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Kawaii? Cool?原宿ファッション図鑑!

「パンクとかゴシックとか色々聞くけど結局何…?」
「原宿ってなんかゴスロリのやつ?」
お教えしましょう!

どうも、原宿系ファッションが好きな役者・魁戸一鈩かいと いちろです(「・ω・)「
一鈩氏または一鈩っくと呼ばれたい(願望

実はたまにアパレル店員をしておりまして、カジュアルなスタイルを少しお洒落に楽しみたい方からゴテゴテしたスタイルを希望する方まで、様々なお客様にお会いしました!
残念ながら原宿系ファッションは衰退の一途
なんとか盛り上げたい!
店員としても世間がまだこの世界を求めていることを感じる!

そこで、原宿を賑わせたファッションスタイルの解説や誰でも手軽に楽しめる方法をご提案!
そう、誰でも似合います!( ̄∀ ̄)


はじめに

この記事は、2000年代〜の『KERA』など原宿系の雑誌やWeb記事、著名なロリィタモデルさん方、周囲のファッション関係者による発言なども参考とし、さらにできるだけ最新情報を提供できるようネットを利用し調査しつつ執筆しております。
認識のズレを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、肩肘張らずに楽しんでいただけたらと思います。



さて、楽しんで参りましょう(「´∀`)「


⇩長い記事ですので、目次もぜひご活用ください!⇩




「流行の街・原宿」のはじまり

詳しい原宿の歴史は各々調べてもらうとして(笑)…1964年に東京オリンピックが開催されたのをきっかけに、海外に触発された若者達がお洒落や流行に目覚め、原宿に当時珍しい本格的なブティックが開店したのも60年代だそうです。

1964年(昭和39年)には近隣の代々木体育館などを会場として東京オリンピックが開催。ワシントンハイツの場所に選手村が建設され、外国文化の洗礼を受けた若者たちによって「原宿族」が出現した。1966年(昭和41年)には原宿地区初の本格的ブティックである、マドモアゼルノンノンが開店し、モダンな喫茶店やアクセサリー店なども相次いで開店するように。1972年に地下鉄・明治神宮前駅が開業、1973年のパレフランス、1978年のラフォーレ原宿のオープンや、創刊されたばかりのファッション雑誌「アンアン」や「non-no」により原宿が紹介され、アンノン族が街を闊歩、原宿はファッションの中心地として全国的な名声を手に入れた。

https://www.tour-harajuku.com/history.html
引用:東京竹下通り観光ガイドマップ

『東京竹下通り観光ガイドマップ』さんは興味深い歴史の話も載っているので、ぜひ読んでみてください!


原宿系とは?

この言葉自体に明確な定義はありません。
古着を着こなしたスタイルを指すこともあれば、裏原系のスタイルも指し、カラフルでポップなスタイルも指しますし、冒頭に挙げたゴシックやロリィタを指して使う言葉でもあります。
かえって難しく感じるかもしれませんが、「原宿で人気を博した」「原宿に出店したブランドの系統の」など、原宿に関わりのある個性的なファッションや文化という広い意味の言葉として捉えていいのではないかと思います^^


裏原系とは?

原宿駅から竹下通りを抜けた先、キャットストリートや裏路地、小道には個性的なアパレル店やカフェ、ヘアサロンなどが出店しています。
言葉の由来は諸説ありだそうですが、竹下通りを表とした場合に裏にあたるエリアとして呼ばれだした通称という説があります。
裏原系の発祥は意外と最近、90年代初頭に竹下通りよりもテナント料が安く出店できるエリアに若手デザイナー達が集まり、後に裏原系と呼ばれるインディーズブランドを展開していったことから、一帯が個性的でお洒落なエリアとして認識されるようになったんですね。


原宿=若者のもの?

「若者の街・原宿」という言葉をよく聞きます。
「若者の街」とはそもそも何でしょうか?
若者が集まる街、つまりは若者が求める物が多くある街ということですよね。
歳を取れば好みが変わることは珍しくありませんから、よく出向く街が変わるのもおかしなことではありません。
しかし、私・一鈩氏、感じることがあります。

2024年6月までフランス観光開発機構の在日代表として働いてらっしゃったフレデリック・マゼンクさんという方が、とある動画でされていたお話が印象的でした。
「東京で言う渋谷や原宿のように、パリでは若者の街と言ったらどこなんですか?」と質問されたマゼンクさんは「そんなのありませんよ」と答えたのです。

マゼンクさん曰く、フランス人は日本人のように「私はもう40歳だからああいう服は着ちゃ駄目。もうこういう服を着なきゃいけない」なんてものは無いそうです。
「中高生の頃は原宿に行って、年取ったら巣鴨で赤いパンツを買うとかそんなのは無い」ともおっしゃっていました(笑)
さすが日本文化をよくご存知ですね。

さて、”若者の街が無い”というのはつまり、フランスでは「歳を考えて」なんて発想をせず皆が着たい物を着ているので、そもそも各年代向けの店自体がないということなんですね。
それって素晴らしいなと思います!
趣味が変わって自ら着る物を変えるなら良いんです。でも、せっかく好きなのに何かのせいで着られないってもったいなさすぎませんか?


年齢/性別/容姿なんて言い訳だ!

「この歳でこの服は変でしょ」
「男/女だからこれは着てはいけない」
「容姿が悪いから何を着ても駄目」

良いですか?これらは全部言い訳です!
「〜〜だから絶対に着てはいけない」
あなた自身がそうと信じて止まないなら他人がどうこう言うことではありませんが、「本当はしたいことがあるんだけど、やっちゃいけない(ことになってる)からできない」そんな人にはぜひ挑戦してもらいたいと思います。

誰でも似合う!

もしあなたが着た服が似合わない、おかしいならそれは
「歳だから」
「異性しか着てはいけない物だから」
「容姿が駄目だから」
ではありません。

「あなたに合っていないアイテムや着こなしだから」
です。

老若男女、容姿の良し悪し問わず、誰にでも必ず、似合う物と似合わない物があります。
これはアパレル店員の経験上断言します(o^-')b
「どうせ容姿端麗な人は何でも似合うでしょ?」
いやいや、そんなこともないんですよ。

臆せず、好きな世界観の中であなたに似合う物を一緒に探しましょう!(「・ω・)「



原宿系と混同されがちなファッション

残念ながら、原宿系をよく分からない人達は何でも「ゴスロリ」、最近は「地雷」と一括りにします。
なんとももどかしく悔しいものです…
しかし、「知りたいけどよく分からない!」という方もいらっしゃるでしょう!
ここではひとまず、特徴的で原宿系と混同されがちなファッションについて少々触れておきましょう。
しかし一鈩氏、地雷系や量産型と言われるファッションそのものは詳しくありませんので、ご了承ください。

原宿系については後に画像付きで解説しますので、お楽しみに!


地雷系?

