【指数分析】SAVの結果 12/26-12/27
奥野です。
2020年、コロナ禍の中いろいろありながらも、競馬だけは滞りなく開催され、多くのドラマや記録が誕生。ツライこともありましたが、その悲しみを拭い去ってくれるぐらい、素晴らしい機会に巡りあえたのではないかなと思います。ジャパンカップは最高でしたね！競馬は予想だけではないのです(笑)
今日のベストショットシリーズは、令和の女傑をお届けします。上から、アーモンドアイ、クロノジェネシス、デアリングタクト。
これらの写真はすべて友人であるカメラマンYasutomo Mitsui氏が撮影。素晴らしい写真がたくさんありますので、Twitterとサイトを訪問してみてください！
Twitter https://twitter.com/horror_tripp
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□ S A V と は
SAV（ストライド・アドバンス・バリュー）
私が考える、馬券投資で儲けるための指数の要点はつぎの３つです。
① 安定性：成績が安定していること―統計モデルの確率を求める
② 独自性：算出にオリジナリティがあること
③ 優位性：プロの感覚（主観）が含まれて尖っていること
SAVは、IDM調整値をベースに、この3要素を意識して開発した指数。
独自性を生み出すにあたり取り入れたファクターは次の10点です。
・IDM調整値の偏差値（ベース）
・騎手乗り替わり加点（減点）
・騎手加点（直近半年の実績・誕生日週など）
・外厩補正（成長性評価）
・人気判定
・厩舎判定
・追切加点
・脚質加点
・成長加点
・分析データ加点（減点）
SAVについては、「デジタル最強の法則Vol.7」にて詳しく解説しています。
デジタル競馬最強の法則 Ｖｏｌ．７ (「競馬最強の法則ＷＥＢ」ブックス)
□ 先週のSAV総合成績
土曜日
ヤングジョッキーレースがあったり、引退騎手を持ち上げるレースがあたったりと、データから結果を推測しにくい条件が多かったように思います。
SAV120以上は勝ち切れずも、高い連対率をキープ。100～119は未勝利でも3着内率は非常に優秀です。
日曜日
土曜日が少し乱れた分、日曜日は非常に理想的な結果となりました。
SAV120以上は2勝3連対で高回収を実現。100～119も、期待値以上の結果をもたらしてくれました。能力重視の予想をしている人はしっかりと儲けを出すことができたのではないでしょうか。
□ SAVでみる先週の重賞
先週は、障害を含め、４つの重賞が行われました。
中山大障害の２着馬ケンホファヴァルトだけはちょっと拾いにくかったでしょうか。他は、SAV上位馬が好走し、比較的的中させやすい状況だったように思います。
【中山11Ｒ 有馬記念】
馬番 馬名 SAV 基準単オッズ 基準人気 放牧先
09番 クロノジェネシス 151 3.5 ① ノーザンファームしがらき
13番 フィエールマン 112 3.9 ② ノーザンファーム天栄
02番 ブラストワンピース 90 49.9 ⑬ ノーザンファーム天栄
10番 カレンブーケドール 79 6.0 ③
14番 サラキア 72 29.7 ⑪ ノーザンファームしがらき
06番 キセキ 70 17.5 ⑧
05番 ワールドプレミア 68 10.9 ⑤
04番 ラヴズオンリーユー 64 13.3 ⑦
有馬記念の見解はこちら→https://note.com/ichiro_keiba/n/n7d03362b5411
【中山11Ｒ ホープフルステークス】
馬番 馬名 SAV 基準単オッズ 基準人気 放牧先
10番ダノンザキッド 140 2.6①
02番ヨーホーレイク 88 8.7⑤ ノーザンファームしがらき
01番オーソクレース 84 4.6② ノーザンファーム天栄
13番シュヴァリエローズ 78 18.4⑧ ノーザンファームしがらき
11番タイトルホルダー 75 8.5④
03番ランドオブリバティ 74 5.1③ 山元トレーニングセンター
12番アドマイヤザーゲ 71 13.8⑥ ノーザンファームしがらき
07番マカオンドール 66 15.7⑦
【阪神11Ｒ 阪神カップ】
馬番 馬名 SAV 基準単オッズ 基準人気 放牧先
12番インディチャンプ 162 2.1① ノーザンファームしがらき
07番ステルヴィオ 90 4.8② ノーザンファーム天栄
06番ダノンファンタジー 87 8.2④ ノーザンファームしがらき
16番マルターズディオサ 82 19.2⑧ 阿見トレーニングセンター
09番サウンドキアラ 68 18.3⑥
01番クリノガウディー 66 15.3⑤ 信楽牧場
11番ジャンダルム 64 19.1⑦ 大山ヒルズ
08番フィアーノロマーノ 63 6.7③
05番クラヴィスオレア 56 103.0⑯ ミホ分場
【中山10Ｒ 中山大障害】
馬番 馬名 SAV 基準単オッズ 基準人気 放牧先
14番メイショウダッサイ 78 2.2①
11番タガノエスプレッソ 77 4.2②
12番ブライトクォーツ 70 4.7③
09番ビッグスモーキー 70 17.0⑥ グリーンウッド・トレーニング
05番ヒロシゲセブン 67 11.4④ 吉澤ステーブルWEST
01番シンキングダンサー 63 25.5⑨ テンコートレーニングＣ
10番ケイブルグラム 59 24.2⑦ ノーザンファーム天栄
08番フォワードカフェ 57 11.8⑤
□ 過去分析 G1におけるSAV100以上の成績
やはりG1は的中させたいもので、そのために全身全霊を注いでいるといっても過言ではありません。競馬はG1だけではありませんが、狙って儲けを出せるのは実際G1ぐらいなもの。実際に儲けを出せずとも、当てられる印をつけられなければ指数としての精度を疑わざるを得ません。
さて、SAV的には、120以上が盤石、100以上が安定、という評価となるわけですが、G1ではどのような結果になるのか、改めてお伝えしたいと思います。
件数が件数ですのでばらつきはあれど、概ね高い連対率で、その分回収率も100％を超えるものになっています。G1はパイが大きく、比較的強い馬が来るため、評価さえ間違えていなければ回収率が100％を超すことは難しくありません。
連馬券においては、相手選びがまた問題になってきます。
こちらは2017年以降、G1において、［軸：SAV100以上の馬・相手：70～90］の構成で馬券を組んだときの結果です。（ソフトの機能上３連単は出せません）
「馬単2着固定の流し」は、いうまでもなく成績が悪くなります。３連複は、相手を70～90限定にしているため、的中効率が下がり成績が悪くなっています。
しかし、それ以外は、高いレース的中率がベースとなっていて、高回収率を実現しています。オッズを無視した結果でこれですから、オッズを取り入れた分析をすれば、もっと儲けの効率を良くすることができるでしょう。
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本日は…、いえ、本年は以上となります。
本年も皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。同時にご迷惑をおかけしたこともお詫び申し上げます。
来年はさらに良い情報をお届けできるように努めます。引き続きご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
（来年はSAVユーザーから億万長者がでるんだろうなぁ…笑）
