有馬記念22 不測の事態が…
奥野でございます。いつもご訪問ありがとうございます🙇
いよいよ来ました有馬記念。
今回も素敵なバナーを作成していただきました🏇
作はもちろん、専属のカメラマン・グラフィックデザイナーの Sleepさんです!
世間は暗いお話ばかりで、心も凍ってしまいそうになる今日この頃。馬券も本当に難しい時期で、馬を見ていても、”勝ち負けの仕上げ”に思える馬は、1週間に1頭いるかいないかの状況。なかなか馬券に手が出せません。
土曜は中山8R。
④アポロプラネットが、使いながら好調を維持できており、今回は勝ち負けの仕上げ、と思ってそこから馬単を4点ほど置きに行く形で参加したら…。相手本線の⑬ヴァンデリオンが無印の①ロジヴィクトリアにゴール前で交わされてハズレ…。
ま~本当によく荒れた土曜競馬でした。
これだけ寒いと馬も想像していた形で登場してくれません。馬も生き物ですから、その日の気候に応じて身も心も精神も変化させます。人間だって、気温5度よりも15度のほうがいいわけで、それは馬も同じこと。寒い北海道で生まれ育ったから気温が低いほうがいいというのは勝手な理屈で、馬だって暖かいほうがいいに決まってます。
土曜の気温は、3~6度。今日は少し暖かかったでしょうか。でもやはり寒い。
日曜は、関東のほうは10度を上回ってくるらしく、馬にとっても、比較的気分よく過ごせる一日になりそうです。
さて、有馬記念の予想に入っていくまえに…。
栗東から中山競馬場を目指した関西馬ご一行が、名古屋付近の大雪の影響で、足止めを食らったという情報が入ってきました。
ジェラルディーナ、ボッケリーニは回避できた模様で、それ以外の関西馬たちは、通常6時間で到着するところを、7時間余計に掛かったということです。
これは大変な事態です。馬運車の中が寒いわけはないと思いますが、狭い馬運車に長時間閉じ込められるわけですから、少なからず代謝機能に狂いが生じるでしょう。精神的ストレスも係ってきます。関西馬から攻めようと思っていて、コラムをまとめた後に知ったニュースで、私自身もかなり困惑しております。当日出たとこ勝負になりそうです。
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中山11R 有馬記念・G1
上で少し気温の話をしました。
今年、実は、関東と関西の気温差が大きいのをご存じでしょうか?
栗東の12月は10度を下回る日が多く、美浦は逆に10度を上回る日が多かった。
その影響か、先週、今週は、関西馬に大幅馬体重”増”が多く、人気して飛ぶケースも多々見られました。半面、関東馬は割とすっきり仕上がっていて、先週まで開催された中京では、関東馬の勝率も、上位人気においては決して劣っていませんでした。穴をあける回数も多かった。
12月2週目以降の中京において、JRDBパドック担当者が「馬体:良い」を付けた、基準1~3番人気の馬の東西別の成績をみると、
関西馬の勝率17.3%に対して、関東馬は28.6%と10p以上も上回りました。
このように、東西が相まみえる状況において、関東馬の質が上回っているいることが明確に示されます。
昨日の中山10R中山大障害(JG1)でも、関東馬のニシノデイジーが優勝しました。同11Rでも関東馬のシルブロンが、人気の関西馬を撃破しました。
今年の各所の過ごしやすさの差が、少なからず、結果に表れている気がします。
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まず関東の人気馬から見ていきましょう。
1番人気に支持されている⑨イクイノックス。SAVは127と非常に高く出力されました。
天皇賞(秋)からのローテは、昨年の有馬記念を勝利したエフフォーリアと同じ。
勝利して十分な間隔をあけて臨んでこられることが何よりも大きなこと。馬も陣営も精神的に余裕がうまれ、仕上げの過程で予期せぬ事象が生じても修正ができる。試したいこともやってみることもできる。目標に対しての課題を確実に潰していける。
1週前の立ち写真をみても、スカッとピカピカで、なんのお釣りも残していない感じがします。