まず、「地雷」という言葉は「一見分からないけど、付き合いを深めてみると性格の悪さや精神を病んでいることが発覚するタイプの人」という意味のネットスラングとして広まりました。
うっかり怒らせてしまうことを「地雷を踏む」と表現することもありますが、地雷系ファッションの由来は前者です。
定義というよりも概念的な表現なので難しいのですが、「まるで地雷をもっているのではないか?と思わせるような怪しさを持った人、またはそのような服装の人」という感じですね。

服装の傾向としては

  • 黒、白、紫、ピンク、水色辺りのカラーがよく使われる。

  • ジャージをファッショナブルにしたような服やオーバーサイズなカットソーなど、ゆるっとしたシルエットが多い。

  • レッグカバーやジャージ生地の服にヘッドドレスの合わせもあり。

  • 黒髪または派手髪と極端。ぱっつん前髪や巻かない髪が多い。

  • 厚底が多い。

  • グロカワアイテムも好き。

  • くまさんなど、動物系のモチーフのデザインもあるある。

  • 医療系モチーフも好き。

  • ピアスばちばち。

サイバーっぽい雰囲気の服も多いですね。
有名人だと、あのちゃんの感じです。
似たような言葉で『病み系』というのもありますが、地雷の中でも「精神的な病み」を表現したものを指す傾向が強いように感じます。使う色は主に黒や紫、医療モチーフはド定番。


量産型?

こちらは「女の子の思う”可愛い!”を全部詰め込みました!」という雰囲気で、”可愛い”を全部盛りした典型的な女の子…というような、これまた概念的な表現です。

服装の傾向は

  • 白、ピンク、ベージュ、茶色がよく使われる。

  • 髪は黒髪か茶髪が多い。ふんわりと巻き髪の子も多い。

  • 基本は丈が膝より上のスカートやワンピース。

  • パンツの場合はシルエットが可愛いショートパンツやキュロット。

  • フリルブラウスやブラウス風のカットソーが多い。

個人的な感想は「チョコレートみたいなファッションだなー」です(笑)
茶色や白、ピンクと美味しそうで可愛らしい色がよく使われていますね。
たまに「ロリィタファッションを簡易化したファッション」と紹介されることがあるのですが、全く別物だと思います。
後に解説しますがロリィタは昔の貴族の服装がモチーフとなっており、量産はロリィタよりずっとシンプルで現代的なファッションです。


地雷と量産の流れ

『原宿系とは?』でお話ししたように、原宿系という言葉は広くいろんなものを含みます。
では、地雷系や量産型は?と言うと、元々は「ファッションのジャンルとして登場したものではない」という点と「原宿文化からの発祥ではない」という点が原宿系とは違う所でしょう。
原宿系と言われるファッションは、原宿で流行したり、原宿に出店されたブランドから広まっていきました。
地雷や量産は、ヲタ活をしている層から広まっていったスタイルです。
特にアイドルファンに多い傾向にあるようですが、「推しに会いに行くので可愛くなりたい!」という推し活の一環としてのお洒落が始まりで、そのスタイルがジワジワと一つのファッションとして名前がついて広まったイメージです。
同じ物が好きな人同士だとファッションが似ることもよくありますよね!


ヴィジュアル系?

店員として仕事をしていると、これもよく言われるんですよ。
しかし、ヴィジュアル系というファッションはありません。
ヴィジュアル系というのは「ヴィジュアル=見た目も重視したバンドの形態」のことであり、その定義に決まった服装はありません。
真っ黒だったり、貴族的だったり、おどろおどろしかったり…確かにヴィジュアル系のイメージはありますが、ヴィジュアル系バンドが”よくするファッション”に過ぎません。
例えばシドさんのように、カジュアル寄りなロックスタイルのバンドも多くあります(o^-')


コスプレ?

目立つ服装なので勘違いされがちなのだと思いますが、コスプレはキャラクターや好きなアイドルなど特定のなりきる対象があるものです。
原宿系ファッションはただのファッションなので、なりきりで着るものではありません。

中には概念ファッションや創作コスプレで原宿系ブランドの服を使用する人もいますが、カジュアルなメーカーさんの服でも同じことで、あくまで「活用」しているだけです。

<余談・概念ファッション(コーデ)とは?>
別名バウンドコーデ。アメリカでディズニーバウンドが流行したことから広まった。
例えばシンデレラバウンドなら、水色のワンピースに透明感のある靴やサンダルを合わせるなど「シンデレラっぽい」けど完全になりきりではない、1つのファッションとして成立もしているコーディネート。

<余談・創作コスプレとは?>
自分で考えたオリジナルキャラクターや、「花畑が似合う少女」のようなイメージなど、創作した人物になりきるコスプレ。自分の中でのイメージから生まれるものなので、本人が創作コスプレととらえるかどうかが大きい。
例えばスーツを着て「これは会社員のキャラのコスプレだ」と本人が言うなら該当するが、主にファンタジーな服装の場合が多い。



サイバーパンクやスチームパンクは?

個人的にこれらも原宿系に含んでも良いと思います。
原宿系ブランドにはサイバーやスチームパンクを打ち出した物もありますし、個性的でかっこよく、ファッションに取り入れる人も多くいます。
しかし、今回はあえて原宿系の図鑑には入れずに触れさせて頂きますね。

というのも、サイバーパンクやスチームパンクは本来ファッションではなく、SF(サイエンス・フィクション)のジャンルの一つだからです。
科学の物語ジャンル故か、両者ともディストピア物が多いのも特徴ですよね。
その物悲しさに何故か惹かれます。

サイバーパンク

雰囲気で分かるかとは思いますが、電脳システムが発展した未来を描いた作品です。
アンドロイドや人体改造がテーマになることも多く、昨今AIが発達して来たことでサイバーパンクな世界はすぐそこかもしれません。
ビジュアル的なイメージとしては、ネオンが輝く暗い世界、発展したロボット達、機械の体を手に入れた人間、複雑な配線、プログラミングコード…といったところですかね。
香港の街が煌びやかで、度々サイバーパンクのようだと言われます。
必ずしもギラギラしたイメージではなく、映画『マトリックス』はサイバーパンクの代表的な作品です。

典型的なイメージ。
空を飛ぶ乗用車?や所狭しと並んだ建物もあるある。
空中に浮かぶスクリーンもよくあるイメージですが、実現し始めているのでSFではなくなりつつありますね!


スチームパンク

サイバーに比べるとよく分からないという人も多いこちら。
『海底二万哩』など、分類される作品は1860年代頃から存在しましたが、近代になってからサイバーパンクという言葉を文字ってジャンル名がつけられました。
その名の通り蒸気機関が主な動力源として登場している作品達で、何故かと言うと1800年代(19世紀)の主な動力源が蒸気機関であり、当時の作者達にとって電気という動力源なんて未知だったから。
当時から見て数百年後の設定の作品であっても、想像の範疇外であった電気は登場せず、蒸気機関を使用した未来の乗り物や機械が登場していました。

ビジュアル的なイメージとしては、シリーズによるかもしれませんが『ファイナルファンタジー』や『モンスターハンター』、『鋼の錬金術師』『サクラ大戦』『スチームボーイ』『天空の城ラピュタ』『ハウルの動く城』など。
最後に挙げた三つは蒸気機関を使用する描写があり、蒸気機関を当たり前に使うにしてはオーバーテクノロジーな技術が成り立っている様子なので、正にスチームパンクです!
※オーバーテクノロジー:その時の技術力では不可能な技術。それにより作られた物を後の時代の人目線で「オーパーツ」と呼ぶ。

ちなみにイメージとして歯車がよく登場しますが、歯車は蒸気機関より前からある、物が元に戻ろうとする「弾性」という性質を利用した動力源の一部で使われます。
時計に主に使われたことで時計仕掛けと言い、細かく言うなら『クロックパンク』というジャンルになります。

19世紀頃の街並みのイメージ。
飛行船は実際にあったそうですが、空を自在に飛ぶ乗り物や海底を進む潜水艇は当時の人々にとって憧れで、SFとしてよく登場しました。
現代人からすると空飛ぶ車やタイムマシーンのような物でしょうか。


ファッションとしてのサイバーパンクとスチームパンク

これらは物語のジャンルであるというお話をしました。
ファッションとしてはどのような傾向でしょうか?

