重賞VISI👁N💨マイルＣＳ（ＧⅠ）

奥野です。ひさびさにＧ１における予想のポイントをお届けしたいと思います。

👉 阪神マイルＣＳ

阪神競馬場でマイルＣＳが行われるのは今年が初めてとか…。京都と阪神は、関西という括りでは同じでも、コース形態は全くとって良いほど違います。別物。

このデータは、

☑ 芝１６００ｍにおける
☑ ＳＡＶ１００以上の馬

の成績を、場ごと出力したものです。

京都は、全場で最低となっていて、阪神は中山の次に高く、34%となっています。

阪神は、京都よりもタフなコース設計なため、力通りの決着になりやすいということが言えます。

こちらは、SAV90～99の、競馬場別の成績です。こちらをみても、阪神は京都よりも良くなっています。

👉 阪神マイルは荒れにくい？

だからといって、荒れない？ということとは別問題。

阪神芝マイル戦は荒れます！

これは、SAV100以上がいるレースにおける、場ごとの平均配当です。対象レース数はともに、2017年以降で175件ちょっと。

これによって阪神芝1600ｍが荒れる度合いが高いということがいえます。

でも、SAVが高い馬（概ね100超え）は来る。ということは…

👉 狙うはこのアビリティ！

阪神芝外回りは、直線長があって、かつ、4コーナーが比較的抜け出しやすい分、末脚の逞しいタイプの好走が目立ちます。それもまた、実力馬が力を出しやすい理由にもなります。紛れが少なくなるためです。

コースのアビリティを見てみると、持久力系はもう無視しても良いレベル。特に現開催の阪神は。

強調したいのが追走力タイプです。

今の開催は、特殊開催ということもあってか、比較的時計が速いです。時計が速い阪神はそうそうありません。2017年春の開催でやたら高速になった時期もありますが、コースレコードの更新に10年も開いてしまいました。ちなみに、京都は２～４年ごとに更新されています。

それゆえ、先行してポジションを取り、脚を持続できるタイプが有利になっているわけです。

👉 追走力トップなんぼ

追走力の上位をピックアップしてみましょう。

②レシステンシア　　　追走力70　SAV 81🔵
⑥ラウダシオン　　　　追走力64　SAV 69⭐
⑬タイセイビジョン　　追走力62　SAV 41
⑯ヴァンドギャルド　　追走力60　SAV 63⭐
③ケイアイノーテック　追走力57　SAV 58
⑥グランアレグリア　　追走力54　SAV150🔴

グランアレグリアは、SAVが150も出ているので、もう勝ち切り濃厚。そこは端によけておいて…、１位がレシステンシア。70pは通常で行けば勝ち負けレベル。

ゴール前脚色チャートからも分かるように、追走力が高い分、最後までしっかりと脚を伸ばしてこられるわけです。

2位のラウダシオンも、総合ポイントでは6番手、7番手ぐらいになっていますが、追走力が高い分、3着、4着へへ食い込むが叶う状況です。

ヴァンドギャルドは、枠が良くない分、展開予想も7着どまり。しかし追走力は4位。スムーズに好位に取りつくことができれば、見せ場は作れると思います。

ケイアイノーテックは、追走力が高く出ているものの、どちらかといえば、持久力型。ここでは不要となります。

👉 瞬発力タイプも忘れない

コース形態がコース形態で、時計がでる馬場状態ということなら、瞬発力タイプをバッサリ切ることはできません。むしろ注意すべき状況といえるでしょう。

グランアレグリア、サリオス、インディチャンプの人気3頭がその上位。

しかしそのポイントは、決して高くありません。先行勢を確実に捉えられる状況というのは、❶追走力型が好走する状況ではなく、❷追走力上位らの値が60前半程度とそう高くないときです。

👉 波乱を期待するなら

以上より、消したい人気馬の評価を下げ、拾いたい穴馬の評価を上げやすくなったのはないでしょうか？(笑)

穴はもう、ラウダシオン、ヴァンドギャルドに尽きるでしょう。

SAV150のグランアレグリアが破れるとすれば、勝つのはキャロットファームのレシステンシアしかないかなぁと思います。このところ、キャロットさんが失速気味ですので、ここいらで盛り返してもらいたいな～という願望も込で。

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本日は以上です。

11月22日（日）のストライダービジョンはこちらから取得していただけます。

ストライド競馬

マイルCSは無料対象レース外となりますが、全場１～５R＋東京特別レースは無料となっています。