見出し画像

東北7泊8日 温泉とグルメの旅④ 八甲田,酸ヶ湯温泉,奥入瀬渓流,尻屋崎

30数年来の友人と7泊8日の男二人旅。
第4日のメインは、八甲田山、酸ヶ湯温泉、奥入瀬渓流、尻屋崎でした。
訪問日:2022年10月18日(火)

訪問地

・城ヶ倉大橋
・八甲田ロープウェイ
・酸ヶ湯温泉
・奥入瀬渓流
・十和田湖
・尻屋崎

ルート

Googleマップのルート検索結果
酸ヶ湯温泉から石ヶ戸休憩所は、矢印の通り、南東へ直行しましたが、冬季や積雪による規制で遠回りをさせられることがあるようです。

下はGoogleマップで探索したルートのリンクです。これも事前に準備しています。読者のみなさんのご予定に合わせたカスタマイズをして使ってください。
なお、酸ヶ湯温泉から奥入瀬渓流石ヶ戸休憩所へは南東へ下ってすぐに着くのですが、既に冬季規制が始まっているようで、下図は大きく迂回するルートが表示されています。画像は後日差し替えますが、ご理解をいただきたく。(2022年11月2日現在)


城ヶ倉大橋

紅葉のフォトスポットです。
曇った早朝でしたが、なかなかの景色。紅葉の季節であれば、立ち寄る価値は十分にありますよ。

城ヶ倉大橋


八甲田ロープウェイ(紅葉)

「2時間待ちは当たり前」と聞き、この後の予定に響かないように運行開始の9時の1時間前=8時に到着したら、まだ数名しかいませんでした。チケットを買って並ぶと、私たちの順番は7&8番目。当然、始発のゴンドラです。
案内表示を見上げると、10月18日で頂上はまさかの氷点下0.2度。おまけに風速12m/sの吹きっさらし。八甲田山、侮り難し。

さらによく見ると…ん?始発は8:30?
どうやら紅葉のハイシーズンで、始発が30分早まったようです。まさに、早起きは三文の得でした。

公式HPによると始発は9時

ロープウェイでは、一番後ろのベスポジ席をキープ。上るにつれて、だんだん黄色や赤が鮮やかになっていきました。

「この調子で上ったら、山頂では一体どんな絶景が待っているのか?!」と胸躍らせて到着した光景がこれ↓

山頂到着前にはもう真っ白
山頂

なかなかそううまくはいきません。乗ってきたゴンドラの次の便で早々に下山しました。とは言え、ゴンドラからは人生で最高の紅葉が見られました。


酸ヶ湯温泉

ロープウェイ山麓駅から酸ヶ湯温泉まで10分足らずで酸ヶ湯温泉に着きます。この日は、到着直前から雪が降り始め、風呂から上がって積もっていたらどうしようかと心配しましたが、四駆とスタッドレスタイヤを信じて、予定通り、風呂に入ることにしました。

10月18日に雪!
気温は、1度

酸ヶ湯温泉と言えば、ヒバ千人風呂と呼ばれる混浴大浴場が有名です。
総ヒバ作り、160畳、4つの異なる源泉、高い天井と魅力あふれる唯一無二の雰囲気のある温泉です。絶妙な熱さで体の芯まで温まります。(季節差があるかも)

風呂への入口が男女別、かつ、温泉は乳白色なので、女性は浸かったまま移動すれば見られませんが、心配な方は湯浴み着(売ってます)を着て入るのが安心です。入口から風呂に向かうついたてに少し切れ目があり、そこだけ男性側から見えるので、気を付けてください。

