【指数分析】SAVの結果 11/28-11/29
奥野です。本日は簡単に先週の結果を振り返っておきます。
□ 天 候 と 馬 場 状 態
2場開催の最終週。東京は最終週となりました。
東京の芝は、内と外のバイアスが大きくなりすぎていたものの、3~4週前のように、直線で外ラチにひっつくぐらい外に出すことがなくなり、先週は5~6分どころを目がけて伸ばしてくる状況となりました。
阪神の芝は、徐々に内の荒れが目立ってきました。程よく時計も掛かるようになっています。直線は、外目がよく伸びていました。日曜の10Rでは、ドスローの流れだったとはいえ、大外を突いて伸びた勝ち馬の最後の600mは32秒8と高速。最終の京阪杯も、外から脚を伸ばしてきたフィアーノロマーノが速い上がりの競馬を制して重賞2勝目を挙げました。
□ 先週のSAV総合成績 ~馬場が読めていれば…~
先週、土曜と日曜の総合成績はこのようになりました。
SAV120以上はいぜん安定した結果に。開催終盤らしく、指数が低いところで、ぽつぽつと好走が見られましたが、概ね上位がしっかりと馬券に絡み、馬券的中させやすい週だったかなと思います。
秋競馬の流れをみると、SAV120以上の成績が向上し、徐々に理想形に近づいてきました。
数が多い、70台、80台、90台は、高いレベルで安定していて、手前味噌ですが、かなり使いやすくなってきました。
□ SAVでみる重賞の結果
先週のジャパンカップは、史上空前のメンバーにより、その名にふさわしい名勝負となりました。
各馬のSAVはこのようになっていました。
結果は、ご存じの通りで、SAV111で1位だったアーモンドアイが、文句なしの勝利。
コントレイルは、厳しいローテの影響もあって、最後はかなり苦しそうでした。それでも上がり最速で2着を確保したあたりは、さすが世代最強無敗の3冠馬です。逞しい!
3着には…、コントレイルから首差、4着とはハナ差(実質ハナの穴半分の差)でデアリングタクトが。こちらもタフな走りで無敗の三冠牝馬の名に恥じない走りを見せつけ、史上空前のレースを引き締めてくれました。
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本日は以上です。
SAVはストライダービジョンのほうで確認できます。
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