『里恋詩くて・・・熊野・高野』紀伊を愛した怒涛詩人さとちゃんを忘れない【341】2009/11/9~2009/11/11

さとちゃんがYahoo!ブログに書き残した詩や文章そしてさとちゃんの紀伊の山里の暮らしを愛する心を記憶するためにブログ『里恋詩くて・・・熊野・高野』の全記事(2935)にコメントをする

里恋詩くて11/11・ビナンカズラ

2009/11/11 里恋日記

庭山茶花の木に何時からかかずらが巻いている。石垣の上を這って伸びている。今赤い実がなっている。画材にと持参。ビナンカズラ(美男葛)というらしい。サネカズラともいうらしい。最近は、園芸にも植えられるとか。
そのかずらの粘液で整髪したので美男葛というと、(パソコン辞典しらべ。)

玉くしげ みむろの山の さなかづら
さ寝ずはつひに ありかつましじ
― 藤原鎌足 ―

藤原鎌足が詠んだ和歌は
万葉集に出てきます
万葉集とくれば
もしかしたら私のブログで
この歌を取り上げていないか
調べてみましたが…
残念…ありませんでした
詳しく解説しているサイトがありました
女性の歌への返歌なのですが
その相手とは…
興味がある方は…どうぞ
古典に親しむ

「万葉集を詠む」でやっていた遊びを
久しぶりにトライしてみようかな…
いつかは再開したいと思ってることだし
たまの更新となれば嬉しいし…

女性の寝屋に男性が通っていた時代
暗いうちに帰るのが礼儀だが
明るくなっても男は帰らない
あなたはいいでしょうが
私は噂が立つと困ります
みたいな歌を送る
玉くしげ覆(おほ)ふを安(やす)み開けていなば君が名はあれどわが名し惜しも
巻二(九三)
巻二(九四)
玉くしげ みむろの山の さなかづら
さ寝ずはつひに ありかつましじ

― 藤原鎌足 ―

老いたれば
君の下腹部
胸元の
温もり柔さ
手に感じたい

老いてなお
行きたい思い
そは何か
支配欲かも
残虐性かも



飛鳥を歩く②鬼のまないた鬼の雪隠

2009/11/10 畿内・里巡り

鬼のまな板・鬼の雪隠…ですか
まな板はまあまあ…ですが
雪隠には笑っちゃいます
如何に想像力を働かせたとはいえ
それは無いだろう…と私は思うが
その発想を良しとするお方もござろう
大きな遺跡は鬼さんのもの
都合がいい命名だ
時に鬼は…人間の敵にされる
さて…検索癖のある私だから
何故に雪隠…と一応検索した
が…諸説ありすぎて
説明するのも引用も面倒なので省略


里恋詩くて11/10・和泉葛城山

2009/11/09 里恋日記

ブログは艶やかに紅葉黄葉してゆく。やがて、霜がおりて、枯葉が舞う。そして、白い世界がやってくる。

今朝…京都は0度
何時もどおりの散歩で
というか水滴撮りに賀茂川に行くと
霜が降りていた
だから水滴は少なかった
凍っている水滴が一個あった
まだ白い世界にはなってないが…
確実に冬に向かっている
まだ晩秋的な気がするが
昔…京都でも
12月1日に雪が降ったのを覚えている
その時から比べると
いつまでも秋の続き的な感じ
霜が降りたら…冬でいいと思うけどね
やはり一面の銀世界にならないとね
冬って感じじゃ無い
銀世界ね…白じゃ無くて銀
厳密に言えば…銀じゃ無いけどね
スマホの温度表示は6度
外は日が照ってる
もう少し温かくなりそう

葉っぱの霜

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