「織田作之助賞」受賞作家の小林長太郎と彼が残したブログ「負荷」と記事を忘れない為に〜#1

📋2005/2/25(金) の「このブログについて」から、2007/8/15(水)の「空蝉」という最後のエントリーまで、およそ2年半のあいだに1842本もの記事がアップロードされています。(「BUNGAKU@モダン日本」管理人 NONAJUNさんの記述から)
そして残念ながらYahoo!サービス終了以前にブログは削除されました
削除が危惧される中 「負荷」ファンの手で その一部が転載保存されています
わずかに残る記事をここで紹介します
また私が記録していた0コメント記事のタイトルから
私なりに作者と「負荷」について
考えてみたいと思います

💻転載保存された小林長太郎のブログ「負荷」の記事とコメント〜《 扇風機 》

2013/02/23 第2回 小林長太郎まつり
《 扇風機 》

 性欲の強い和田君(仮称)に関する噂にはとんでもないものがあった。

 本郷の彼の下宿を訪ねた者から漏れ聞いた話では、彼は都知事の「障子を破る小説」に誘発されて「扇風機を止める」曲芸を見せたらしい。

 いや、まさか、そんなことをしたら折れちゃうよね…、と本人を交え、カフェテリアで話していると、彼は突然調理場に乗り込み、換気扇の羽根を四枚ともへし折った。

 彼の勇姿(後姿と飛び散るプラスチック片の画像)は左翼系の壁新聞から海外に配信され、フィリピンの独立運動家のパフォーマンスとして再輸入・報道された。

                        (ないときゃっぷす)

「のびるねこ」http://www.youtube.com/watch?v=a-gW3RbJd8U

転載元: 負荷

コメント
無名居士
噂話だとは思うが
もしかしたらありえるかなと思わせる
扇風機を指で止められるか
案外男だったら一度や二度は経験あるんじゃないかな
私はけっこう珍しがり屋でアホだから
何でもやってみよう的な勢いでやることがある
それでいて臆病な小心者何だけど
人間は二面性を持ってるし矛盾した生き物と言えるから
その時々の状況に行動は左右され易い
扇風機を指で止められるかなどは些細なこと
しかし男の例の一物でとなると話は違ってくる
私のようなお調子者のアホだって絶対やりません
やったら痛いのは確実だけど
一物が固かったら
まさかチョン切れてしまう事は無いと思う
案外押し付けて羽を止めてしまうかもしれない
指で挑戦した時は音にビックリはしたが
思ったより痛くなかった記憶がある
この記事の和田くんのように
羽根を4枚ともへし折る芸当は出来ないにしても
一物で止められるかもしれないと思えて来た
そうなると武勇伝武勇伝デンデンのギャグになってしまうが…

ところで一物の話になると欠かせないのが飛ばし合いだが
ちょっと品が無くなるからやめた方が良さそう
障子を破るのなんざは軽すぎる話だ
今なら話題にもならないだろうに
2021/12/29

💻管理人の過去の投稿から①・・・小林長太郎さんのブログが消えました

第2回 小林長太郎まつり
2014/02/0913:42 

そろそろ・・・また
「小林長太郎まつり」の時期かな?・・・と
この書庫の記事のリンクから
「負荷」を訪問すると・・・
ブログが無くなっていました

そのことを知らない状態ですから
長い間訪問していなかったことになります
更新されなくなったブログを
存続させようというブログファンの願いから
「小林長太郎まつり」が始まりました

それを呼びかけられた方のブログを訪問してみました
ブログが削除されることを危惧され
ご自分のブログに記事を転載し
「負荷」別館という書庫をつくられていました
そして他の方にもその方法を呼び掛けておられました

その呼びかけに応えて
「負荷」別館をつくられているブログを紹介されていました
削除されたブログの記事のすべてではないでしょうが
そのかなりの作品を読むことが出来る
その記事にコメントすることもできる

縁あってまつりに参加して
文学の世界には縁がないのだけど
自分なりにコメントできるところにはコメントしようと
コメント0の記事をピックアップする作業を始めたりしました
記事がぼう大なだけに・・・その作業はけっこう大変でした

が・・・
それをどうにかやり上げて
そこでコメントを残していけばいいものを
その作業が終わったことで
このブログとの縁が切れてしまいました

それほど私には難しい内容の記事ばかりでしたから
でも気になって
そろそろ「まつり」の時期かな・・・っと
「負荷」のリンクをたどったのですが・・・

💻管理人の過去の投稿から②・・・ブログ「負荷」の0コメント記事~その1

コメント備忘録 2013/03/2817:24

「或いは何かを「書く」人間というのは、特別な存在であるという根拠の不在を贖う為に書いているのではないか。」

『特別な存在であるという根拠の不在』・・・メモしておこう
たしかに自分にも「特別な存在」とか
「何者か」とか
自分の存在を特別視しているところがある
そしてそれは・・・「根拠の不在」

さて
これまで0コメをチェックしてきた
かなり時間がかかったけど
やっと終わったと報告した
それでどうなるか・・・どうするかは未定だとも

その記録をアップしてみようと思った
たかが0コメの記録だが
記事が投稿された時間が分かる
膨大な内容の
膨大な数の記事
2013/3/28(木) 午後 5:16

そこから見えてくるものがあるはず
少なくとも私には
記事の内容以前に
ブログ主の力量と根気強さを
思い知ることになった

さればこそ


NONAJUNさんが呼びかける
「小林長太郎まつり」なんだ
さればこそ
さればこそ

さればこそ
まだ私がここにいる
何かが学べるかと
何かを学びたいと
さればこそ

ということで
0コメのデーターをアップしてみる
誰か目を通してくれるといい
誰か0コメを埋めてくれるといい
「まつり」を続ける人が現われるといい
2013/3/28(木) 午後 5:16