中山コース、距離など、さまざまな不安はあるものの、仕上げに関しては一番手の評価を与えてもいいでしょう。
⑬タイトルホルダーはSAV3番手。イクイノックスとは差がない2番人気で、オッズにデキの良さが現れている印象。
これまでとは一段上の相手との対戦で苦戦必至も、非常に高いレベルの仕上げで臨んでこられるはず。
次は関西の人気馬を。
⑤ジェラルディーナは、なんと前日3番人気。大雪による足止めを回避したことが多少オッズに反映されているのかもしれません。
闘争心旺盛で、パドックではチャカチャカしていて、レースでも前進気勢がすごくて、鞍上もかなり慎重に騎乗しています。
1週前の立ち写真をみると、多少冬毛が伸びていて、見栄えが悪く映りますが、最終追い切りの動きは非の打ち所がなく、今回も最高の走りを披露してくれそう。
③ボルドグフーシュは、4,5番人気と差のない6番人気。このあたりは、人気度の差という見方でいいでしょう。
まだ走りは粗削りで、体もまだ子供っぽく映るものの、栗毛にして馬体がピカピカで、菊花賞同様の、いやそれ以上の状態に作りこんできました。
2週前、当週の追い切りを見ても、テン乗りの鞍上とは息が合っています。本当にお利巧な馬ですね。菊花賞では、鞍上の合図にも的確に反応し、馬群に飛び込んで他馬を押しのけ進出。勝負根性も半端ない。タフなレースを経験し、さらにレベルアップしました。
そして⑱ディープボンド。ちょっとびっくり。一気に人気を落として、差のある8番人気。単勝オッズは30倍も付けます。
馬体重的には、昨年の調教後が516kgで、今年が514kgだから、当日足止めの影響がでていなければ、504~510kgでの出走になりそう。これよりも軽かったり重かったら要注意です。
”強い”というよりも”いつもちゃんとしてる”タイプで、自分のテリトリーにおいては、勝てないけど負けない競馬ができます。勝てないのは、運の部分もありますが、不器用な面が少しあって、それがもう一段ギアの切り替えを遅らせています。
今回は、凱旋門賞でも手綱を取った川田騎手。国内の本気で狙えるG1ではテン乗りとなります。しかし、一度手綱を取っているので癖はつかんでいるはずで、スタートが上手く、二の足が速いディープボンドの特性を生かす走りをしてくれるでしょう。
連勝でジャパンカップを制した⑥ヴェラアズールは、今回がまさに試金石の一戦。
前走が多少お釣り残しの作りで、今回が逆にギリギリの仕上げ。気性もまだ子供子供していて、馬群に入れないとぶっ飛んで行ってしまうんじゃないかと思ってしまうぐらい怖いところがあるのですが、体のスケール感は凄いし、とにかく追ってのキレがレベチ。
勝ち切れない位置や態勢であっても、きっちりと勝ち切る”強さ”があって、体型や走法からも距離が伸びて悪くなることはないはず。
馬券は、⑥-⑯から攻めたいところも、ともに関西馬だけに当日の状態チェックは必須。少しでも不安要素があれば、馬券資金は予算の5分の1だけにして、遊び馬券に切り替えます。
先行できる関東馬、ブレークアップやウインマイティーらを加えて、関東馬のボックスなんて買い目も作ったり…。
世知辛い今の時代、楽しいことっていったらもう競馬しかない!(そんなことない?!笑) 馬券が当たっても外れても、楽しかったと思える有馬記念にしたいですね!
年末ジャンボより有馬記念を! あ、ジャンボの発売はもう終了してましたわ💦
余談
ブレークアップはアルゼンチン共和国杯(サッカーW杯優勝国)。
サッカーはキャプテン翼で原作高橋”陽一”=黒岩”陽一”(ブレークアップ)。
サッカーの母国、英国は、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(エリザベス女王崩御)。勝ちの現種牡馬はノヴェリスト(ブレークアップ、ラストドラフト)。
1枠1番キズナ産駒の赤い糸(アカイイト)。8枠16番もキズナ産駒の強い絆(ディープボンド)。=デビューからこれまで同一騎手が騎乗(イクイノックス、エフフォーリア)
以上です😅
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