【指数分析】SAVの結果 10/24-10/25

2020年10月26日 15:52

奥野です。

先週は、東京と京都が🌞で、新潟が☔。

□ 天候と馬場状態　

東京は、芝は稍重から良に回復。ダートは一日中稍重の発表。日曜は完全に良馬場に回復。絶好の競馬日和となりました。

京都は、土曜未明に降った雨が残っており、ダートは不良スタート。重まで回復しました。芝は一日中稍重でした。日曜は芝は良に回復。ダートは少し水気が残る状況でした。

新潟は忙しい一週間でした。土曜は、☔で始まり、途中少し🌞また☁、最後は☔☔。日曜は🌞で始まり☔降って☁って最後は🌞。馬場はもう悪いのは当然で、その区切りが分からない状況でした。

SAV（ストライド・アドバンス・バリュー）については、こちらでご確認をお願いいたします。[リンク]

雨による重馬場によって結果が狂わされた先週とは打って変わって、今週は比較的まとまった結果になってくれました。

それも下位のほうで赤く灯っているのは、雨で終始道悪の競馬となった新潟において、馬場適性が合致して好走した人気薄の仕業だと思われます。

比較的馬場が良かった東京と京都だけで集計してみました。

120p以上が期待どおりの成績。100～119pは目標値以上の成果。

天候が荒れた新潟では、50台の馬が大活躍。馬場が荒れると普段は勝ちきれないレベルの馬が、適性や崩れた展開に嵌って好走する確率がアップします。そういう傾向がはっきりと表れました。

先週は、土曜日に東京で富士Ｓ（G2）が、日曜日に京都で菊花賞（G1）が行われました。

富士SのSAV1番手は、98のラウダシオンでした。結果はおしくも2着でしたが、次走に繋がる悪くない走りだったと思います。

勝利したのは、ヴァンドギャルド。SAVは70。3着がケイアイノーテックで95。

90台の上位2頭がしっかりと馬券に絡み、もう一頭も馬券圏候補となる70以上。３連複7,710円の高配当でした。

菊花賞はもう今でまでもなく、SAV1番手はコントレイルで126p。先週のデアリングタクトとほぼ同値でした。そして見事に勝利し三冠馬に。

2着のアリストテレスは、75pと離れされた3番手。3着のサトノフラッグは70p（8番手）でこちらも圏内候補でした。

ちなみに、土日の両重賞を勝利した福永騎手のSAV成績を、重賞縛りで集計してみました。

120以上だと非常に高い勝率を誇ります。100～119でも高信頼度。妙味も出てきますね。

目下絶好調の騎手。イメージ的に軽視したくなるところもあるのですが、今年の彼は別格。SAV上位馬にまたがった福永騎手はもう軸馬確定ですね！

---

本日は以上です。

SAVはストライダービジョンのほうで確認できます。

もちろん、既存のストライド競馬サイト内（会員）の「データ一覧」からもご確認いただけます。