根本的な問題に私たちはどのように気付くのか
こんにちは。わかりやすいホームページ相談・ホームページコンサルタント永友事務所の永友一朗です。
今日は「根本的な問題に私たちはどのように気付くのか」という記事です。
中小零細事業所様のWeb活用のご支援をさせていただいています。
様々な経営者様と日々お話ができますので、私自身もとても勉強をさせられます。
中には、このような経営者様もいらっしゃいます。
「木を見て森を見ず」な経営者様です。
経営するということは凄いことであって、経営者であることも凄いことなのですが、経営(手法、取り組み方)に正解はないので、様々な経営者様がいらっしゃることになります。
「木を見て森を見ず」な経営者様は、枝葉末節な部分をとても気にしてしまうタイプです。
例えばですが、運転していて「スピードメーターを見たら、思っている以上にスピードが出てしまっているようだ。改善しなければ」と思って(思うのは良いですが)、以下のような取り組みを始めてしまうタイプです。
●アクセルを修理する
●足のトレーニングを開始する
●スピードメーターを買い直す
それらは、アプローチとして「間違い」とは言えません。なぜならアプローチに正解がないからです。
しかし「適切かどうか」という意味では、必ずしも適切とは言えないのではないでしょうか。
この場合の、おそらく適切なアプローチは、
●家族が同乗していると想像して運転する(心掛けの問題)
●仮に事故を起こしてしまうと、そのかたや、そのかたのご家族等に多大な迷惑がかかると想像して運転する(心掛けの問題)
等ではないでしょうか。
このような、「根本的な問題」は、自分一人で気づくのは容易ではありません。だからこそ、以下のような取り組みが大切なのではないでしょうか。
●第三者(仲間等)に相談する
●同じような境遇のかたと意見交換する
つまるところ「フィードバック」を「聞く耳を持ちながら」受けるということが、「望ましい解」に近づくための方法ではないかと思います。
私はコンサルタントとして「報酬をいただきながら」有償で第三者視点を提供、フィードバック、ご提案をしています。
もちろん、各地の商工団体等での相談、経営者仲間との相談なども有効と思います。
また、これも繰り返しお伝えしていますが、全国に「よろず支援拠点」という「国が設置する、無料の」経営相談機関がありますので、どんどん利用すればよいのになと思っています。
大切なのは「フィードバック」を「聞く耳を持ちながら」受けることです。このことも、経営者様に繰り返しお伝えしていきたいと思っています。