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重賞VISION💨府中牝馬S(GⅡ)

奥野です。府中牝馬Sの見解を少しだけ。

👉東京競馬場の芝1800mコース

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先週の毎日王冠と同じコースなので、詳細は割愛します。

毎日王冠は、前半3Fが34.5秒の平均ペースになりました。決して遅くはないのですが、東京競馬場のこのタイムは決して速くはありません。頭数が少ないせいで行き脚がつかない馬と行ける馬の差が付きすぎてしまい、このように縦長の隊列になってしまいます。

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これが少頭数の展開読みの難しい部分でしょう。

先行勢は、飛ばしているように見えても楽に追走できるペース。言うまでもなく、後方の馬は不利な状況にあります。

3着のサンレイポケットは、番手的には終始5番手でも、4角の実際のポジションは勝ち馬の2馬身後方。馬群という馬群が無く、伴走不足となる少頭数戦は、追走が難しくなりますから、どうしても力業で押し上げる騎乗になってしまいます。さらに良くなかったのが終始外々の追走となり、直線でも外になってしまったこと。”大きな目に見えないロス”があったこと、レース内容に記録しておきたいと思います。

ちなみに、鞍上の荻野極騎手は、東京芝はこれまでに38戦だけ。しかも1勝しかできていません。経験値の低さが出てしまいましたね。


府中牝馬Sも、同様に少頭数戦となります。

先行できる、スムーズに追走できるタイプが有利であることに相違はありません。かつ、持続力が高い馬。

👉各馬のアビリティをチェック

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持続力が高く、かつ、追走できる脚がある馬を探すと…

②ダノンファンタジー
③フェアリーポルカ
⑤ラブズオンリーユー

まずはこの3頭が上がってきます。そこに

④サラキア
①シゲルピンクダイヤ

がそろっと加わる形。

サラキアは、ゲートが上手くないため、多頭数となると行き脚をつけられません。よってここは、少頭数を利用して先行させたい、というのが本懐ではないかなと。先行させられれば、前回みせた最後の脚を活かせる状況が生まれます。

ダノンファンタジーは、昨年のローズS以降、勝利できていません。その原因は距離にある気がします。1600mが微妙に合っていない。本質的には1400mがベスト。あと、体をきっちりと作りにくいタイプなのかもしれません。3歳のころからそうでした。

ラヴズオンリーユーは、叩き2戦目の前走で勝ち切れませんでした。ゲートも良くなく、コーナーの立ち回りもイメージ通りではなかったと思います。馬場が良くなかったことも敗因に加えられるでしょうか。

フェアリーポルカは、前走は仕上げがあまかったのかなぁ。当時使った牧場がノーザンファームでもいつもの「NFしがらき」とは環境が違ったいますから、そのせいもあったか。ゲートがあまり得意ではないため、多頭数では外枠はつらく、そもそも多頭数だと位置取りが悪くなる。よって、今回の条件はベターということになります。

シゲルピンクダイヤは、今回は幸騎手が初めて手綱を取ります。持続力値とSAVがそこそこ高く出ているので押さえるべき馬。でもこのタイプのテン乗りは軽視してもいいと思います。

ゴール前の脚色チャートを。

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本日の重賞展望は以上です。

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