高山~ある所長
2018/01/15
最初はYのシリーズの外伝としようとしたけど、それはやめます。
Yのシリーズ読んでない人には分かりにくい所もあるでしょうが、仕方ないなあです。
Yのシリーズを読んでくれとしか言えないですね。
しかし、Yによって一つの波が様々な形で起きたんですね。
その波に、ある意味乗った一人の人物の話しです。
僕は、トンネル業界に入って二十五年以上経ちます。
今は非常に良い状態で仕事をさせて貰ってます。
勿論不満は有りますが、何より作業員に恵まれましたね。
掘る方の作業員だけを坑夫と言うのは不公平な感じがするから、雑工をする人も坑夫と呼びますね。
僕は、今は管理職です。
大きい現場から、本当に小さい現場を入れて七つの現場を管理してます。
人数は七十人を超えてます。
正確には事務員、炊事婦さんを入れると正確には八十人を超えてます。
それを管理して、更に仕事を取ると言う営業してます。
相当忙しいと言うか、時間がバラバラです。
しかし、充実してます。
それでも時にと言うか、この頃凄く思うのが他の人生もあったのではです。
五十代を前に、それを思うと色々考えさせられます。
家庭の事情や、個人的事情等も有るのかも知れないです。
一つの仕事である程度まで行くと、多分誰もが考えるのかもです。
今回の主人公は、そういう人です。
元請けの所長ですね。
ここで簡単に元請けと下請けって説明しますが、元請けは役所や、時には個人から直接仕事を貰う人達です。
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