サイバーパンク:電脳世界がテーマの作品ですから、機械っぽいモチーフや近未来感があるスタイルです。真っ白や真っ黒に鮮やかな色のラインが入っていると、ネオンぽさが出て”それっぽい”です。
とにかくゴテゴテにしたいならネオン自体を背負っちゃったりも楽しいですよ^^

スチームパンク:多くが「19世紀の時代背景」または「19世紀の動力源がそのままな未来」という作品なので、イギリスなら産業革命期、日本なら明治頃と…ヴィクトリア朝時代の人々の服装が基盤となるスタイルです。
せた雰囲気が多いのは、庶民が着る服に色鮮やかな布は高価でなかなか使えなかったからですね。
貴族的なスタイルで楽しみたいならビビッドな色や真っ白を使うのもオススメです。



【原宿系ファッション図鑑!】

さぁ、お待たせ致しました!ここからは具体的な解説です!
『はじめに』にも書きましたように、業界関係者の意見も踏まえて執筆しております。
文化は金型があってできるものではありませんし、温かい気持ちで楽しんで頂ければ幸いですm(_ _)m

今回は生成AIに画像を作ってもらいました!
アパレル店員視点で一鈩氏もコーディネートしつつ画像の生成をしてもらったので、そこも楽しんで頂けると嬉しいです(「´∀`)「ワーイ

なんでもかんでも名称がある訳ではない

アパレルの仕事をしていると、「これは何系?」「これは?」「これは?」と聞かれまくるのですが、いちいち何にでも名前があるわけではありません。
一般的なファッションスタイルの人全員にジャンル名がないのと同じです。
きっと「あなたは何系?」と聞かれて答えられない人の方が多いのではないでしょうか💦


ブランドにこだわらない

「ゴシックにしたいからゴシックブランドの物だけでそろえなきゃ!」
といった考え方の人が多いのですが、そんなことはありません。
ファッションはコーディネートで決まります。
一つ一つのアイテムが「”○○ファッション用”でないと、○○ファッションとして認められない」ということはありません。
反対に、例えばゴシックブランドさんの羽織物をジーパンと合わせてカジュアルに着てみるなんてのももちろんOKです。


図鑑の項目について

各ファッションの解説項目です。

☆特徴☆
どんなアイテムを身につけているかなどの解説。

☆○○の入り口☆
原宿系ブランドは値が張る物も多い…ということで、まずは手軽に手に入るアイテムでの工夫をアドバイス!

買うならまずコレ!☆
1点だけでも専門のブランドさんのアイテムがあるとより”それらしく”見えます。
一鈩氏的「まずはコレ!」なアイテムをご提案!


【パンク】

赤チェックは定番でカッコイイ!

⭐︎特徴⭐︎

  • とにかく派手髪!不良感あるスタイリング。

  • スモーキーで派手なメイクは必須!

  • バンドTシャツなどロックなTシャツを着ることも多い。

  • ダメージ加工や革のジャケットなどイカついアイテム!

  • スタッズや鋲、革や合皮などアクセサリーもゴツゴツ!

  • パンクロック愛好家のスタイル。

「原宿系と言えば!」なスタイルです。
十数年前まではパンキッシュなブランドさんも多くありました。
しかし大事なポイントが!
「パンク系ファッションというファッションは無い」
ということです。

パンクはロック音楽のジャンルで、ファッションのジャンルではありません。
70年代にイギリスでおこった音楽で、パンクとは「不良」や「チンピラ」という意味で、「主義主張をする」というような意味合いもある言葉です。
世間への怒りや反論、名の通り主義主張を音楽で表現するのがパンクロックです。

パンクロックを奏でる人々が自分たちの表現の為に見た目のスタイルも派手にカッコよくしていき、鑑賞が好きな人々がそのスタイルを真似し…という流れで、パンクファッションという概念が生まれました。

パンクという音楽の存在すら知らずに「パンクが大好き!」なんて言ってしまうと、”本物”のパンクが好きな人々に「ファッションパンク」として不快感を与えてしまいます。
※この「ファッション」は「なんちゃって」というような意味。
音楽ファンに敬意を持ちつつ楽しみましょう!


⭐︎パンクの入り口⭐︎

ロック系のスタイルなので、お手頃な服屋さんでも意外と使えるアイテムは手に入りやすいです。
もし好きなロックバンドがあればグッズのTシャツを取り入れてみたり、その他ロックなTシャツやタンクトップ、ライダースや革ジャンもかっこいいですね。
ボトムスは画像のように赤チェックだと定番な感じ!でもシンプルな黒やジーパンなんかでも良いですよ(o^-')b
チェック以外では黒+ビビッドな色のストライプもオススメ。

ダメージ加工のアイテムは簡単にパンク的不良感を演出できます。
ニット生地の服にランダムに穴を開けてみるのも楽しいですね!

服が比較的シンプルでも、ゴツいアクセサリーをたくさんつけると雰囲気が出ます。
また、パンクな感じにしたいならメイクは必須ですが、やったことがない人でも意外と大丈夫!黒や茶色などの暗い曇ったような色合いのアイシャドウをぐちゃぐちゃと目元に塗るだけでも雰囲気が出ます!
「通念への反抗」がテーマのパンクにのっとるなら、綺麗に塗るより決まるようにも思います。


⭐︎買うならまずコレ!⭐︎

「パンク」と銘打っていなくても、ロックなスタイルを扱うブランドさんの物を活用できます。
まず手に入れるなら…オススメは「特徴的な形のトップス」または「ボンテージパンツ」です!

「特徴的な形」って何?という話なのですが、パンクやロックをモチーフにしたブランドさんには、袖や丈が長ーくなっていたり、チェーンなどの飾り付き、変形できるギミック付きなど、カジュアルなメーカーさんではあまり出さない形状のデザインが多くありますので、こういったアイテム一つで世界観ができあがります!

また、「ボンテージパンツ」とは、両脚が1・2本のベルトで繋がれたようなデザインのパンツです。
パンクスタイルではド定番のパンツで、特に赤チェックはドドド定番(?)なので大変オススメです!



