雑で個人的な大晦日RIZIN勝敗予想答え合わせ
素晴らしい大会だった。せっかく勝敗予想をしたのだから、答え合わせをしておこうと思います。
RIZIN番外地は普通に面白かった。素人みたいな選手もいたが、みなプロのリングにリスペクトを持っているところが良かった。
第0試合/RIZIN甲子園 決勝戦 横内三旺 vs. ⻫藤健心
予想:横内選手、判定勝利
結果:横内選手、1R 3分03秒 SUB(タップアウト:リアネイキッドチョーク)
⻫藤くんの頑張りを見たかったが、やはりこうなったか。若いやつらが燃えているのを見ると、キュンキュンする。三旺とか健心とか、お前ら名前かっこよすぎるだろう。RIZIN甲子園、継続希望。
第1試合/大雅 vs. 梅野源治
予想:どっちでもいい
結果:梅野選手、判定勝利(0-3)
いい試合だったが、いい試合を見せられても、、
第2試合/貴賢神 vs. エドポロキング
予想:貴賢神選手、判定勝利
結果: エドポロキング選手、1R 3分22秒 KO(スタンドパンチ)
エドポロキング、デカい身体の使い方が上手い。頭よさそう。首相撲からの膝蹴りは脅威。ヘビー級に関しては期待してはがっかりの繰り返しなので、じっくり育ってほしいところである。デカいは最高。
第3試合/武田光司 vs. 新居すぐる
予想:すぐる選手、2Rアームロックで一本勝利
結果:武田選手、3R 4分09秒 テクニカル判定(3-0)
友達がこの試合について「武田って金玉デカそうですもんね」と言ってたが、そういう問題? あれほど会場を沸かせる男だった武田は、すっかり会場を冷やす男になってしまった。中央アジアに出稽古に行ってほしい。
第4試合/矢地祐介 vs. 桜庭大世
予想:矢地選手、判定勝利
結果:桜庭選手、1R 0分26秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
ヤッチくん、しょっぱい試合してくれるなよとハラハラしていたら、まさか負けるとは。ミノルの呪い。桜庭選手、落ち着いて動きも良さげだったし、もっと見たかった。幻想は続く。いやはや、すごいものを見た。
第5試合/神龍誠 vs. ホセ・トーレス
予想:神龍選手、判定勝利
結果:トーレス選手、3R 判定(1-2)
神龍のスタンドには怖さがない、倒せるパンチがない、と川尻氏が言っていたが、まさにそんな感じというか、トーレスに見切られていた印象。変化の時期でしょう。おぎの呪い。
第6試合/上田幹雄 vs. キム・テイン
予想:キム・テイン選手、2R何かでKO勝利
結果:上田選手、2R 2分31秒 KO(スタンドでの膝攻撃)
負けはしたが、キムテインの真面目そうな顔と髪型、白パンツ、誠実な言動、大味な動き、何もかもがツボ。また呼んでください。上田選手はさすが空手家。足の可動域が広い。ヘビー級、やはり面白い。
第7試合/福田龍彌 vs. 芦澤竜誠
予想:福田選手、2RパウンドでKO勝利
結果:福田選手、1R 0分54秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
達人のようなパンチ。勝った選手は大体「またRIZINで試合組んでください」的なことを言うところ、福田選手は「よかったらチェックしてください」と言っていた。RIZINに馴染んでいない感じがかっこいい。
第8試合/YA-MAN vs. カルシャガ・ダウトベック
予想:ダウトベック選手、ヤーマン粘るも3Rパウンド連打でKO勝利
結果:ダウトベック選手、3R 判定(0-3)
日本人が海外勢と戦うために必要なのは、相手の得意なところにも恐れず飛び込んで勝負する覚悟だと感じている。負けはしたが、ヤーマン恐るべし。立ち技から来た人たちの中では、最もMMAができているような。
第9試合/久保優太 vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
予想:シェイドゥラエフ選手、1Rバックチョークで一本勝利
結果:シェイドゥラエフ選手、2R 2分30秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
格闘技を見ない息子に「この人、ちいかわに似てる?」と聞くと「似てるかも」と言っていた。似てるのか。ダメージ負う前に早く止めてほしい派だが、久保選手の覚悟にはグッときた。シェイドラは令和のヒョードル。
第10試合/元谷友貴 vs. 秋元強真
予想:元谷選手、判定勝利
結果:元谷選手、3R 判定(3-0)
新日本プロレスに凱旋した時のオカダ・カズチカのように、秋元選手が一気に駆け上がる予感もあったが、順当な結果。元谷が勝って嬉しい。秋元選手、打撃は相当強いし、何より18歳。超新星には変わりなし。
第11試合/伊澤星花 vs. ルシア・アプデルガリム
予想:伊澤選手、1R何かで一本勝利
結果:伊澤選手、1R 2分21秒 SUB(タップアウト:アームバー)
勝負論がない。ロンダ・ラウジーをきっかけにまたMMAを見るようになった自分からすると、女子格闘技はもっと盛り上がってもいいし、コンテンツとしてポテンシャルあると思うのだが。グランプリが見たい。
第12試合/ライト級タイトルマッチ ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ヴガール・ケラモフ
予想:サトシ選手、2R三角締めかバックチョークで一本勝利
結果:サトシ選手、1R 4分45秒 SUB(タップアウト:三角絞め)
僅か5分弱の中に強さと上手さがしこたま詰まった、糞面白い試合だった。サトシを初めてQUINTETで見た時は、まさかこんなに強いMMAの選手になるとは思わなかった。獲物を仕留める虎のような極め力。強すぎ。
第13試合/フライ級タイトルマッチ 堀口恭司 vs. エンカジムーロ・ズールー
予想:ズールー選手、2R出合い頭のハイキックからの畳みかけでKO勝利
結果:堀口選手、3R 判定(3-0)
堀口選手が出合い頭に打撃をもらうのは的中したが、そこから崩れることなく組み伏せてしまうのは、さすがの一言。派手さはないかもしれないが、今の堀口恭司はある意味では以前より手強いのでは。ズールーが強かった。
第14試合/フェザー級タイトルマッチ 鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ
予想:勝敗は予想不能(どっちが勝つにしても1R決着)
結果:コイケ選手、3R 判定(3-0)
ここまで面白い試合連発のところに、このメインイベント。年の変わり目にこんなにも美しい試合を見られて、格闘技ファンとしてこの上ない幸せです。格闘技は美しいから大好き。
というわけで、勝敗予想としては7勝7敗1ノーコンテスト。正直しょっぱいが、それくらい予想できない試合が多かったということで。驚きの連続で楽しく熱い大晦日興行でした。
今月はUFCで、マカチェフvsツァルキヤン、メラブvsウマル、そしてイリ―、中村倫也。次から次へと、楽しみが尽きない。
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