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【中山市朗ブログ】明日の『Dark Night in 東京』、テーマは「事故・事件に関する怪談~事件は忘れられても怪異は残る

明日の『Dark Night in 東京』、テーマは「事故・事件に関する怪談~事件は忘れられても怪異は残る


最初の頃は、ゲストの方と打ち合わせをしていましたが、なかなかね、打ち合わせ道理に行かない。
ライブですから、お客さんの層(男女の比率とか年齢層とか常連さんの比率とか)、雰囲気、熱気、あるいはちょっとノッてない感じ、で内容が変わるんです。そういうのって、演者は微妙に感じるんですよ。
それによって語る内容も違うし、流れも違ってくるんです。それに5時間の長丁場ですからな。
用意していた怪談を語れず、予期していなかった怪談を語ることも多々ありますし。

他のライブですと、ゲストを多く呼んで、各々語るわけですが、『Dark Night』の場合は、ゲストは基本一人、若手の場合は3人とかの場合もありますが、私が招くゲストは語りもさりながら、怪談のみならず民俗学的思考や博学的知識、取材力、そしてトーク力などのある人を招いて深掘りすることが主旨の一つなのです。
ですから、やりとりや話の流れに大きく左右されるわけです。

ただ、今回ゲストに迎えたいたこ28号さんの場合は、テーマをはっきり決めて深掘りの深堀りをやるのが面白いと思ったわけです。彼は怪談文化人という肩書がある通り、怪談を日本の文化の一つとして、新聞記事や資料、文献に詳しく、思わぬ切り口で怪談というものに光を当てる天才かと。

そこで今回、オンラインで1時間ほど話して、テーマを決めました。

「事故・事件に関する怪談~事件は忘れられても怪異は残る」

彼と話していると、噂されたり語られたりする怪談を調査してみると、昔あった事件、事故が関係することが多々あると。しかし噂を語る人、あるいは体験者の語る怪談には一貫性があって、探っていくとある事件、事故で犠牲になった人たちの特徴や性質が関係して来る。でも、語る本人たちはその事件を知らない。
そういうことが多いと、いたこ28号さんは言って、そういう事例をいろいろ語ってくれるわけです。
そういえば、私も怪談蒐集していて思い当たることが多々あります。

ですから今回は、そういう怪談をたっぷりお送りしようかと。
もちろん、初語りの怪談も披露しますよ。

出来ればぜひ、会場で生で参加くださるのが嬉しいかなと。会場におられる皆さんが、長時間の『Dark Night』を作るのです。



■『Dark Night in 東京』

11月30日(土)
出演 中山市朗 いたこ28号
MC     のの(オフィスイチロウ秘書)
場所 新宿劇場バティオス(新宿区歌舞伎町2-45-4)
料金 前売4000円 当日4500円
開場 23:55    開演 24:15(終演は5:15予定)

チケット購入、詳細⇩



■同日開催のプライベート怪談会は、定員に達しておりますので締め切っております。







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