男女別には見向きもせず、
ヒバ千人風呂へ

混浴は、「見ない見せない」が混浴の大原則です。

「混浴を守る会」三ヶ条


奥入瀬渓流

石ヶ戸(いしけど)休憩所に車を停めて奥入瀬(おいらせ)渓流を散策。ゆったりと流れるところと荒々しいところが混在していて、さまざまな姿を見せてくれます。

ゆったりバージョン
荒々しいバージョン

石ヶ戸から遊歩道で十和田湖まで3時間くらいで行けますが、歩き慣れない人にはなかなか大変です。今回は近くを歩いて戻ってきましたが、おすすめは十和田湖に向かって行けるところまで行って、並行して走る路線バスを使っての折返し。2021年9月に訪問した際は、1時間半ほどかけてたどり着いた「雲井の流れ」停留所からバスに乗り、10分足らずで石ヶ戸休憩所まで戻ってきました。う〜ん、文明って便利。
バスは、およそ1時間半に1本程度と本数が少なく、携帯の電波も届かないので、停留所の位置を事前確認して乗り損ねないようにしてください。

2021年9月は、ここで折り返し
とてもきれいなバスです。
2021年9月25日に撮影


りんごカレーとアップルパイ

ランチは、十和田湖畔でりんごカレーとアップルパイ。
私の舌が肥えていないからか、カレーのどこにりんごが使われているのか最後まで分からなかったです。(汗)
アップルパイが特にとてもおいしかったので、カレーだけで帰ってはいけません。

おいしいけど、りんごはどこ?
うまし!
自信をもっておすすめできます。
裏の十和田湖を散策できます。

店名は、レイクブルーではなく、マリンブルーです。

十和田湖(発荷峠第一展望休憩所)

十和田湖の南端、小高い山の上にある展望台「発荷峠第一展望休憩所」から十和田湖を見下ろしました。発荷峠は、「はっかとうげ」と読みます。
青森側から南下してきましたが、十和田湖南側のここは秋田県です。

観光地によくある「100円で見られる有料双眼鏡」が設置されていますが、故障しているのかサービスなのか、2021年9月も2022年10月もタダで見られました。ここに行く機会があったら覗いてみてください。


尻屋崎

日がだんだん傾いてきましたが、日没時刻17:01をにらみながら、下北半島の北東端、尻屋崎へ向かいました。

ここ

尻屋崎には開場期間・時間の制限があり、入場不可の時は遮断機が開きません。

【開場期間・時間】
4月1日~30日 8:00 ~ 15:45
5月1日~ 11月30日 7:00 ~ 16:45

遮断機
撮り損ねたので、Googleストリートビューより
遮断機は、尻屋崎ビジターハウスの近く。
入口がここだけかは不明

私たちは時間制限を知らずに行ったのですが、着いたのは締切り10分前の16:35で滑り込みセーフ。どこまでもラッキーです。

営業時間内なら灯台に入れます(有料)
北海道が見えます。

時季等によっては、馬が放牧されているらしいですが、閉場間際ということもあってか、お目にかかれませんでした。

出場が遅くなると出られなくなるそうで、車で巡回したきた方に注意されて撤収しました。


民宿あすなろ

この日は、この旅で唯一の民宿泊(朝夕食付き)
外見(翌朝撮影)はかなりのインパクトですが、部屋(和室)も食事も風呂も満足できました。民宿の方もみなさんフランク、かつ、諸々親身になっていただけて過ごしやすかったです。

食事よし、風呂よし、人柄よし
夕食
これに加えて、素麺っぽいものアリ
朝食
薬研(やげん)温泉


お会計

準備編にも書いたのですが、民宿は元々13,000円(Benefit Stationで2千円引き)で予約していたところを、宿泊当日にキャンセル&直接予約扱いにしてくれた結果、全国旅行支援を適用して9,600円に変更してもらえました。さらに3,000円×2の宿泊当日限定利用の青森おでかけクーポンをもらえたので、実質、1泊2食付きで2名計3,600円の超破格値で泊まれました。(ありがとうございましたー!)
全体で均すレンタカーやガソリン代は別として、この日の一人当たりの費用も1万円弱で収まりました。
民宿代4,800円のうち、青森おでかけクーポンで返ってきた3千円は、明日、大間で食べるマグロ丼に化けます。

どうしても、1日1万円を超えない。


翌日は、本州最北端の大間でマグロを食べてから恐山へ向かいます。


【関連記事】


いいなと思ったら応援しよう!