【ゴシック】

レースは定番!
肌を露出させることも多く、耽美的な世界観です。

☆特徴☆

  • 基本的に真っ黒。

  • ダークな雰囲気の顔色が悪いメイクまたは白塗り

  • 少しセクシーな雰囲気にすることも多い。

  • 退廃的で幽霊のように見せることも。

  • 悪魔的なモチーフ。

  • 病的な雰囲気。

  • アクセサリーは銀色か黒が基本。

  • 元はゴシックロック愛好家のスタイル。

これも原宿系では定番。
ダークな世界観が人気です。

パンクと同じく元はゴシックロックという音楽を楽しむ人々のスタイルで、退廃、悪魔崇拝など…反政府的であったり神に反する思考、ロマンチシズム(ロマン主義)、ホラーなどを歌ったジャンルです。
日本人がファッションとしてゴシックスタイルにする際、悪魔的なモチーフと十字架や教会といった神に関するモチーフを一緒に使用することも多いですが、これは宗教的意識が薄い日本人特有の合わせ方ではないでしょうか。
信仰がしっかりしている人々にとって「悪魔崇拝なの?神を賛美してるの?どっち?」と思われるかもしれません。
ただ、近年は日本のサブカル、ポップカルチャー、kawaii文化が世界に広がり始めているので、「それはそれ」として見てくれる人も多いかと思います。
※本来のゴシックスタイルでも『逆十字』など神に反する形で神のモチーフを用いることもあります。

<余談・ゴシックって何?>
『ゴシック建築』や『ゴシック創り』という言葉を聞いたことはありますか?
『Goth(ゴス)』は『ゴート人』という古代のドイツ辺りにいた民族のことで、『Gothic(ゴシック)』は「ゴート人的な」という意味です。
ゴシック建築が登場したのは11世紀からで、名称は後の15世紀終盤から「野蛮な建築様式」という意味で差別的な呼び方として名付けられました。
かつてロマネスクという様式が一般的で、石材を緩やかなアーチ型に組む作り方の為に建物の高さを出すことができなかったそうです。
その後登場したゴシック建築は縦に尖ったようなスタイルを取る為、高さを出すことが容易になりました。
多くの人がイメージする大聖堂の感じかと思います!ハリポタのホグワーツも分かりやすいですね。
とても素敵な様式なのですが、見た目も発想も”尖った”スタイルだった為に、上品さに欠ける野蛮なデザインと見る人もいたようです。
まぁ…新しい物というのは今昔問わず叩かれるものなんでしょう…

元は建築様式としてのゴシックがあれやこれやと派生して、一口で説明しきれないものとなっています。
ちなみにゴシック建築が盛んだった時代の貴族の間では、ビビッドな色合いや現代人が見るとピエロのような印象の服が流行していたそうです。
現代になりゴシックロックが登場し始めた頃に、15世紀頃を舞台にした吸血鬼映画が流行したとのことで、そこからゴシックのイメージとダークな吸血鬼のイメージが混ざり合ったのでは?と言われます。

現代のゴシックファッションとしては、真っ黒が基調で、色を入れるとしてもアクセントとして血のようなダークな赤、暗い青や紫辺りを少し入れるのが基本です。
アクセサリーで指し色を入れるのも良いですね。


☆ゴシックの入り口☆

真っ黒なブラウスやシャツは比較的簡単に手に入りますよね!
ゴシックを演出するには、退廃的、ダークさ、繊細な美しさが欲しいです。
レースのトップスや網タイツなど、黒く透け感のあるアイテムがあると美しくダークな印象になります。
ネットでお手頃な物を探してみましょう!
※セクシーな雰囲気は定番なのですが、エロにならないように(下品な印象)注意です。

レースや網はちょっとな…という場合、アームカバーなど腕に使うアイテムなら、抵抗が少なく透け感のあるアイテムを使えるかもしれません。アームカバーやグローブ自体が透けていなくても、半袖に合わせることで部分的に肌が見えるので過度にセクシーにならず美しい雰囲気を演出できます。

もちろん透け感は必須ではありません
そういったものに抵抗があれば、特に裾がボロボロなダメージ加工のアイテムがオススメです。
例えばシンプルな黒シャツにシンプルな黒パンツ、そこへダメージ加工をした黒い布を羽織ったり腰に巻いてオーバースカート風にするなんてのも簡単です。
身ごろなどに穴が空いたようなダメージよりも、裾が切れてボロボロな方が、幽霊のような退廃的な雰囲気があって良いかと思います!

あとは銀色のアクセサリーを取り入れてみましょう。服をシンプルにする場合は、アクセサリーで飾ると”それっぽさ”が出てきます。
偽物でOKなので、宝石風なアクセサリーもすごく良いです!

また、モード(後述)っぽい太めのワイドパンツやオーバーサイズなトップス類も活用できるかもしれません。


☆買うならまずコレ!☆

ゴシックブランドさんのものでまず買うなら「黒いコルセット」または「ロング丈の黒い羽織」がオススメです。

昔の貴婦人的な要素もあるスタイルなので、コルセットはその雰囲気がよく出ます。男性的なスタイルにしたい場合でも取り入れると意外とかっこいいです。

羽織については、中に着る物がシンプルでもパッと見で世界観を作ってくれるので、思い切って値が張るブランドさんの物を買う際にまず選んでも良いんじゃないかなと思います。
透け感の話を先ほどしましたが、反対に夏にあえて肌を出さないスタイルもミステリアスで素敵です。
夏でも着られるような薄手のカーディガンがあると、寒い時期にも活用できますしオススメですよ!



【ロマンチゴス】

貴族的な要素が強い。

☆特徴☆

  • 黒、退廃など基本的には通常のゴシックと同じ特徴。

  • 通常のゴスよりも露出は少なくしっかり着込んだ気品あるスタイル。

  • 『ドラキュラ伯爵』のイメージから来たと思われる。

ダークな雰囲気のゴシックの中でも貴族的なスタイルをロマンチゴスと言いますが、ゴシックと一括りに呼ばれることが多いです。
この画像では控えめですが、このような服装に派手で更にダークなメイクもありです!
後にご紹介するゴスロリは、こちらがロリィタと融合したファションです。

上品な印象を強めたいならアクセサリーは通常のゴシックよりもゴテゴテ着けない方が良いとは思いますが、派手に見せたい、幽霊のような浮世離れした感じを出したい場合は、かっちりした服にネックレス重ね着けも面白いかも!
また、シャツやブラウスの場合はジャボが非常にオススメです。
身分の高い人物に見せてくれます。
※ジャボ:画像の男性が着用しているような、本来は貴族の男性が首元に着けるネクタイの一種。


☆ロマンチゴスの入り口☆

通常のゴシックと同じく、真っ黒なシャツやブラウス、ワンピースなどがあればとりあえずOK!
そして、ジャケットやボレロなど、フォーマルに近いアイテムを取り入れましょう。真っ黒でシンプルな物なら街のリーズナブルな服屋さんでも手に入りやすいです。
例えばボレロは、おばちゃん服のイメージなお店を覗いてみると良いかも?

100円ショップで売っている礼装用の黒いネクタイも使えます。
値段はともかく、お葬式で着用できそうなアイテムはそのまんま使えますね!


