ホームページを作成すべきかGoogleマイビジネス活用を促すべきかの判断
こんにちは。わかりやすいホームページ相談・ホームページコンサルタント永友事務所の永友一朗です。
今日は「ホームページを作成すべきかGoogleマイビジネス活用を促すべきかの判断」という記事です。
中小零細事業所様のWeb活用ご支援をさせていただき20年余りになります。
20年前は、「ホームページを作成する」ということが「中小企業Web活用」とイコールでした。
ホームページ自体が比較的珍しかったわけで、それを作ることがまず「ゴール」となりました。
その後、ブログの登場やSNSの登場…など20年の経緯はご存知の通りです。
ここしばらくは「Googleマイビジネス」というものが登場し、私のコンサルティングでもご提案する機会が非常に増えました。
何故なら、Googleマップに店舗情報を無料で掲載することができ、かつ、そこで無料で情報発信も出来てしまうからです。
常識的な経営者であれば、この機会を「活かす」ことを検討することでしょう。
さてこの「Googleマイビジネス」のご支援ですが、往々にして以下のような与件も発生します。
・ホームページを持っていないし、Web活用自体、まったくやっていない
・普段、パソコンはあまり使わない
という中小零細事業所様のご支援です。かなり「よくあるケース」です。
支援機会が限られる中で、「まったく初めてWeb活用をしようとする中小企業様」に対して、
・ホームページ作成のハンズオン支援を行うのか?
・Googleマイビジネスの活用を提案し、場合によりハンズオン支援を行うのか?
・もしくは、TwitterやInstagramなどSNSの活用をご支援すべきか?
という選択は、コンサルティング実務上とても良くあることです。
私自身は、以下の4要素を複合的に判断して選択しています。
・依頼者(企業様、もしくは経営支援機関)の要望、オーダーの柔軟性
・中小零細事業所様のIT環境など(パソコンがあるのか、スマホをお持ちかなど)
・運用者は経営者様本人か、ご家族など他のスタッフの協力もあり得るかどうか
・経営者様の性格と興味関心
あくまでも経営支援は「商売が上手くいくこと」がミッションですので、「ホームページを作りたいというご希望だから、ホームページ作成の実習指導をしました」では、脇が甘いといったところです。
商売が上手くいくという目標を鑑み、場合によっては、「ホームページを作りたい」というオーダーだったとしても、例えばGoogleマイビジネスの活用助言をするなど、柔軟で実行力ある提案をしたいところです。