あなたの隣の恐い話』を出版した翌年には、大阪心斎橋のライブハウスで怪談ライブを実施。この頃には放送作家として芸能事務所に所属していたので、ちゃんとした興行計画に基づくライブでした。
最初は一人語りだったのですが、ゲストも入れようということになって最初に来ていただいたのが竹内義和さん。だから彼も古いんです。このことが後の『サイキック青年団』の夏の怪談特集に結びつき、北野誠さんとの交流もはじまるわけです。しかし竹内さんは怪談を語ると言うよりサブカルの専門家であり、2015年関西テレビ『怪談グランプリ』に優勝して以来、怪談に本格参入されたと聞いています。
ファンキー中村さんも古くて、1994,5年の頃にはバラエティ番組に出ていることがプロフィールに載っております。彼とは2000年代に入ったころ、彼が主催する『不安奇異夜話』の大阪公演には必ずゲストに呼ばれて、オールナイト怪談ライブを続けました。
山口敏太郎さんは、1996年に雑誌『ムー』のミステリーコンテストに最優秀賞を獲得したころ、山口敏太郎の名義て作家活動を始めたとあります。彼との最初の仕事は、2003年、いたこ28号さんたちが新宿プラスワンで開催した『怪談バカ一代』のライブ。私と木原浩勝、『超怖い話』の平山夢明さん、加藤一さん、そして山口敏太郎さんという面々。以後、交流がはじまりました。
西浦和也さんは、私と木原浩勝が1999年から始めた新宿ロフトワンでの『新耳袋』トークなどで、いろいろ手伝ってもらったり、話の提供をしてもらったりしていたわけで、その流れから彼は北野誠さんと知り合って『お前ら行くな。』に結びついていくわけです。
今回司会を担当した吉田悠軌さんは、1980年生まれ、2005年『怪談サークル・とうもろこしの会』結成ということなので、我々からすれば新参者です。語り手というより民俗学的アプローチが素晴らしいと思います。
1990年代は、ほんとに怪談は何もない荒れ野の状態。石を片付けそこに鍬を入れるところから始めたというのが実感です。その時共に歩んでくれた戦友たち、と言っても過言ではないメンバー。
こんなメンバーを勢ぞろいさせた、怪談師でもある宮代あきらさんに感謝いたします。


メンバーの一人が「もう、いつこのメンバーが集まるかわからないから、寄せ書きちょうだい」と言って色紙持ってきてたなあ。

こちら、手前が宮代あきらさん。


さて、来週も怪談ライブに出演します。

10月20日(日)
『蛙・怪談ガタリVol.6 大阪怪談スペシャル』
出演 田辺青蛙(ホラー作家)
ゲスト 中山市朗 渡辺裕薫(シンデレラエキスプレス)

場所 梅田ラテラル

18:00 開場 
19:00 開演
観覧 前売2500円 当日3000円
配信2000円

ともかくね、大阪に関わる怪談、大阪ならではの怪談を三人で語りつくします。

詳細⇩





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?