☆買うならまずコレ!☆

「黒いワンピース」または「黒いジャケット」を推します!
ワンピースは言わずもがな、一着でだいたい決まるので便利。
ブランドさんの扱いも多い商品です。

ジャケットはかっちり感の演出に一番!
女性的なスタイルにジャケットを着るのも可愛らしく素敵ですが、もし西洋の本場の雰囲気に近づけたいのであればスカートスタイルには合わせない方が良いでしょう。



【ゴスパン】

全身の画像が作れなかった…悔しい…(超余談
パンキッシュな雰囲気とゴシックのダークさが融合したファッションです。

☆特徴☆

  • パンクのスタイルとゴシックのスタイルが融合した日本発のファション。

  • メイクはパンクなスモーキーさ、またはゴシックの青白いダークさ。

  • 黒とビビッドな色を組み合わせる事が多い。

  • パンクで定番のチェック柄やストライプ柄はあるある。

  • キャラクター物を取り入れるなどポップな可愛らしさもある。

  • 繊細な生地の黒いカーディガンなど、ゴシックのダークさ。

  • スタッズなどゴツいアクセサリー。

音楽由来の二つのスタイルを融合させた、日本発祥のファッションです。
これが最近の地雷系と混同されがちなので、分かりやすくしようと画像生成には苦労しました…💦

まず、パンクロックは不良的な表現の一つとして、ビビッドで”強い”印象を与えるカラーや柄、ゴツゴツなアクセサリーを使用します。
そして、ゴシックロックは悪魔的で退廃的な表現の一つとして、黒く繊細且つ怖い印象の服をまといます。
これらを合わせる訳ですが、どちらかと言えばゴツいロックなアイテムが全面に出がちのように思います。

ロックな強いアイテムだけではゴスの要素が出ないので、パンクを基盤にして黒いレースなど繊細なデザインの物を取り入れるようにすると、パンクに外しが効いてゴスパンの雰囲気が出ると思います。
また、ゴスパンのブランドさんにはポップなオリジナルキャラクターがいたり、グル〜ミ〜などのグロカワキャラとのコラボが多くあり、動物などキャラクター物でゴツいロックスタイルを崩すのも定番です。


☆ゴスパンの入り口☆

パンクと同じく、ロックなアイテムは比較的手に入りやすいと思うので、リーズナブルなお店で探してみましょう。
まずは上半身にロックなアイテムを着用し、真っ黒なボトムスを合わせるところから始めてみてはどうでしょう?

また、ゴシックには白を使用しないのですが、ゴシックの真っ黒なスタイルに白のTシャツなどを入れてみることでポップさが出て、ゴスパンの雰囲気が出ます。
※パンクとゴシックの項目も参考にしてみてください^^

モード系(後述)に通ずる所もあり、モード系を貴重にしてビビッドな色味や柄を追加してみても良いでしょう!

☆買うならまずコレ!☆

詳細はパンクの『⭐︎買うならまずコレ!⭐︎』を読んで頂きたいのですが、「特徴的な形のトップス」がオススメです。
トップスを決めて、ゴシック的なアイテムを色々足してみましょう。
真っ黒なロングスカートを合わせてみたり、かっちりしたスラックスを合わせるのも良いですよ。



【デコラ】

ポップで派手派手!

☆特徴☆

  • 複数の色使いが基本。

  • 頭には大量のポップなアクセサリー。

  • ファンシーなキャラクターからちょいグロなアイテムまでてんこ盛り!

  • 指先もしっかり飾る。

  • メイクもキラキラでポップに。

  • ラバーアクセサリーやおもちゃっぽいアクセサリーが定番。

  • 海外のキャラクターアイテムも相性良し!

パンクの際に「原宿と言えば」なんて書きましたが…こちらこそザ・原宿!ですね。
「飾りつける(decoration)」が語源の通り、とにかく鮮やかに飾り立てます。
画像は比較的シンプルですが、ヘアアクセサリーをとにかく付けまくるのがド定番で、前頭部に所狭しとヘアクリップを着けまくったりします(通称:ゴミ盛り)。

系統の違う色味を組み合わせたり、レインボーなアイテムを身につけたりととにかくカラフル。
海外のキャラクターなど、ポップなキャラクターのフィギュアやおもちゃをアクセサリー感覚で持ち歩く人もいます。もちろん服やカバンに括り付けてしまうのも定番です。
食べ物モチーフや目玉などのグロカワなモチーフを身につける人も多く、ポップで風変わりな世界観が人気です!

メイクも服に劣らずカラフル!ネイル用のストーンや可愛いデザインの絆創膏をアクセントに顔に貼り付けたりもします。

かつて流行した篠原ともえさんのスタイルを真似したシノラーのファッションが基だとする意見もありますが、デコラは原宿近辺に所在したディスコの流行が影響したファッションと言われます。
お洒落して行く場所としてディスコが流行し、その後ディスコは関係なくとも盛れば盛るほど可愛いファッションとして独自の変化を遂げました。
これぞ日本の原宿kawaii文化の代表的スタイルです。

2010年頃から人口が一気に減ってしまった印象ですが、2020年代に入り、ネオデコラと称して若い世代がデコラを始めたり、推し活デコラが登場し、盛り上がりを見せているようです!
※推し活デコラ:推しのグッズをファッションの一部に盛り込んだり、推しを彷彿ほうふつとさせる服装(概念)を派手に着飾るデコラ。


☆デコラの入り口☆

カラフルポップでおもちゃのような世界観のファッションなので、ちょっと安っぽいくらいが"kawaii"だったりします。
デコラモデルさんでも100円ショップや子供向けアクセサリーのお店をフル活用しているのです!
とにかくアクセサリーを盛りまくるファッションなので、なるべくリーズナブルな物を大量に手に入れると良いでしょう。

服は黒以外の色を選ぶと簡単です。
黒いデコラをする人もいるのですが、とりあえず始めたい段階でうまい具合にポップさを出すのに黒系は難しいように思います。明るい色から始めるとやりやすいかもしれません。

オーバーサイズのトップスを選ぶとポップさが出やすいですが、反対に、着用が可能なら子供服を少しぴちっと着るのも、幼さないデザインでおもちゃっぽさが出てオススメです。

また、無地の色付きTシャツやスエットなどを購入し、100円ショップで購入したフェルトやリボンを貼り付けたり縫い付けたりして独自のデコラ服を作る人も多いです!
難しそうに感じますが、まずはリボンや通園バッグの持ち手にするようなカバンテープなどを何本か縫い付けて立体的なストライプのデザインにしてみる…などいかがでしょう?


☆買うならまずコレ!☆

自由度が高いファッションなので「どれでも良い」が本音ですが(笑)、一鈩氏的オススメは「派手なプリントのオーバーサイズなTシャツ」とします!
服自体が派手派手ならそれだけでインパクト抜群!
盛って悪いことはないファッションなので、さらに盛りたくなっても全然使えます。
半袖でオーバーサイズなら、夏はそのまま着て、冬はカラフルな長袖を中に重ね着するという楽しみ方もできて、お洒落さも利便性も兼ねられます。



