SAV ヴィクトリアマイルの見解
奥野でございます。毎度ご覧いただき、誠にありがとうございます
このところ良いネタが無さすぎて、パッとしない日常を過ごしております(笑)
今週はさらっとヴィクトリアマイルの予想だけ…すいません🙇
【東京11R ヴィクトリアマイル・G1】
馬番 馬名 SAV 基準単オッズ 基準人気 放牧先
13番 レイパパレ 106 3.6 ① ノーザンファームしがらき
01番 デアリングタクト 86 9.1 ⑤ チャンピオンヒルズ
07番 レシステンシア 85 13.8 ⑥ ノーザンファームしがらき
05番 ソダシ 78 4.1 ② ノーザンファームしがらき
15番 アンドヴァラナウト 77 15.5 ⑦ ノーザンファームしがらき
11番 ファインルージュ 76 7.0 ④ ノーザンファーム天栄
02番 ソングライン 72 7.0 ③ ノーザンファーム天栄
18番 テルツェット 67 20.5 ⑧ ノーザンファーム天栄
17番 シャドウディーヴァ 65 45.9 ⑭ ノーザンファームしがらき
SAV100を超えたきたのがレイパパレ。近走はマイル実績が無く、中距離で活躍しているものの質的にはマイラー。高速決着となった金鯱賞でも道中は掛かり気味で、まだまだスピードが出せる状態だった。その分直線の伸びが甘くなり、ジャックドールに先着を許すことになるが、そのときの斤量や枠順、展開等を考慮すると、十分に価値のある2着だった。大阪杯の2着はジャックドールを潰すために早くしかけてしまった分、そこでも終いが甘くなった結果。ただし、明らかに格下だったポタジェに最後交わされてしまったということは、現時点でマイラーの脚になっているせいともとれる。
デアリングタクトはほぼ1年ぶりの競馬。太め残りが懸念されているものの、さすがは3冠牝馬で、走りが美しく、追いきりでも一切モタレない。たしかにブランクは大きいが、レイパパレ以外に負ける要素が見当たらないのも事実。この距離なら、レイパパレもデアリングも、ベストパフォーマンスを発揮できるだけに、ゴール前はデッドヒートを繰り広げ、場内を沸かせてくれるかもしれない。
ソダシもまた強力なマイラー。ここ2戦はダートに参戦し勝ち切れていない。とはいえ、フェブラリーSでは、最もタフなダートG1で3着に入れるということは自体が凄いこと。状態も非常に良く、精神面も成長したせいか折り合いも完璧だった。今回も十分勝ち負けを意識できる舞台。
レシステンシアはマイラー質なところを残しつつも、1200mに軸を置いている分、どうしても前掛かりになってしまう。府中だとそれが仇となる。
ファインルージュは左回りの立ち回りがあまり上手ではなく、トップスピードに乗せるまでに時間を要してしまう。そこが解消されているかどうか。最終追い切りでは解決されている感じではなかった。
ソングラインもまた名マイラーの一頭。阪神カップの大敗は、コースがコースだけに目をつむってもいい。前走の1351ターフスプリントはレースレベルこそ低いが、前哨戦としては丁度良く、綺麗な競馬で勝ち切れたことが最も大事なポイント。
あとはテルツェット。マイル実績は豊富で、前走の中山牝馬Sでも、厳しい状況の中僅差の5着に好走。昨年のヴィクトリアマイルは、高速馬場でかつ先行有利な展開となり、後方待機のテルツェットの出番はなかった。最内に突っ込んでチャレンジしたが、1頭浮いてしまっていたし、そもそも状況的に無理があった。今年に相手も決して楽ではないが、イレギュラーに乗り込んできたデアリングやソダシ、ソングラインらがポカをすれば、浮上も十分あり得る。