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フレイル予防
いつも読んでいただきありがとうございます。健康に関連することをこれからも投稿していきますのでよろしくお願いしますします。
さて続いてのテーマは "フレイル" について学んでいきましょう。みなさん、フレイルという言葉ご存知ですか?
フレイルとは?
英語で虚弱を意味する"frailty"に由来し、
加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態と定義されます。
これは、要介護状態の前段階として位置づけられ、身体機能が低下しただけでなく、意欲や気力の衰え、社会的な交流減少など多面的な問題を抱えており、健康寿命を低下させる危険性が高い状態です。
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これらには特徴が3つあります。
特徴①
自立した状態と介護が必要な状態の中間、つまりグレーゾーンの時期であることです。
些細な衰えを実感するも、普段の生活で大きな困りもなく、人の手を借りるほどでもないため、初期には自覚されにくいとされます。
特徴②
適切な介入を行えば、大なり小なり、さまざまな機能を回復できる可塑性があることです。
筋力や歩行能力はもとより、外出頻度や社会的な活動性の改善も含まれます。ただし、持続させるためには行動変容が必要であり、適切な介入には行動科学に関する知識も必要です。
特徴③
多面的であることです。フレイルの概念には、身体機能の低下だけでなく、認知機能障害やうつなどの精神・心理的な衰え、経済的困窮、孤食といった社会的な要素も含みます。
これらには医師、看護師、保健師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーなどと協働して行く必要があります。
〜最後の一言〜
寒い日々が続いてます。プロ野球の各球団キャンプ情報を見るのが楽しみな今日この頃です。実戦に近い練習にも入ってくるでしょうから怪我だけは避けて欲しいところですね。それでは今日はこれまで。またね。