【ロリィタ】

超有名なロリィタファッション。その中でも様々な種類があるので、まずはこの項目でロリィタ共通の特徴をご紹介します。

☆共通の特徴☆

  • 主に19世紀頃の貴族スタイルをモチーフとしている。

  • 18世紀頃の美術様式ロココ建築のなめらかな曲線なども参考にされる。

  • お嬢様ファッションなのでお上品さは必須。肌の露出はできるだけしない。

  • 『不思議の国のアリス』のような昔の子供服もモチーフとなっている。

  • 貴族スタイルとして正装である、スカート部分の膨らみは必須

  • リボンやヘッドドレス、ボンネットなど、大ぶりな頭飾りを着けることが多い。

  • おでこ靴と呼ばれるつま先の丸い靴や、木靴と呼ばれる底が木(もしくは木材を模した素材)でできた靴が定番。

ファッション名は、ウラジーミル・ナボコフという小説家が出版した『Lolitaロリータ』という小説に登場する少女のあだ名「ロリータ」に由来します。
小説は小児性愛者の主人公が12歳の少女に恋をする物語で、主人公が勝手に名付けた呼び名がロリータでした。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/ロリータ
ちなみに日本で「ロリータ(ロリ)」と言うと、10歳未満の少女だと思われがちですが、本来は小説の少女と同じくらいのローティーンの年齢層を指します。
※10歳未満の少女を性愛対象とすることは『アルプスの少女ハイジ』(8歳頃)になぞらえ「ハイジコンプレックス」と言います。

ファッションとしては、ロリコン向けコンテンツと混同されないようにということもあり、言語の発音に近い「ロリィタ」という表記を当てることも多いですが、近年では特に「ロリータ」の表記でも目くじら立てる人はそういないように思います。

名前の通りローティーンの少女の要素を持つファッションなので、大人っぽくしすぎず、18〜19世紀頃の”良い所のお嬢ちゃま”スタイルの要素を取り入れます。
※子供っぽい要素は必要ないとご指摘頂いたこともありましたが、代表的なロリィタモデルの青木美沙子さんや深澤翠さんらも雑誌やテレビで昔おっしゃっていましたし、ロリィタ的精神を音楽で表現したALI PROJECTの宝野アリカさん(アリカ様)も「少女的な」と説明、周囲のファッション関係者もそのように発言されていますので、この通りとさせて頂きます(o^-')b

高貴な家柄の要素幼い要素を持つスタイルなので、あまり肌を出すと極端な話セクシーな印象になってしまい、相応しくないとされます。
フリフリでセクシーな衣装がロリータと称して売られていることがありますが、それはただのフリフリな衣装です💦

貴族のスタイルに準え、パニエやクリノリンでスカート部分を膨らませるのは必須で、ロリィタのブランド(フランス語の「メゾン」と言うことが多い)のスカートでも膨らませずに履くとロリィタファッションとは言えません。
※パニエ:スカートの中に着用するもふもふスカート。
※クリノリン:同じく中に着用するスカート型の骨組み。

また、最近、海外発のロリィタ風のブランドさんを色々目にするようになりましたが、短めのスカート丈が流行のようで「惜しいなぁ」という気持ちですね。

ただし、ロリィタファッションを自称せずにそれらの服を楽しむ分には全然OKだと思います!


<余談・スカートの膨らみは排泄用⁉︎>
昔の貴族達は何故、ドレスを膨らませたのでしょうか?
実は、外で排泄する為というのが始まりでした。
フランスを始めヨーロッパの多くの国では、19世紀に入るまでトイレが無いどころか排泄する場所が決まってすらいませんでした。
自宅ではおまるを使用し、溜まったら外に捨てるというのが当たり前だったそうです。
優雅なイメージのパリは排泄物だらけでした…。
あの有名なヴェルサイユ宮殿にもトイレはなく、パーティーなどで訪れた人々はなんと庭で排泄したそうです。
その際、大きく膨らんだドレスを着て立って排泄すれば”様子”が見えず、ドレスを汚さずに済むということで、スカート部分を膨らませることが当たり前となり、見た目の優雅さも気に入られ、トイレが定められてからも貴族の服装として定着していたようです。
ちなみにハイヒールも、元は男性用だったものを街を歩く際に排泄物でドレスの裾が汚れることを防ぐ為に女性達が履き始めたそうですよ。

ついでに「エチケット」という言葉は立札を意味しており、ヴェルサイユ宮殿の庭で排泄されることを嫌がった庭師が「排泄しないで」という立札を立てたことから来ているそうですが…長年効果はなかったようですね。

<余談・オバロリ!?>
年齢をある程度重ねた人がロリィタファッションをする場合、自虐的に「オバロリ」「ババロリ」と自称することがあります。
他者が言うには失礼な発言になりますが、本人が楽しむ分には面白い言い方だと思います。
オバロリだってオジロリだって良いのです。
自分に合う形で楽しめるのが一番
そもそも昔の人が普段から着ていたファッションを再現したりモチーフにしているファッションですから、誰が着たっておかしくないのです。
ちなみに「オバロリ」の年齢に決まりはありません。20歳の自称オバロリだって有り得ます。
そもそもロリィタは未成年のことですしね。



【甘ロリ】

ファンシーでkawaiiスタイル

☆特徴☆

  • スカートの膨らみは特に大きい!

  • 動物やお菓子など、ファンシーで可愛いモチーフが多い。

  • パステルカラーが多い。

  • 赤など濃い色が基調の場合は多めのレースやフリルで甘さが出される。

  • ぬいぐるみやぬいぐるみバッグを持つことも多い。

  • 甘く幼な顔を演出するメイク。

これぞロリィタ!なスタイルです。
単純に「ロリィタファッション」と言う場合、基本的には甘ロリを指します。
ゴシックの項目を読んでくださった方はお分かりかと思いますが、ゴシックの要素がないこちらのファッションは「ゴスロリ」ではありません。

ロリィタの中でもスカートの膨らみは断然大きく、パニエを4・5枚履くのは当たり前、10枚程重ねばきする人もいます!


☆甘ロリの入り口☆

甘々な服は世の中に少ないのでちょっと前までリーズナブルに始めるのは難しかったかと思うのですが、例えばaxesさんのような比較的控えめなお値段のメーカーさんでロリィタ的な甘いデザインのブランドを出すメーカーさんが近年出始めたので、ぜひ活かしましょう!

ロリィタに限らずですが、「専用」でなくても「活かす」ことはできます。
甘々なデザインのスカートをパニエで膨らます所から始めてみてはいかがでしょうか?
パニエは店舗によりドンキホーテさんなどで扱っていることもありますし、ネットで探すのが手っ取り早く、ちゃんとしたブランドさんで購入するより安価な場合が多いです。
パニエは消耗品です。ボリュームが減ったらさらに重ねばきするか、買い換えるかになりますので、できるだけ手頃な物を使うと良いかと思います!

また、ブラウスや小物類(靴下など)はもっと安価なお店でも可愛いデザインの物が手に入るので、色々見てみましょう。


☆買うならまずコレ!☆

断然「ジャンパースカート(ワンピース)」です!
上記項目で解説した通り、ブラウスなどは言ってしまえばどこでも手に入るので、思い切って1点買うなら断然ジャンパースカートがオススメです。
他のファッションよりも条件がしっかり決まっているファッションなので、その条件を満たしやすい物を手に入れるのが1番ですね。
ロリィタブランドさんでももちろんブラウスや小物類を出していますが、よりこだわりたくなってからで良いと思います。



【クラロリ】

甘ロリに比べるとセパレートの服を着る人も多い。
落ち着いたお嬢様スタイル。

☆特徴☆

  • クラシカルロリィタの略。

  • 茶色など落ち着いた色味が多い。

  • 甘ロリに比べてスカートの膨らみは控えめ。

  • 甘ロリよりもお姉さんなスタイル。

  • 上品な花柄や街並みの絵柄など、落ち着いたテーマのプリントや刺繍が多い。

名前の通り、クラシカルなスタイルです。
フリフリしすぎず、挑戦しやすい人も多いのではないでしょうか。
甘ロリに比べると、ブラウスとスカートに分かれたスタイルにする人が多い印象です。
クラロリの中でも大人っぽい印象にしたい場合はワンピースよりもセパレートでコーディネートすると良いかもしれません。
※甘ロリがセパレートにしないわけではありません。


☆クラロリの入り口☆

甘ロリより落ち着いたスタイルなので、ロリィタではないブランドさんの物でも”それっぽい”物が手に入りやすいのではないでしょうか。
それこそ甘ロリで例にあげたaxesさんはクラロリ好きな方にも人気です。
少しパニエを入れて着用しましょう!


