SAV-Over100+ホープフルSの見解+馬券学
奥野でございます。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます🙇
有馬記念の馬券回顧
今年の有馬記念も、素晴らしいレースでした。
勝ち馬のエフフォーリアは、デキに関しては前走以上とは言えない感じではあったものの、鞍上が跨れば、しっかりと指示に従って、質の高い走りを披露してくれました。鞍上も自信満々で、勇気をもった積極的な騎乗でしたね。優勝おめでとうございます!
クロノジェネシスは、デキは昨年比較だとどうしても見劣ったし、おそらく鞍上もそれを織り込んだ上での位置取り。ゲートも非常に意識して出していました。一番速かったのではないでしょうか。それだけ、無理なく前目に取りつくイメージを持っていたのかもしれません。
しかしそうなると有力馬らのマークが厳しくなります。
3コーナー手前の勝負所では、キセキ、ウインキートス、シャドウディーヴァが成す隊列に押し込まれ、やや窮屈な態勢になりました。
しかし、エフフォーリアよりも1列内だったことと、その分脚を溜められたことを踏まえれば、やはり本来のデキになかったのかなぁという評価になってしまいますね。それでも3着に来られたのは立派。本当に素晴らしい馬です。
馬券は外してしまいましたが、東西の正横綱のどちらか一枚が落ちることを想定し、ステラヴォローチェとディープボンドを起点とした構成で儲けにいったので仕方ありませんね。勝負とはそういうものです。
ステラヴォローチェも、もう一段良くなっているかなぁと想像していましたが、実際は菊花賞よりも少し良くなった程度。不良馬場で行われた神戸新聞杯と菊花賞の疲れが癒えない状態での参戦でしたものね。ミルコ・デムーロ騎手もテン乗りだったのも関わらず、思い切った騎乗で見せ場を作ってくれました。お疲れ様でした。
SAV的馬券学
👆の回でお届けした、カウンター馬券術(仮)が、ばっちり嵌ったレースがありました。
12月26日(日)中山7R 3歳以上1勝クラス
1番人気はルメール騎手の⑭ランドアーティストでした。
基準オッズは2.5倍。確定では1.9倍。非常に買いこまれました。が、SAVの数値を見てみると…。たったの{76}しか出ていません。
ガンガン打ち込まれてる状態です!「有馬記念の資金をここで稼いでやるー!」って入れ込んでる人が多かったのかな?(笑)
これはもうカウンターを狙わないと損!
ボクシングのカウンターは、打ち込んでくる相手に対して、小さい労力で大きな見返りが期待できる理にかなった戦法です。
馬券でも同じで、利益を膨らませるためには、この理論を使うのが手っ取り早いのです。
で、取った戦法はこうです。
600円投資で、66590円の回収。あと10円か70円、なんとかならんかったんかい!(有馬記念が66回だから6で揃えたかっただけ笑)。
この結果は、偶々と言えばそうなりますが、こういう状況でこそ狙わないと取れない配当です。
⑥アシタガアルサ、⑦ハイエストエンド、⑫トリストラムの3頭と、⑨セイウンロミオ、⑮ホウオウルパンのコンビネーション馬券。
1着は⑮ホウオウルパン。単勝オッズは49.2倍まで上がりました。2着は⑦ハイエストエンド。単勝オッズは55.6倍まで上がりました。
これは⑭ランドアーティストが、他の価値を引き上げてくれた結果です。
ちなみに⑦は、会員内コラムの「一発即回収リスト(by ストライドAI)」からピックアップ。
過去4走のストライド指数をみても、3走前・4走前に、メンバー中最高値をマークしています。前走が負けすぎているせいで、かなり人気を落としていましたが、本来はここで勝ち負けするぐらいの能力があることを示していましたね。
勝ち馬の⑮ホウオウルパンも同様に、前走は大敗で、今回は低評価。しかし近走では、今回の好走を意識してもよいぐらいの結果を残しています。
そして今回の大きな変更点として、「チークピースを外す」がありました。
ストライダービジョンでは、走りに影響する馬装具というところで、ブリンカーやチークピースの付け方を明記しています。
今回はチークピースを外してきて、和田竜二騎手に乗り替わってきました。意識すべき回でした。
プロっぽく大勝ちを狙った馬券の組み立てとなると、こんな感じになってしまいますが、そこまでしなくても、⑭ランドアーティスト以外の全頭の単勝とか、個人的な穴馬の単勝とか、そんな買い方でも良いですよね! 余裕でプラスになるので。
12月28日の開催でも、そういうレースがあるか、しっかりとチェックしましょう!
SAV Over100 - 2021/12/28
極少頭数。110台がなしで、120以上が3頭。
中山10Rのミエノワールドは、今回のメンツを考えると勝たないといけないレベル。
中山4Rは好調C.デムーロ騎手のスパイダーゴールド。ルメール騎手のレッドモンレーヴが多少票を掴んでくれそうなので、多少は旨味がありそうです。
ホープフルSの見解
一頭抜けて高く出ました。
⑥コマンドライン。ルメール騎手です。
ルメール騎手のこの秋G1の結果は、1勝、2着4回。1勝だけというのはルメール騎手らしくないので、ここは何としてでも勝っていただかないと。
馬の能力の話をすると、まだ2歳馬で、1600mを2戦しただけの若駒なので、思い通りの結果にならない可能性もあります。しかし才能と完成度では、今回のメンバー中ナンバーワンとしてもいいはず。
他はジャスティンパレス、キラーアビリティ、サトノヘリオス、この3頭が、どの位置でどういった競馬をするかで、結果が大きく違ってきそうです。このへんはもう騎手のセンスでしょうね。サトノヘリオスは騎手の分だけ指数もオッズも落ちますが、馬の素質は高く、後出し的に仕掛ければ、2着、3着は十分にありえます。
穴は ボーンディスウェイ。皆さんの仕掛けが遅れて、前残りの展開になったら残してしまいそう。
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本日は以上です!
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