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第3巻 374番歌〜作者 石上乙麻呂

雨降らば着むと思へる笠の山人にな着せそ濡れは漬つとも

あめふらば きむとおもへる かさのやま ひとになきせそ ぬれはひつとも

作者 石上乙麻呂

比叡山
厳かなりし
響きあり
元を辿れば
日枝という文字

作∶一郎
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雨降らば雨具を着るも甲斐もなし内から濡れる雨も笑えよ

昔なら一つ傘差し我濡れて連れを守るも今はつれなく

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