☆買うならまずコレ!☆

「スカート」または「ブラウス」を推そうと思います。
スカートは主役なので、特に好きだと思えるデザインを探してみて、他のアイテムはリーズナブルな物で着回すと良いのではないかと思います。

また、迷ったのですがあえてブラウスも挙げてみました。
リーズナブルな物にしても良いと散々言ったアイテムではありますが、クラロリはリーズナブルなブランドさんでもそれらしいデザインのスカートが手に入りもするので、あえてブラウスの方を専門のブランドさんでこだわってみるのもありかな?と思います。



【黒ロリ】

ブラウスまで黒で統一する人も多いです。

☆特徴☆

  • 甘ロリが黒基調になった!

  • ゴスロリとは別で、ダークさは無い。

  • フリルやレースで甘さを演出。

  • 「黒い甘ロリ」なので、動物などのモチーフもあるある。

  • スカートはボリューミー。

ゴスロリと混同されがちですが、こちらは黒いものの甘ロリなのでダークさはありません。
メイドさんとも間違われますが、ロリィタは貴族のお嬢様、メイドは使用人なので正反対の別物です。
萌え産業のメイドさんはロリィタのようにスカートを大きく膨らませる事も多く華やかなイメージですが、本来のメイド服は仕事着なので主人より派手にはしません。
※ロリィタではなくメイド風のファッションを楽しむ人もいます。


☆黒ロリの入口☆

真っ黒なワンピースにパニエを入れて活用しましょう!できるだけフリフリな物が良いです。
もしワンピースでフリフリな物を用意するのが難しい場合、黒いワンピースにかわいいデザインの黒いボレロなど羽織ものを合わせてみてはどうでしょう?
タイツを白にするなど、白い色を取り入れるとメインが黒くても甘さを出しやすいかもしれません。
また、ヘッドドレスなど、フリルがメインのヘッドアクセサリーを活用するとキュートな印象を強めます。


☆買うならまずコレ!☆

やはり「ワンピース」ですね。
ジャンパースカート(トップスを着込む必要があるワンピース)よりも、上下とも一着で完結するワンピースがオススメです。
今後セパレートのスタイルなど様々なコーディネートに挑戦する上で、ワンピースタイプの服ならコーディネートの参考にもなりますし、黒なら手に入りやすいと思います。



【白ロリ】

天使のような華やかさ!

☆特徴☆

  • 真っ白な甘ロリ。

  • 他の色はほぼ入れない。

  • フリルやリボンなどでロリ要素が演出されていることが多い。

  • もちろんスカートはボリューミー!

黒ロリに比べて他の色を入れないことが多いように思います。
真っ白で甘い可愛さが特徴です。


☆白ロリの入口☆

真っ白なワンピースにパニエを入れて、フリフリなエプロン(タブリエ)や可愛い羽織物などを重ねると近付けるのではないでしょうか。
色を入れるとしても薄めの水色や黄色辺りをアクセント程度に入れるくらいがやりやすいかと思います。


☆買うならまずコレ!☆

ロリィタでは共通ですが、「ジャンパースカート」ですねぇ…
ワンピースの中でもブラウスやカットソーなどと合わせて着る物をジャンパースカートと呼ぶのですが(ワンピースは特にトップス類が要らない物を指す)、個人的には白ロリは特にフリフリの可愛いブラウスとジャンパースカートの組み合わせでより甘さが出る気がします。



【ロリパン】

「ロリィタがパンクファッションをしてみました!」な感じ。

☆特徴☆

  • ロリィタ+パンク

  • 膨らませたスカートにバンドTシャツや革ジャンなどでロックに!

  • パンクで定番のチェック柄やストライプ柄もよく使われる。

  • 甘ロリな柄のスカート類にロックなトップス類を合わせたりもする。

  • 昔で言う甘辛MIX 

  • メイクは通常のパンクより大人しめな傾向。

可愛いスタイルにロックなアイテムを合わせたちょっとヤンチャ?なファッションです。
スカート類がチェックなどロックテイストなデザインでも可愛いですし、ファンシーなスカートにゴツいアクセサリーなどを合わせるのも良い感じです!
グロカワなアイテムもオススメ!


☆ロリパンの入口☆

ジャンパースカートやワンピースも良いですが、スカートにロックTシャツを合わせるスタイルがまずはやりやすいかもしれません。
寒い時期ならブラウスと合わせたロリィタスタイルにライダースなど革ジャンの類を着るのも可愛いです。


☆買うならまずコレ!☆

ロリパンについては断然「スカート」です!
ワンピース類でももちろん良いのですが、可愛い印象が強く、ロックなイカツさを出しにくいかなと感じます。
上下セパレートだと慣れてからも着まわせて楽しめますし、不慣れなうちも上はTシャツにしてみたりカッチリな襟付きのシャツにしてみたりと色々試せるのではないかと思います。



【デコロリ】

ロリィタにアクセサリーを盛り盛りにします!

☆特徴☆

  • デコラ+ロリィタ

  • ポップで派手派手なロリィタ。

  • ロリィタファッションを基調に、アクセサリーを盛りまくる!

  • 頭はヘッドドレス+ヘアクリップなどでとにかくゴミ盛り!

  • メイクも盛り盛り。

ファンシーとポップなファッションが融合しました。
ざっくりとしたシルエットはロリィタなのですが、とにかく飾り立てた派手なスタイルです!
特に頭は画像よりさらに盛りに盛るのをオススメします^^


☆デコロリの入り口☆

まず甘ロリを完成させられると良いかなと思います。
すぐにロリィタブランドさんの服は用意できない!という場合は甘ロリの項目も参考にして頂いて、ロリィタスタイルを作り、アクセサリーはおもちゃっぽい物が可愛いのでリーズナブルな物を大量に着けましょう!


