「織田作之助賞」受賞作家の小林長太郎と彼が残したブログ「負荷」と記事を忘れない為に〜#44
ブログ「負荷」には およそ2年半のあいだに1842本もの記事がアップロードされています
ブログにアクセス出来なくなったので
読むことがで出来るのは「負荷」読者の手によって残されたわずかな記事と
私が記録した未コメントの記事のタイトルだけ
このマガジンはそれらに出来るだけコメントしようという試みです
【参考】
第2回 小林長太郎まつり
https://manyo1000.blog.fc2.com/blog-category-7.html
BUNGAKU@モダン日本
https://nonajun.hatenablog.com
2005年05月10日
ソビエト第一章11
弟の名前は猿三郎と分かった
前に書かれていたかもしれぬが
私は名前を覚えるのが苦手
またこの小説には興味がないので
覚える気がない
ところで今回は弟がもう一人の兄
基地次郎を訪ねてきたのだ
この名前は覚えがある
どうやら話がこんがらがっていたのは
長男と次男…そして三男が居るのを理解してなかった
長男は蟹太郎…前回出前で登場した
一応行方不明ということになっている
三男の猿三郎が次兄を訪ねたのは
蟹太郎の妻と寝たこともあり
長男が離縁すると三男に言って出ていった
そこで三男は次兄を訪問して
義姉との結婚の許しを得に来た
許しを乞う相手が違うと弟をたしなめる
「猿三郎、お前は一体頭がどうにかしたのかい?」
当然の問いかけで終わる
名前を覚えようと思ったのは
蟹に猿が出てきて
真ん中が基地…とな
何だか意味深かなと思えた
義姉と寝たのは一度だけのようだし
三男はどうしてそうなったのかも覚えていない
なのにもう結婚話になるのか…分からない
分からなくて当たり前
とかく小説は不条理の世界が好き
コバチョウさんもかなり好きみたい
海辺のカフカ…村上春樹が好きなようだし
ここに来てやっと3人兄弟だと分かった
それで私の混乱の原因が分かった
やっとだが…
2005年05月09日
ソビエト第一章10
兄弟で軽蔑論争勃発
してたのしてないの…と
また妻との関係を責める兄
何をしていたのを見たのかと問う弟
兄はしまいに離縁するし
役所も辞めるから好きにしろと出ていく
弟はその前に勘定を払う
ラーメンを食べようとしてふと考える
兄が自分を殺すならいい機会だと
毒が入っているかもしれぬと疑う
ナルトを見ていると気を失ってしまった
って所で終わる
あれ?
兄の血は?
2005年05月08日
ソゴエト第一章9
ソゴエト…となっているが
そのままにしておく
今回は短い記事だ
一度目を通しただけで
話の展開は覚えた
出前の男は兄だった
その出前をどうするかと兄は問う
食べますと答えると
心配でノドも通らぬと言ったな…と責める
馬鹿げた問答のあとに兄は
妻と弟の不倫を問い詰める
その兄の袖から
血が滴っている
弟はそれに気付くが
兄は弟に…お前は俺を軽蔑していた
と責める所で終わる
またまた…何じゃこりゃ…の展開
にしても…昔のラジオ体操や
イチゴケーキの話が出て来る
必要な話なのか…と思う
兄弟の子ども時分の関係性の説明に
必要なエピソードなのか
さあ…袖から流れる血は?