MBSラジオ『北野誠の茶屋町怪談2024夏』、テーマは「悪霊」‼️😱【中山市朗ブログ】
中山市朗です。
8月です。
だからどやねん、暑いだけやん。言われそうですな。
8月6日（火）
MBSラジオ『北野誠の茶屋町怪談2024夏』が開催されます。
配信チケット
https://l-tike.zaiko.io/e/kaidan2024s
怪談ファンにとってはもはや夏の風物となって来た感がありますな。
今回もテーマがありまして「悪霊」!!
私も出ます。
悪霊。
字のまんまの意味では、悪い霊。ということは、二元論でいうと善霊というのがあることになりますが、あんまり聞いたことありませんな。
ただ言葉としてはありまして、殺されたにも関わらず復讐を望まない霊のこととされます。いうたら、道端や部屋の中にぼーっと突っ立っている霊、黙ってタクシーに乗り込む霊、ただただ恨めし気に写真の隅っこに現れている霊が、善霊ということになります。でもこれって、別に善でも無いと思いますな。
ひょっとしたら、交通事故で亡くなって復讐したいんだけど、どの車がその対象やねん、と道行く車を見定めている幽霊もいるかもしれませんね。
たまに、守護霊だか先祖の霊、亡くなった友人や肉親の霊に命を助けられた、なんていう話も聞きますので、それらが真の意味で善霊なのかもしれません。あんまり言わんけど。
対して悪霊は、霊として活発なヤツ。生きている人間に復讐したり呪ったり祟ったりする霊ということになります。
ただ、宗教や民族、地域でその解釈、ありようは違いますが『聖書』によると、悪霊は悪魔の御使いで、それを追い出すことをカトリックではエクソシスム、追い出す人をエクソシストと言いますな。ただキリスト教も宗派によってはキリスト教徒以外の人たちは全員悪魔の支配下にあるとする考えもあって、彼らからすると、我々は悪霊ということになります。
あっはははは! わしら悪霊や!!
我々のイメージとしての悪霊は、災害や疫病、不幸をもたらす邪悪な霊ということになります。ただその悪霊も、祀られたり、仏に帰依することによって救われるわけですが、たまに個人や家についた呪い、祟りはなかなか消えず、七代消えないとされるものもあります。
神道の考えでは言葉にも霊が宿るとされ、言葉によって悪霊が生まれることもあるようです。
夜中にスマホやパソコンで懸命に他人に対する誹謗中傷を書き込んでいる人は、その瞬間、悪霊と化していると思われます。
心当たりのある人は、そんな時、ふっと鏡を見てください。
そこに映っているのが生霊としての悪霊です。
こわ～!!
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