独居の独り言(孤老の嘆息)
闇的政治資金に塗れる政治家
今,現在、自民党が自民党が岸田総裁から新総裁の党内選挙を予定している。自民党はある意味、根本的に自由主義を標榜して結党したはずである。国民社会に於いて自由主義の思想は民主主義と一帯なって政治・経済社会の根底を為すものである。
ここに、「自由」と言う世界を何ら法治絶対の世界であるとの認識を忘れたように本来、政治家は人格者として倫理・道義的思想の矜持を国民から期待されているにもかかわらずこの重要な認識はうすくその結果、法的規制がありながら客観的、主観的に考えたとしても、その欠路、曖昧性を盾にするかのように汚職、時には国民社会に明らかにすべきことひた隠し繰り返すという、一般の国民社会では許されないことを自己の政治的延命、あるいは自らの党内での権力・権威の保身のための、悪しき行動をするものが多いのである。いわゆる自分の都合のいいことは倫理的道義などを消し込んで、自らも類似の行動や全く悪しき行動を展開しながら、実際には「知らなかった」「秘書あるは会計責任者」へまさに責任を押し付け逃れようとする政治家が多すぎるのだ。
いわば国家・国民のために自ら正義や犠牲、責務を忘れ、野心と自己の利得のための情けない人間に陥ってしまうようである。
日本の近代化を推進する明治から戦前まで、政治家と金の密着度が高く自らの利得に走る、それを政治の世界、国策遂行のためと言う隠れ蓑を利用してなされてきた。
それを戦後の国民主権・民主主意・自由主義への革新的な国家国民の方向性を根底に政治・経済・社会政策の遂行責務表面的、形式的に遂行、しかし裏では一般国民が政治不信観を蔓延させるようなことをしているのだ。そしてこの悪しき慣習にまみれていると言いたい自民党が国民に信頼を受けることは、仮に当選者の数だけは多としても本当に信頼など受けることはできないし、その不信感を払拭不能にしている、この自民の情けない体たらくと言いたい。現在の自民党である限り、永久の課題だよと言いたいのである。
現今の政治家に対し民心は根底から不信感を簡単に払拭しないね