【指数分析】SAVの結果 検証10/10-10/11
奥野です。いつも参考にしていただき、誠にありがとうございます。
今週も、先週の結果分析をやっていきたいと思います。
SAV(ストライド・アドバンス・バリュー)については、こちらでご確認をお願いいたします。[リンク]
🔷先週の天候・馬場状態
先週は台風🌀の到来に見舞われ、土曜日は関東も関西も朝から☔。開幕のローカル新潟は影響を受けずに⛅スタート。
土曜は、東京と京都ともに、1Rから最終レースまで、芝ダートともに不良で行われました。開幕週だったのがまだ救いですが、雨が降りしきる状態で、かつ、不良馬場となると、馬が思っているとおりの競馬をしてくれないのはもちろん、騎手さんたちも乗るのが嫌になるのではないかと思います。
🔷先週のSAV総合成績~悪条件では苦しい結果に~
そんな状況下で行われた10月10日・10月11日の結果をチェックしていきましょう。
SAVの総合成績はこちら。(SAV区分は、○以上◎未満)
見るも無残な結果に…。
120以上の馬が勝率25%と最低値を記録。一方、勝ってはいけない40台の馬が5頭も勝利し大穴をあけ、30未満の馬が連対するほど、どうしようもない一週間でした。
🔷日別にSAVの結果をチェック
幸い、京都のほうは土曜の開催中に雨が上がり、あとは馬場が乾くのを待つだけの状態に。東京は降り続いていたものの、日曜の朝方には曇りに変更されていました。東京も京都も水はけが良いので、一気に回復しましたね。
✅不良だった土曜日の総合成績
✅回復した日曜日の総合成績
回復した日曜は、すごく立派な結果ということはなくても、土曜と比較すると、格段に良くなっています。
120以上の勝率が悪いのは、まだ状態が悪かった前半の新馬戦で取りこぼしがあったことが原因です。ここでせめて連対してくれていれば…。嘆いても仕方ありませんが…。
とはいえ、この結果より、馬場が悪いとSAVも期待されている成果を生めない、ということが分かりましたね。
🔷日曜のクラス別結果
回復した日曜でも、午前中は京都も東京もまだ渋った感じの馬場でした。
実質、まともに走れるようになったのは午後に入ってから。
というわけで、日曜の後半(2勝クラス以上)に絞って集計してみました。
概ね期待されている通りの結果になりました。
オープン特別・重賞だけをみても、強い馬がしっかりと馬券に絡み、力が足りていない馬はちゃんと負けてくれています。
天候と馬場状態は、それだけ結果への寄与度が高いということですね。
🔷SAVでみる重賞の結果
10月10日(土) 東京11Rサウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)
勝利したのは、⑨ステラベローチェ。追走力が高くでていたものの、SAVは低め。実質そのレベルの馬だと思いますが、NF天栄仕上げの駆動力はさすがの一言。不良馬場にもかかわらず、モタレながらも大外からぐいぐい脚を伸ばし、インフィナイトを含めた先行勢を一気に抜き去りゴール。
2着はNFしがらき仕上げの関西馬インフィナイト。1番人気でSAVは125。悪くても連対しなくてはいけないレベル。2着を死守してくれました。
10月11日(日) 東京11R毎日王冠(GⅡ)
勝ったのは、サリオス。SAV102とそれほど高く出ませんでした。休み明けの分が割引が入ったのか…。成長加点が加わって102ですから、おそらくまだ本来の姿ではなかったのでしょう。それであの走り。斤量54Kはもう他馬が可哀そうです。
2着のダイワキャグニーと3着のサンレイポケットは、100以上がいる状況では、もう勝ち切れないレベル。それぞれの持ち味を生かしてしっかりと馬券に絡んでくれました。
4着はカデナ。SAVは67で、ダイワとサンレイと同一グループに位置していました。馬券に絡めなかったのは位置取りの差。ダッシュ力がないこの馬は、あの流れではどうしても後ろからになってしまいます。
10月11日(日) 京都11R京都大賞典(GⅡ)
このレースは、SAVトップが93のキングオブコージでした。70後半から80近辺に4頭。G1馬が出走していたとはいえ、レベル自体それほど高くありませんでしたね。
そしてそのG1馬が力を差を見せつけて快勝。2着はG1連対実績のあるキセキ。3着がトップのキングオブコージ。SAV上位のワンツースリーという結果になりました。
人気通りではありましたが、それで3連複3280円はよくつきましたね。
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本日は以上です。
SAVはストライダービジョンのほうで確認できます。
もちろん、既存のストライド競馬サイト内(会員)の「データ一覧」からもご確認いただけます。
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