💻参考①〜「小林長太郎まつり」〜転載元: BUNGAKU@モダン日本

【謹告】第2回 小林長太郎まつりのお知らせ
2013/02/20 第2回 小林長太郎まつり

ブログも2度死ぬ
 人間は2度死ぬと言います。


 1度目は通常の意味あいにおける死です。

 意識は消滅し,肉体も滅びます。

 ただし,肉体が滅びた後も,その人間は遺された者の心の内に生き続けています。

 しかし,いずれ思い出してくれる者が誰もいなくなってしまうときがやってきます。

 これが2度目の死です。

 今度こそ人は,永遠の死を迎えます。

 2007年8月15日のエントリーを最後に,忽然と消息を絶ったブロガー小林長太郎さんも,すでに1度目の死を迎えてしまったのかもしれません。

 ブログ「負荷」は,迷惑なコメントが大量に書き込まれたまま放置されています。

 しかし小林長太郎さんは,私たちが想起する限り,「負荷」を訪問して記事を読み続けている限り,生き続けています。

 ブログも2度死ぬわけですが,「負荷」はまだ生きています。

第2回「小林長太郎まつり」開催のお知らせ
 「負荷」開設8周年を記念して,4年前の第1回に続き,2月22日(金)から開設日の24日(日)にかけて,「第2回小林長太郎まつり」を開催します。

 この期間,可能な範囲で「負荷」の記事を読んで頂き,懐かしい記事や初めて読む記事にできるだけ多くのコメントを残して下さい。

 気になる書庫の記事を読むもよし,古い記事から読むもよし,手当たり次第に読むもよし…です。

 難易度が高いのは,まだ誰もコメントを入れていない記事を探して,最初のコメントを入れることです。

 もしもそんな記事を見つけてコメントを入れることができたら,ぜひぜひ教えて下さい。

転載元: BUNGAKU@モダン日本

💻参考②〜小林長太郎について・・・転載元: BUNGAKU@モダン日本

はじめての訪問する人のために―小林長太郎さんについて
 小林長太郎(こばやし ちょうたろう)さんは,Yahoo!ブログ草創期に活躍した伝説的なブロガーです。

 Yahoo!IDがrrrdx928であることから、9月28日生まれの天秤座である可能性が高いと言われていますが,生年は不詳で本名も不詳です。

 石野岩雄(いしの いわお)名義でもホームページを開設しています。

 ブログを通してとても仲良くしてもらいましたが,いったいどんな人物なのか,いまだによくわかっていません。

 2005/2/24(木)に開設されたYahoo!ブログ「負荷」には、2005/2/25(金) の「このブログについて」から、2007/8/15(水)の「空蝉」という最後のエントリーまで、およそ2年半のあいだに1842本もの記事がアップロードされています。

 Yahoo!ブログ以外に開設されたホームページ等で,判明しているものは以下の通りです。

 ○石野岩雄非公式ホームページ(旧称:小林長太郎非公式ホームページ
 ○小林長太郎のとけて流れ出す(2005/02/27~2005/06/26/すでに閉鎖)
 ○元社会保険事務所長こそ退職金を返還せよ(旧称:小林長太郎の穴)
 ○Brain in a Blog
 ○文学の終焉(旧称:小林長太郎の何か)(2005年03月13日21時42分14秒~2007年07月03日23時29分18秒)
 ●小林長太郎無残(グリーンクリーンブログ/すでに閉鎖)

 作家しても活動歴もあって,第14回「織田作之助賞」(1997年) を 「夢の乳房」 で受賞しています。小林長太郎 / 夢の乳房(関西文學, 1998 No.000 復刊準備号)(1998, 関西文学会)

 中日新聞北陸本社主催の第13回 日本海文学大賞 第一次選考会結果(2002年)に「小林長太郎(同板橋区)」とあることから,ブロガーとして活躍していた2005年以降も東京に居を構えていた可能性が高いと思われます。

 掌編小説の代表作に「喪われた町」があります。

「小林長太郎」に関する未確認関連情報
 高浜虚子のひ孫にあたる『玉藻』副主宰の星野高士氏と面識があるようです。(「偉いってどういうことかね?」)

 「日本喘息患者会連絡会」の「加入団体一覧表 〔34都道府県46患者会〕」(平成15年8月6日現在)に、「はとぶえ会(患者会名) 東京 小林長太郎」とあります。

 「広島低肺友の会」の関連団体として「(賛)代々木病院はとぶえ会」の名前があり、そこに「会長 小林 長太郎」とあります。

 「明治42年の全国の自転車生産者」(竹内常善著「形成期のわが国自転車産業」より)に,「小林工場 自転車付属品・パイプ 本所区菊川町 小林長太郎 明治37年2月」というデータが残されています。職工数は8名です。

 新潟県新潟市南区白根に小林長太郎茶舗というお店があります。

 山形県東田川郡庄内町の『広報しょうない』(2007.5.20 No.45)に、庄内町西野在住の「小林長太郎」の訃報が掲載されています。2007年4月12日没。享年89歳です。

 高校時代のノートに富士見ロマン文庫の『カリギュラ』についてのコメントを書き散らしていたらしく,富士見ロマン文庫を愛読する思春期を過ごしたとご自分で書いています。『白い獣たち』なども好きだったとか。(Brain in a Blogの「業務連絡、業務連絡。」による)

 ↓↓↓「小林長太郎まつり」↓↓↓に参加して頂ける方は,ひとことコメントをお願い致します。

転載元: BUNGAKU@モダン日本
https://nonajun.hatenablog.com/

それぞれの『一握の砂』

管理人 無名居士(一郎)
ichiro73@softbank.ne.jp


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