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【中ア】灼熱の空木岳 稜線からの大パノラマ
2016年の8月某日。
麓でも33℃を超える炎天下の中、空木岳に登りました。
基本的に日帰りハイカーなので、深夜・早朝発で日帰りできる100名山を探していたのですが、恵那山・木曽駒はすでに行っていたので同じ中央アルプス「空木岳」を選択。
一緒に登山することのある人(同じくらいのスピード)が、
「登りコースタイム5時間30分だけど、4時間くらいで登れた!」
と言っていた池山林道終点からなら日帰りできる、と判断。
この言葉に後々苦しめられることになるとは…。
コースタイム及び所要時間
<アプローチ>
00:00 名古屋近郊発
02:45 池山林道終点
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3:50頃 林道終点駐車場発
6:10頃 大地獄
6:30頃 小地獄
6:50頃 ヨナ沢の頭
7:50頃 分岐
8:20頃 駒石
9:10頃 駒峰ヒュッテ
9:35頃 空木岳山頂
9:55頃 駒峰ヒュッテ着(昼食)
10:40頃 駒峰ヒュッテ発
11:35頃 分岐
12:10頃 ヨナ沢の頭
12:30頃 小地獄
12:45頃 大地獄
14:00頃 水場
15:20頃 林道終点駐車場発
深夜に名古屋を出て2:45頃に林道終点駐車場に到着。
すでに15台くらい車が止まっていました。
すこし東の空が白み始めた3:50から登り始めます。ヘッドライトめがけて飛んでくる虫たちを避けながらのスタートです。
4:30頃、東に見える南アルプスが赤く染まります。上からだともっと綺麗だろうと思いつつ登って行きます。
6:30頃、大地獄・小地獄との名称の付くヤセ尾根へ。十分リサーチしたつもりでしたがちょっとビビるくらいの崖。鎖場も複数あり、なかなかヘビー。
7:50頃、分岐を駒石方面へ。分岐を越えるとすぐ稜線!ですが、頂上までかなり見上げます。これほどの角度の稜線は初めてでした。
この辺りまではほぼコースタイム通り。ですが、ここからコースタイム1時間強の道のりを、およそ倍の2時間もかかってしまいました。。
気温が、あまり風もない。そんな中を、日陰のない稜線を歩くので熱中症手前。。。
なんとか登り切り駒峰ヒュッテで小休憩後、荷物をデポして山頂へ向かうと…
360度の大パノラマは天気もよく素晴らしいものでした。
写真(画質粗いから厳しいかも)でも分かる通り蓼科山、八ヶ岳、中央アプルスは北岳、間ノ岳も。北は御嶽や乗鞍、南は悪沢岳や聖岳までの大パノラマ。
山頂は数十人の人がいましたが、池山からの登山者よりも、木曽駒からの縦走者が多かったです。
駒峰ヒュッテに戻りお昼ご飯。持ってきたフリーズドライのカレーがパンパンでした。
下山は暑さ、コースの厳しさもありバテバテでした…。
おまけにヤセ尾根あたりでスズメバチに3回ほど襲撃を受けました。。
指されはしなかったもののトラウマ体験。