☆買うならまずコレ!☆

ロリィタの「ジャンパースカート」または「スカート」です!
何よりロリィタでデコラをするファッションなので、ロリィタのスタイルになる所からですよね。
スカート類はブラウスと合わせるのももちろん可愛いですし、カラフルなTシャツなどと合わせるとデコラのポップさを強めることもできてそれもまた可愛いです。



【ゴスロリ】

ダークなロリィタ。

☆特徴☆

  • ゴシック&ロリィタの略。

  • ゴシックが基調のロリィタなので可愛くもダークさは必須

  • メイクはダークにゴシックメイク。

  • 幽霊や吸血鬼など退廃的な雰囲気に。

  • 色はほぼ黒。色を入れても濃い赤や青、紫くらい。

  • 大きめな頭飾りやフリルなどでロリィタの可愛らしさを演出。

みんな大好き?ゴスロリです。
フリフリで可愛いシルエットですが、全身真っ黒でメイクも顔色が悪い退廃的な感じです。
唇の血色を消したり、青・黒・紫のリップは定番。正反対に真っ赤な唇にしてもゴシックの世界観が映えます。
黒ロリとの違いはダークさやホラー的雰囲気です。


☆ゴスロリの入り口☆

甘ロリなどと同じように、最近はフリルがついたワンピースなども比較的控えめなお値段のメーカーさんが出していることもあります。
そうしたブランドさんの服を活かしつつ、メイクやその他小物類でダークな雰囲気を演出してみましょう!
ブラウスや小物は個人的には黒をオススメします。普通のゴシックに比べれば白も使わなくはないのですが、白は可愛らしさが全面に出がちなので、真っ黒や暗い赤・青・紫辺りを軽く差し色にするくらいの方がゴシックの要素も入れやすいのではないかと思います。


☆買うならまずコレ!☆

「ジャンパースカート」です!
ゴスロリは有名なだけに、様々なデザインがいろんなブランドさんで出ています。
合わせるブラウスを様々なメーカーさんの物で着回すと楽しいでしょう。
特にゴスロリの場合は、ブラウスを黒、赤、青といった暗い色に変えて楽しむこともしやすいです。


【王子系】

かっこよくお上品に。

☆特徴☆

  • 貴族スタイルの少年装。

  • ベストが定番。

  • 色味に決まりはないが、落ち着いた色が多い。

  • トップハット(シルクハット)やミニハットが定番。

  • ジャボやリボンタイなどのネクタイ類は必須。

ロリィタファッションの一つとされることもありますが、人それぞれの捉え方次第かと思います。
一鈩氏的には独立した物と思っています。
また、「皇子」という表記もよくされますが、決まりはありません。

実際の身分的な意味での王子は王位を継承していなければいくつになっても王子なわけですが、ファッションにおいては基本的に少年のイメージで作ります。
半ズボンや七分丈のパンツを履くと少年ぽさが出るのでオススメですが、足元まであるパンツでも問題ありません。
その場合は大人っぽさが出るので、王子系ファッションとしてコーディネートしたいならフリルのあるブラウスや花の飾りなど可愛めの要素を入れると少年ぽさが出ますよ!


☆王子系の入り口☆

一鈩氏の実体験ですが、中高生の頃はしまむらさんの無地の黒いベスト、無地の黒い七分丈パンツ、ユニクロさんのワイシャツ、リーズナブルなロック系スタイルのメーカーさんの黒いネクタイで王子系ファッションを頑張って作っていました。
使っているアイテムはカジュアルなメーカーさんの物ばかりでしたが、案外それっぽくなりますよ!
首元はリボンタイ(シンプルなリボンを首にリボン結びするだけ)や一般的な形のネクタイ(レギュラータイと呼ばれる)をあえてリボン結びにしたりもオススメです。


☆買うならまずコレ!☆

これも実体験からのオススメです。断然「ベスト」を推します!
他のアイテムがシンプルな物でも、ベスト一つでかなり世界観が出ます。
専門のブランドさんの物を買うならまずベストです!
ちなみに、王子系ファッション単体のブランドさんはまず見ませんが、ロリィタブランドさんがパンツなども扱っていることが多いです。
ブラウスなど、一見女の子チックでも、フリルは本来は男性の物でした。臆せず可愛い雰囲気のブランドさんの商品をチェックしてみてください^^



【モード系】

「黒の衝撃」と言われ80年代に流行しました。

⭐︎特徴⭐︎

  • 実は特定のファッションのことではなく、定義が曖昧。

  • 「モード」とはフランス語で「流行」のこと。

  • パリコレなどの世界の最先端のコレクションで発表された流行のスタイルを取り入れたお洒落なスタイルを指す。

  • 日本では主に80年代に流行した、黒基調で特徴的な形をした服をまとうファッションを指すことが多い。

パリコレ等、誰もが聞いたことのあるファッションのコレクションで発信された、主にハイブランドを使用して流行のスタイルを取り入れたコーディネートをモード系を呼びます。
その為、特定のファッションがあるわけではないのです。

しかし、日本人が広くイメージするモード系は「ヨウジ ヤマモト」や「コム デ ギャルソン」といった日本のブランドが
発信した、真っ黒で緩いライン、一見シンプルながらアシンメトリーなど特徴的な形をしたデザインの服を着こなしたスタイルです。
1981年のパリコレで発信されたスタイルで、それまでは黒はあまり良いイメージを持たれない色で、ファッションでは「普通は使わない」色だった為に、真っ黒なスタイルを打ち出した両ブランドの新作は衝撃的で、「黒の衝撃」と言われ世界的ヒットとなったそうです。
当時、このようなスタイルのファッションをする人は「カラス族」と呼ばれたとか。
緩いシルエットについても、体に沿ったラインこそ美しいという世界の最先端の常識を打ち破った発想だったそうです。

「黒の衝撃」と言わしめたファッションですから、本来は黒でまとめるスタイルではありますが、時が経つに連れ白やグレーが入ったモノトーンな「カラス族的なシルエット」のスタイルもモード系と言われるようになりました。
大元としてはハイブランドの流行スタイルを取り入れている物を指す言葉ですが、定義が曖昧なこともあり、モノトーンの緩シルエットのファッションならモード系と言っても差し支えないように思います。


⭐︎モード系の入り口⭐︎

モノトーンでオーバーサイズなら何でも良いと思います!
例えばオーバーサイズなTシャツの裾を思い切って斜めに切り落とすなんていかがでしょう?
切りっぱなしがかっこいいと思いますし、特徴的な形がかっこいいスタイルなので、切り口がへにゃへにゃになろうが真っ直ぐ切れようがかっこよく決まると思います!


⭐︎買うならまずコレ!⭐︎

これは答えにならないと思います。本当にごめんなさい(笑)💦
「何でも良い!」です。
本来の意味通り、ハイブランドのアイテムを取り入れても良いでしょうし、ゴシックやゴスパンのブランドさんでも緩シルエットのモノトーンなアイテムはよく出しているので、そうした物を取り入れても良いでしょう。
強いてどんなアイテムが良いか挙げるなら、「緩いシルエットのカットソー」ですかね。
ボトムスがオーバーサイズでトップスがピッタリサイズでもおかしなことはありませんが、上半身が緩いシルエットの方が、モードっぽく見える気がします。



まずは恐れずやってみよう!

いかがでしたか?
一口に「原宿系」と言っても色々ありますね。
定義がはっきりしているものは少しおっかなびっくりになりがちだとは思いますが、まずは楽しんで欲しいと思います。

先に「何でも名前がある訳ではない」と言いましたが、定義にハマらないから「駄目」ということはありません。
自分の独自のスタイルとして楽しんだって良いんです。

「フリフリの服は全身フリフリにして着なきゃいけない」だとか、そんな決まりもありません。
カジュアルなスタイルにちょっと味つけのつもりで取り入れるのも楽しいし、意外と馴染みますよ。

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魁戸一鈩かいと いちろ
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