SAV-Over100 6月26日(日)+ 宝塚記念の見解
奥野です。いつもご覧いただきありがとうございます🙇
強い馬とは? いきなり始まりました(笑)
ボクシングなら、
王者の風格
セコンドの指示に忠実
スタミナがある
スピードがある
高い技術がある
負けん気が強い
最後まで諦めない
”戦”であることを理解している
何においても正確である
頭がいい
戦う本人以外のところでは、
セコンド(トレーナー)が相手をよく見えている
セコンド(トレーナー)が相手の癖を掴んでいる
セコンド(トレーナー)が勉強熱心
ジムの環境が優れている
もはや日本で知らない人がほとんどいなくなった井上尚弥選手は、ばっさばっさ強者をなぎ倒し、ついに世界最強の称号を手に入れました。
そんな彼も、決して自分のセンスだけで戦っているわけではありません。セコンドの声にはつねに耳を傾け、そこからの指示をきっちりと遂行しているのです。
「アッパー!」って声が飛べば、井上選手はすぐに”当たるアッパー”を打つことができます。普通の選手はできません。出したとしても当たるパンチではありません。そもそも精神的に余裕が無ければできっこない。
優れた知力と精神力を持ち合わせてなければ、真のチャンピオンにはなれないんです。
競馬も同じこと。
ちゃんと優秀な乗り役の指示に応えることができるか。それができて初めて、鍛えた体をもって最高のパフォーマンスが披露できるわけです。
そして乗り役も重要です。
騎手が自分の馬の癖を掴んでなくては、思い通りの走りを実現できません。癖が分かっていても対応できなければ意味なし。
また、周りの動きをちゃんと見えているかどうか、も重要です。そして、ちゃんと主張できること。
”好走のための条件”を整えてあげるわけです。実はこれが最も重要だったりします。
これは安田記念のレーン騎手(サリオス)のスタート直後の動き。
ポジションをとるまで、7~8回、内との位置関係を確認しつつ、ポジションへのアピールをしています。内側の騎手たちに軽く圧力をかけてるんです。怖いでしょ(笑)
その結果、レシステンシアを壁にしつつ、勝ち馬ソングラインの前を取ることができたわけです。この時点で好走の第一条件をクリアーできました。
結果は3着でしたが、このような”覚悟を持った勝負”をしていなければ、掲示板もなかったかもしれませんね。
では、そろそろ宝塚記念の見解を。
宝塚記念の見解
オッズが凄いことになってます。
単勝は一応序列ができ、それなりに落ち着いたものの、複勝は全然落ち着きません。前日段階とはいえ、なかなかお目に掛かれない状況です。
勝ち馬を見だせない、でも3着が堅そうな馬が多くいて絞れない、という一般ファンの苦しみがこのオッズに現れています。
こう見ると複勝は全然美味しいところが無いです。複勝を1頭に絞れないのなら、もう思い切って単勝1点勝負のほうがいいかもしれませんね。
そもそもこんなレース、当てにいって当たるわけがない…(汗)。
私の本命は、⑩ヒシイグアスです。
ヒシイグアスの前走(大阪杯)の鞍上は池添騎手(初騎乗)でした。
実は3コーナーからずっと上手く走れてませんでした。
この馬は、少し左にモタれる癖があります。右回りだと、外ラチの方向ですね。大阪杯の日は外を回してしまうと伸びない馬場状態でした。
なのに、それを意識していなかったため、3コーナーからずっと外々周回。4コーナーではショウナンバルディに内を取られてさらに外を回さざるを得なくなり、上位馬のなかでは実質大外に振って走らされたことになります。
3コーナーから距離ロスしていて、かつ、伸びない外を走らされたわけです。これがどれだけ大きな不利だったか想像に難しくないと思います。
今回はレーン騎手。よく手が空いてましたね。安田記念ではサリオスを好走に導いてくれて、個人的にも救世主です。
「左にモタれるから気を付けてね」なんて言う必要ありませんね。追いきりでは手綱コントロールで右に少し口を向ける形で追っていました。しかもソフトに。
昨年12月の香港カップは、モレイラ騎手の絶讃したくなるほどのパーフェクト騎乗も、当時無双状態だったラヴズオンリーユーと鞍上の気迫に屈しました。それでも走りは国際レベル。のちに香港ゴールドCでゴールデンシックスティを負かしたロシアンエンペラーに1馬身先着。価値のある2着でした。
本当はむちゃくちゃ優秀な馬なんです!
馬券は、そうですねぇ…。
デアリングタクトとのワイドとかも考えましたが、当日の直前に実際のデキを確認してからじゃないと自信をもって勝負できないので、ひとまず単勝1点勝負!という形にしておきます。
複勝も買って元返しを目論んでるところがキッショイでしょ(笑)
SAV Over100
春競馬も実質最終日となりますので、最後に26日(日)のSAV Over100をおまけとして。
注目馬はやはりSAV152の高得点をたたき出したアルナシーム(阪神8R)です。
中間は、ノーザンFしがらきに放牧に出され、成長を促されています。
ずっと装着されているハミはエッグハミで、ノーズバンドをはめて行き過ぎないように気持ちをコントロールする構成。個人的に一番好きな組み合わせです。
420㎏台の小柄な馬ながら筋肉質で肉質も柔軟。時計がでやすい今の馬場はもってこいのシチュエーションと言えます。
ゲートに少し難があるフォースクエアが次に注目されるメンツなのであれば、今回のだいぶ楽な戦いなりますね。
では、今週はこんなところで。
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